表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/37

至って普通な空の旅

10 至って普通な空の旅


まなみの飛行機は、無事に離陸した。

この池球は、地球とは違う大きさで、大坂から東共までで1日、大坂からロザンゼルズまでで約3日かかる。

「ひまやー!」

「トランプでもしますか?」

なので航空会社の大企業などは、機内にカラオケ、ボーリング場、温泉、図書館などを設置したりして争っている。

だが、これは自家用飛行機だ。ボーリング場はもちろん、温泉などあるわけない。

と、ルーは思っていた。

「よければボーリングでもしますか?それか、うちから持ってきた湧き水で温泉気分にでもなりますか?」

「 あるんかーーーい!!」

ボーリング場はなくともボーリングはできる。温泉はなくとも温泉もどきならある。どんだけ金持ちやねんまなみは。

「いや、トランプでいいわ。片付けんのめんどそうやし。」

「そうですね。」

そういえばバナナとかなにしてんやろ。後ろの席を見てみる。……いない。なんとなく前の方から声が聞こえるような気がする。運転席にいるんか。キャンディーの声も聞こえてきた。

あの第二成生しかけの秋白犬は、キャンディーという名前でまなみの執事だった。

「……ババ抜きでもやりましょう。」

「やろか〜。最初はグー、じゃんけんぽん」

まなみが先行だ。


二人はババ抜きをやり始めた。


→→♪→→♪→→♪→→♪→→♪→→♪→→♪→→♪

「じゃあこの飛行機ってキャンディーが作ったの?」

「はい。ちょろいもんですよ」

「うっわ〜かっこいー!!バナナもこんな大っきな飛行機作れるようになりたいなー!」

「いつでも教えてあげますよ。」

バナナとキャンディーは機械の話でもりあがっていた。今この飛行機を運転しているのは……なんとアップルだった。


う……なんでこんなことに……この飛行機やたら重いし……バナナとキャンディー盛り上がりすぎだよー!!キャンディーちゃんと運転しろよ!


キャンディーがハンドルを離したせいで一瞬飛行機が落ちかけたのだ。


もしかして……ずっと運転しとかなあかん感じ?


→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→

「もう一回!!まなみ強すぎや!一回ぐらい勝たせてよ!」

ルーは4回中全敗していた。

「私には勝てませんよ!……あ、その前にそろそろご飯の時間じゃありませんか?」

「もう7時か、早いなー!」

「ごはん持ってくるんで待っててください。」

「じゃあうちはバナナとアップル呼んでくるわ。」

「お願いします。」

ルーは運転席の扉を開けた。

「……はぁ?」

バナナとキャンディーがお菓子を食べながら話をしている。その横に必死になって運転しているアップルの姿があった。

「なにやってん⁈」

「うわっ!あっ!おっ、おじょうさまには内緒ですよ!!」

「ほんなら内緒にしとくわ。……ってそんなわけないやろ!」


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

「はい、反省しております。」

「ごめんなさい。」

二人はまなみにこっぴどくしかられた。


「おやすみ~」

そのあとは何事もなく寝る時間がきた。運転席以外の明かりを消して、真っ暗になる。

「明日は何かがおこりますように。」

ハプニング大好きなバナナが祈った。


全く反省してないじゃないですか!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ