第三十三章
最終戦争に向けてどちらの陣営も動きが活発となってきた。
プロトは確信していた。先の戦いでアルクトゥールスが負けたのはAIを搭載したGAIASによるものだと。これに対し技術開発のラーミアも同じ意見だった。そして彼女から提案が行われた。
それはこういうものだった。
AIとは言え精度を欠けば性能も発揮できない。こちらの陣営にはAIはないが前回の戦いでは弾幕に対し初め帝国は有効策を打てなかった。となれば物量で勝ってしまうのがもっとも効果的な策だろう。というものだった。
ラーミアは説明を続けた。
帝国に付く側は精々三カ国程度、対してこちらは同盟国だけで多数。となれば財力的にはこちらに武がある。大量のオートマトンを製造し戦場に投じることが出来れば相手にとってこれほど怖いものはないだろう。
プロトは納得した。
しかしそんなものを直ぐに用意できたものだろうか。この杞憂はすぐに解消した。
オートマトンなどの技術で世界的トップを走る技術国ファーマルハウトが同盟国にいたのだ。
彼らはすでに大量のオートマトンを所有していた。
その活用方法は海上貿易などの海賊対策から街の治安維持まで幅広く活用していたのだ。
彼らに連絡をつけるべくプロトは準備に入った。と言っても電話をかけるだけであるが。
フォーマルハウトの国主はサダルメリクという男だった。この国は海上貿易で栄えた国で200年ほど前にアガティールから支配を受けた歴史を持っていた。その際にあらゆる権利を奪われいろいろとアガティールに対し私怨を持った国だった。
サダルメリクはプロトの話に二つ返事で同意した。
しかし注意してほしいことがあるといった。
オートマトンは本来戦争に使われることを想定していない。火器を乗せ戦場を歩かせるというのなら流れ弾や暴走には気を付けてほしい。とプロトに忠告した。プロトはそれに対し心配には及ばない。元々火器支援など当てにしていないしAIの処理落ちを狙った物量戦だと伝えた。それは有る意味的を射ていた。
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霊界と話すようになってから色々なことを霊から聞くようになった。今更だが衆生から聞いているとも言っても同じことである。
「納豆」という単語をよく聞くかと思ったら一切ある時から聞かなくなった。それは去勢手術を終えた辺りからである。納豆という意味は高級な意味として霊界で使われているし覚者にも同様に使われる。
その高級な意味は女性のことばかり考える頭の処理のことを言う。豆は女性の陰部を現しこれを納めるわけだからこの意である。納めることはつまり人は霊と好む好まざるを得ず関わりを持っていてその霊の威を借りたり処理させたりする際に動く脳の処理のことを言う。つまり納めるとは霊界の情報を脳の処理として打ち消すことをいうのである。日本ぐらいであるとも言われることがある。なるほど確かに納豆などを食べるのは日本だけである。そして女性への態度が一段と特殊なのも日本だけである。そういった意味から納豆と言う言葉が霊界で使われているのだ。まあ日本は昔から隣国とも積極的に関わろうとしないし潔癖で自分たちだけ正しいと思っている。しかしあることが正しいというのは対峙する人にとっては正しくないのである。だから正しい正しくないで世界と対峙することをやめるべきである。
まあそれでも天皇がいることは一番大きい。ただあそこの天皇には有るときから霊が付いていない。それは天皇が象徴となった時である。元々天皇はモドキによって代替物を提供し経済を回すという霊的役割があった。しかし今は象徴となり別の王が役割を担っている。それは釈迦である。彼は死んだ後日本霊に招かれ現在裏天皇をやっているわけである。彼のことは基本誰も知らない。これこそが一番効率的な秘技であり霊の業である。意識の調整が入り人は動態論によって裏天皇に支配されている。これだけである。




