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6-4


 翌日、紅の真竜が指定した時間に、俺は同じ場所の平原に立っていた。

この場には、レスカたちの他にヒビキとジニーしかおらず、他の町人たちは、町の避難所に避難している。


 既にレスカが連れて行かれると確信した町の人からそれぞれ別れの挨拶を貰っていたレスカだが、その挨拶を俺は全て無駄にするつもりだ。

 腰には、駐在所に補充されたばかりの長剣を下げ、ベルトにヒビキから貰った防火のお守りが揺れている。


「来たか」


 俺が見上げれば、頭上を飛翔する紅の真竜が俺たちの前に舞い降りてきた。


『小僧、問おう。貴様の答えを』

「挑ませてもらうぞ! 全部を奪わせない!」

『ならば約束通り、我に一撃を入れてみることだな!』


その言葉のやり取りの後、どちらも沈黙し、俺はゆるりと長剣を引き抜く。

 そして、大きく息を吸い込む紅の真竜に対して俺は一気に駆け出す。


「はぁ――《マテリアボディ》、《デミ・マテリアーム》!」


 貯蔵された養分を魔力に急速変換し、体内を超高濃度の魔力で満たし更に、両腕と両足

の部分的な箇所に半物質化した魔力の鎧が現れ、両手で構えた剣先まで魔力で覆う。


「はぁぁぁっ!?」

『遅いわ!』


 地面を蹴って駆け出した直後、炎のブレスが放たれ、俺の体は飲まれてしまう。

 レスカが何かを叫んでいるように聞こえるが、轟轟と燃え盛る炎が煩くて聞こえない。

 超高濃度の魔力で強化した肉体は、体内から裂け、血を噴き出し、その血が炎に炙られて蒸発し、半物質化した魔力の籠手が軋みを上げる。

 体の至るところが火傷と再生を繰り返し、炭化した皮膚表面が剥げて、その下から新しい皮膚が再び炙られる。

 神経を焼かれる痛みに気が狂いそうになるが、【頑健】の加護で耐える。

 それでも少しでも温度の低いところを体が求め、地面に倒れ、地面と接している面だけが冷たく感じ、炎のブレスを耐える。


 そして――


『ふん。口ほどにもない。所詮、人間は人間だったのだな』

「コータスさん!」

『さぁ、暗竜の幼子よ。その人間と家畜を連れて帰るぞ』


 既に決着を着けたと判断した紅の真竜だが、俺はその場でゆっくりと立ち上がる。


「昨日、今までを振り返って【頑健】の加護を理解することができた」


 体の表面がボロボロと剥がれ落ち、真新しい皮膚が覗く。

 体のヒビキの防火のお守りのお陰か、腰回りの衣服は比較的無事だが、上半身は裸だ。手に持っていた鉄の剣も溶けて無くなっている。

 だが、禁術で裂け、炎で焼かれた体は、次第に再生していき、立ち上がる俺の姿を見て、紅の真竜はぎょっとした目を向ける。


『貴様、何故生きていられる!』

「生き延びるために全力を出しただけだ」

『ならば、もう一度炎で燃やし尽くしてくれるわ!』


 再び息を吸い込み、炎を吐き出す真竜。

 だが俺は、両腕を前に突き出し、魔力を込める。

 それは、両腕を覆う魔力の鎧が現れ次に、手の平から広がるようにして巨大な大楯が生まれ、炎を防いでいく。

 体を覆うほどの大楯の隙を埋めるように押し寄せる熱気に俺の体は適応する。


「【頑健】の加護は、確かに怪我がし辛くなり、治りが早くなる。そして、食べた物の養分を体に溜め込むことができる」

『貴様、何の話をしているのだ』

「だが、それは、生き延びるための力で本来の【頑健】は更に一歩進んだ、どうしようもないことを乗り越えるために変化を引き起こす加護なんだよ」


 俺の体は、何度かの禁術を繰り返したことで耐えうる強度を獲得した、そして一度目の炎のブレスを生き延び、耐熱性を得た。


『変化を生み出すだと?』


 俺は、炎を防ぎ切った半物質化した魔力の大楯を消し、何かを握り締めるように構える。


「脅威に晒されて生き延びた人間は、その脅威に適応するための力を得る!」


 そして、肉体の変化だけではない。人間には、魔法や闘気という戦う力があり、それが脅威に刃が立たない時に、生き延びるために突然変異を引き起こす。


人はそれを――【固有魔法】と呼ぶ。


 俺は、両手に魔力を集中させる。

 相手の体に魔力を叩き込む《練魔》と要領は同じだ。一か所に魔力を集中させる。後は、自身の想像力によって、集めた魔力に変化を齎す。


「――はぁぁぁぁっ!」


 半透明な青白い武器の影を握り、俺は駆け出す。

 炎の中で生き延びるために費やした魔力が尽きる前に、紅の真竜に一撃を入れる。

 だが――


『愚かな。あの炎が我の本気だとでも?』


 三度放たれる炎。だが、その色は、今までの赤では無く青。蒼炎のブレスである。

 咄嗟に、魔力の剣で切り裂こうとするも押しよせるブレスに剣が耐え切れずに手の中で消え、魔力の大楯を再構成して受け止めるが、すぐさま大楯が軋み、悲鳴を上げ始める。

 押し寄せる熱気は、先程までの比ではなく、獲得した耐熱性を上回り、肉体が焼けていく。


『一夜にして一国を滅ぼす炎があの程度だとでも? 生き残るたびに炎を防ぐ力を身に付けると言うのなら、生き残ることなど叶わぬ炎をどうやって耐える!』


 更に吐き出される蒼炎のブレスに押され、押し返される。

 魔力の大楯が罅から炎が入り込み、俺の体を嘗めるように触れるだけで体が炭化する。


 そして俺が選んだのは――


「――うぉぉぉぉっ!」

『まだ立ち向かうか! 小僧!』


 俺は、魔力の大楯を構えたままブレスに逆らうように駆け出す。

 動く度に揺れる大楯の端に体が掠め、黒く炭化しては再生する体を無視し一気に近寄り、跳躍する。


『なん、だと……』

「認めろ! 俺の力を!」


 俺は、魔力の大楯を振り回し、そのまま鈍器として紅の真竜の頭部に叩き付ける。

 ブレスを止めて、首を避けようとしたが、自身の頭に生える残った角の根元に大楯が当たり、角が圧し折れ、空中を回転する。


「――ぐっ!?」


 握っていた魔力の大楯は、青白い破片となって崩れ、空気に溶けていく。

 破れかぶれに近い一撃を終えた俺は、肩から地面に落ち、全てを出し尽くした反動で仰向けのまま動けない。

ただ直後に何かがサクッと地面に突き刺さる音が聞こえた。


『貴様の力を認めよう。一瞬でも我の力を凌駕した』


 喜びの声を上げたいが上げる力は残っておらず、俺の状態に気が付いたレスカが小さな悲鳴を上げる。


『だが、その体を見て、暗竜の幼子を預ける気にはなれんな』

「コータスさん、コータスさん!」


 朦朧とする意識の中で、俺はレスカたちの声を聞いている。

 ヒビキは、治癒魔法でも使おうとしているのか、小さな傷は塞がるが、体の中に蓄えられた養分を絞り尽くした俺は、今は傷を治す力はない。


【頑健】の加護は、脅威を乗り越えるために自身進化する加護。

 だが、それを支える根底にあるのは、養分。それが尽きれば、どのような生き物も死ぬ。だからこそ、養分貯蔵の内包加護があるが、生き延び、戦うための魔力に変換し、自己崩壊と炎のブレスで傷付いた体を癒すため使い、もう残っていない。


 ジニーも直接、傷薬を体に掛けているが、そもそも回復するだけの余力がないために効果は見られない。


『その状態で例え生き延びたとしても暗竜の幼子は守れまい』

「なら、お願いです! コータスさんを助けて下さい! 竜の血はどのような病や傷をも癒すと聞きます!」

『そのようなことは、約束にはない。それに、その男が死のうが、生きようが我に取ってどうでもいい。むしろ、生物は死ぬことを暗竜の幼子に教えるいい機会だ』

『キュイキュイ!』


 俺の体にしがみ付き、鳴き声を上げる暗竜の雛。


「レスカちゃん、ヤバイよ! コータスの呼吸がどんどん浅くなってる!」

「なにか、方法が助ける方法があるはずです」


 朦朧とする意識の中でレスカたちの声は聞こえる。

【頑健】の加護で辛うじて一命だけは留めているが、そう長くは続かないだろう。


『よもや、その暗竜の幼子から血を捻り出すなどと言うことはあるまいな。そのようなことをすれば、我だけではなく、真竜全てが貴様らを滅ぼすぞ』

「あたしたちを見くびるな! 絶対に助ける方法を見つかる!」

「絶対に助けます。コータスさんを死なせはしません」


 ジニーが紅の真竜に食ってかかるが、その後に俺を助ける方法を探しているようだが、見つからない。

 次第に意識が遠退き、体の端から徐々に冷えていく感覚を覚える。

 今まで何度か、大怪我や死にそうになった記憶はあるが、本当に死にそうになる感覚を味わうとは思わなかった。


「何か、竜の血以上に再生能力のあるものは……あっ! ヒビキさん! 無限の鞄に預けたトレントフルーツ!」

「分かったわ。ちょっと待って!」


 ヒビキの無限の鞄からごそごそとトレントフルーツを取り出したのか、レスカに手渡す。


「コータスさん! これを食べて下さい! 食べて怪我を治して!」


 トレントフルーツ。一個食べれば一週間不眠不休で働けるほどの栄養を持つ果物だ。これ一個食べれば、確かに体を癒すのに必要な栄養を一度に摂取できるだろう。

 だが、駄目だ。体は硬直して顎が開かず、噛む力もでないために食べられない。


「ちょ、レスカ!?」

「レスカ姉ちゃん!?」


 直後、驚いたような声が響くと、なにか柔らかいものが唇に押し付けられる。

 炎に炙られ、水分の抜けたカサカサの唇がぬるりとした物にこじ開けられ、強引に口の中に流し込まれる。

 そのまま奥に押し込まれた甘いドロリとした物を飲み込み、胃の奥に落としていく。


 直後――カッと体の奥が熱くなり、それに合わせて少しずつ体が癒えていく。

 大きな傷が塞がり、血が増産され、皮膚が新しく生まれ変わり始める。それでも不足する養分を体が強く求め、再び柔らかいものが押し付けられると、それから流し込まれたことを本能的に感じ取り強く舌が求め、柔らかいものの中から奪い取ると、今回はすぐに離れてしまった。


「な、なな、何するんだ!」

「な、何って?」


 目を覚ました俺が見た物は、顔を真っ赤にして潤んだ瞳をこちらに向けるレスカと齧り掛けのトレントフルーツ。

レスカの唇の端には、唾液が糸を引いており、それを隠すように服の袖で口元を隠す。

 そして、押し付けられた柔らかい物の正体を理解し、俺もカッと顔が熱くなる。


「ここ、これは、その人命救助! そう、薬になり得る果物の経口摂取の補助です!」

「そ、その、ごめん。なんか色々すまなかった」


 軽いパニックになっているレスカになんて声を掛けていいのか分からず、互いに視線を合わせられない。

 レスカが流し込みやすいように噛み砕いたトレントフルーツを口移しによって、俺に食べさせ、その後――と考えて顔から火が噴きそうに暑くなる。

 そんな俺とレスカの様子を見かねたヒビキが声を掛けてくる。


「はいはい。コータス。何時までそんな姿でいるの」

「コータス兄ちゃん……スケベ」


 ヒビキから受け取ったローブを羽織って肌を隠すと、ジニーからの白い目を向けられて心が痛い。。


「ほら、レスカも落ち着いて。とりあえず、回復したんなら後は、トレントフルーツを自力で食べられるでしょ?」


 そう言って、レスカの持つ齧り掛けのトレントフルーツを受け渡され、俺はそれを食べ体の中に栄養を行き渡させる。

 だが、その傷の再生速度は、今までの比べ物にならないほど早くなっていた。


「【頑健】の加護の再生能力は更に上がっている?」

『貴様の言う【頑健】の加護による変化であろうな。大きな傷と死の淵を体験したためにそれに適応するために今度は、耐熱性とは別で再生能力が進化したのか』


【頑健】の加護の一端を見た気がしたが、どこまで自分は強くなるのか、進化するのか、その先が気になるが、怖くもある。

 俺は、最後には人のままでいられるのだろうか……

 だが、その前に――


「紅の真竜……約束は果たしてもらうぞ」

『分かっておる、不遜な人間よ。真竜に刃向かうなど、何百年ぶりだ。お主を暗竜の幼子の親と認めよう』

「ってちょっと待て! 俺が問題視していたのは、レスカとリスティーブルを連れていくことだ! 流石に、暗竜の雛は、真竜族の里で育てないのか!?」

『お主らの寿命を考えれば、たかだか数十年だろう。その程度は竜の寿命で言えば、ほんの僅かな時だ。その時にお主らのような愉快な人間と交わるのもまた経験だ』


 人間の言葉では、留学ともいうのか、とボケたことを言う紅の真竜を半目で睨む。

 おいおい、そんな考えでいいのか長命種族、と内心ツッコミを入れる。


『それに長い真竜の歴史の中で人間に育てられた竜も存在する。竜を育てし者たちは、真竜たちの出した試練に打ち勝ち、認められた。それは何時しか竜たちの掟にもなった。故に貴様は、正式な竜の保護者だ』


 俺は、そう宣言され、なんだか達成したやら疲れたような感じがして脱力する。

 そんな俺が無事であることを喜ぶ暗竜の雛は、俺の体に突撃してくる。


『では、貴様と契約を結ぶとするか。我が名は、アラドだ。貴様の名はなんだ?』

「名前? 俺の名は、コータス・リバティンだ。ってアラド?」


 聞き覚えのある名前、この竜を崇める国であるアラド王国の国名と同じ。

 なら、目の前の紅の真竜は、王祖と契約した真竜と言うことになる。


「まさか、王祖と契約した真竜だったのか?」

『懐かしい奴のことを言うな。数百年前の話だ。それより契約をする――真竜族火竜・アラドがコータス・リバティンを竜の保護者と認め、暗竜の幼子・チェルナを預ける。これにてアラドとコータスとの間に親と子の契約を結ぶ』


 紅の真竜・アラドは、歌うような咆哮を上げ、それが訳された思念が俺たちの頭に響く。

 そして、俺とアラドの体に赤い魔力の繋がりが生まれ、スッとその繋がりが見えなくなる。


『これで我が親。貴様が子の関係となった。親は、コータスの身元を保証し、正式に真竜の間では暗竜の幼子・チェルナを育てることを認められる』

「そうなのか」

『そして貴様は、その魔力の繋がりで我に念話を送ることができ、我は必要に応じて貴様に力を貸す。だが、対価は貰うぞ。そうだな、酒樽五つと大皿の料理が十で手を打とう』

「随分、即物的な対価だな。それに今考えただろ」

『ふん。貴様のような小僧に金銀財宝など集るほど落ちぶれておらん。それにそう頻繁に呼ばれたら敵わんからな。無理ではないが面倒な範囲だ』


 暗竜の雛・チェルナと名付けられ、難しい話を嫌がったのか、早速レスカたちの方に飛んでいき、女の子三人に囲まれて、嬉しそうにしている。


「それよりチェルナって、女の子?」

『何をいまさら。可愛らしい女子であろう?』


 竜の表情はよく分からないが、ニヤリと笑ったように見える。

 確かに暗竜の雛は可愛いが、性別まで気が回らなかった。


『ある程度の歳。そうだなぁ、あと五十年くらいしたら反抗期に入る。その時を覚悟するがいい』

「なんとも気の長い忠告だが、分かった」


 俺は、立ち上がり体の調子を確かめる。

 あり得ないくらいに体の調子がいい。まるで一度生まれ変わったような気分と充足感を覚える。


『なら、我はもう行こう。時折、チェルナの様子を見に来る。それと我の角を折った貴様への褒美にその角をやろう。さらばだ!』


 そう言って飛び立つ真竜・アラドは、嵐のように去って行った。

 レスカとリスティーブルを守り、ついでに竜の保護者としての役割を貰った俺は、とりあえずの平穏を得た。



【魔物図鑑】


 真竜族

 全ての生物の頂点の位置する強さを持つ魔物。

 力ある生き物や魔法を使う生き物、大本になった生物から逸脱した生物を魔物と定義するが、場所や国によっては、聖獣や神の御使いなどとされることもある。

 歴史上、人間に介入し、誰かを助けることもあれば、一国を滅ぼすこともある存在だが、その行動には必ず理由があり、非常に理知的であるが、独自の価値観を有している。

 非常に強靭な肉体と魔法を使う力などがあるために不用意に近づけば、死んでしまう。

 また、長寿であるために生態観察などすることは困難であり、その暮らし方や独自の文化などはまだまだ謎のままである。

 真竜族は、火竜、水竜、風竜、土竜、光竜、暗竜の六種族に分かれてそれぞれのコミュニティーを形成しているとされているが、そのどの場所も人間が到達・生存が困難な場所であるとされている。

 魔物としての強さはSSオーバーエスとされているが、基本的に未知数であるために具体的な討伐基準は判明していない。

 強靭な肉体と魔法を扱う能力の高さからその全身は、有用素材の塊であると言われており、竜の血は強力な再生能力を持つと言われている。

 人間と真竜が契約する事例が過去に幾度か確認されており、その際に独自の契約魔法を行使するためにもはや魔物と言うよりも竜の形をした人種という学説も存在するが、未だに解明されていない。

 確認されている個体は、風竜と地竜が多く、次いで火竜、水竜、光竜。そして、最も確認個体数が少ないのが暗竜である。


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