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おっさん底辺治癒士と愛娘の辺境ライフ 〜中年男が回復スキルに覚醒して、英雄へ成り上がる〜  作者: 飯田栄静@市村鉄之助
六章

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89「エンジーの気持ち」①





 エンジーは、用意してもらった自室に戻りベッドの上で悶絶していた。


「ぼ、僕はどうして……っ!」


 足をばたばたさせて、枕の顔を埋めている。

 そんなエンジーをラウレンツが冷ややかな目で見ていた。


「……エンジー、お前は学生じゃないんだから」

「だってだって! ミナ先輩と手を繋いであんな気持ちいいことに……」

「気持ちいい? エンジー……お前、どういうことだ?」

「う、うん。魔力の循環がとっても気持ちよくて、まるでミナ先輩とひとつに溶け合っているって言うか、刺激が強くて……」

「ああ、だから鼻血を出して倒れたのか」

「え!? 僕、鼻血出して倒れたの!?」

「恍惚とした顔もしていたぞ」

「それじゃあただの変態じゃない!」

「……私は変態だと思っていた」

「酷いよ!」


 付き合いの長い親友であるラウレンツを相手にすると、エンジーの態度もいつもより気安い。

 ふたりの培った時間の長さゆえだ。


「ミナ先輩とみんなの前でそんな失態をしたなんて……僕、明日からどんな顔をすればいいの?」

「いつも通りで構わないだろう。何を今更」

「だから酷いよぉ」

「レダ先生も、ミナさんたちも気にしないさ。そういう方々だ」

「そうだね」


 よろよろとベッドから起き上がったエンジーに、一緒に飲もうとしていたワインを飲む支度をラウレンツが始めた。

 グラスにワインを注ぎ、エンジーに手渡す。


「エンジーが結界術を覚えたことに乾杯」

「ありがとう、乾杯」


 グラスを掲げてワインを飲む。

 芳醇な香りと味が心地良い。


「ところで、エンジー。ひとつ聞きたいことがあるんだが」

「どうしたの?」

「その、なんだ。お前は、ミナさんに恋しているのか?」


 ラウレンツの質問に、エンジーは思い切り咽せた。







 2月の頭からウイルス性胃腸炎によりずっと伏せっておりました。更新できず申し訳ございません。


 エンジー恋愛イベント始まりました!


 双葉社モンスターコミックス様より「おっさん底辺治癒士と愛娘の辺境ライフ~中年男が回復スキルに覚醒して、英雄へ成り上がる~」の最新15巻が発売となりました!

 1巻〜14巻も何卒よろしくお願いいたします!


 :コミカライズ最新話が更新されております!


 3月には16巻も発売いたします!

 ぜひ応援していただけますと嬉しいです!

挿絵(By みてみん)

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「……ラウレンツ、お前は学生じゃないんだから」 ラウレンツのセリフなのにラウレンツ(´・ω・`)?
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