今より少し前のお話
不定期なうえに短めですがご了承ください(>_<)
「なあ、翔太はもう高校決まってんのか?」
季節は冬。大体の生徒が志望校を決め、その学校専用の試験対策問題を解き始めるころ
「いや、何にも決まってねぇや・・・。正直高校とかめんどくせーだけだしよ。」
隣にいた友達はうんざりした顔で答える
「たっく、またそれかよ。しょうたはなんでもめんどくさい。めんどくさい。って後回しにする癖があんだから。」
まあ、本当は全く考えていないだけではない
っつっても、まあいつも一緒にいる幼馴染の
「翔君は私と同じところに行くんですよね?」
そうそうこいつこいつ
そう言って笑いながらしゃべりかけてきたのは幼馴染の菅野宮夏海。
家が隣で、昔から親同士の中もよく、お互いの家に泊まりに行ったりお風呂にいっしょに入ったりもよくしていた・・・昔はな!
「まあ、どうせどこに行こうかも考えてないし、夏とだったら安心だしな。」
するとさっきまで話していた男子が
「ひゅーひゅー!熱いねお二人さん!」
やっぱりからかってきた
「うっせ。」
ま、いつものことなので軽く流す
そしてそのあと夏と少し話をしていた
「なあ、夏ってどこの高校に行くつもりなんだ?」
夏は少し怪訝な顔をして答える
「あれ?言ってませんでしたっけ?」
「いや、まてよ。聞いたかもしれんなぁ。」
「私は翔君には言ったはずですよ?」
んーー・・・思い出せないな
「なんて学校だっけ?」
「もう。昔から翔君は関心のないことはすぐ忘れるんですからっ!」
「ごめんごめん。で?」
「大崎学園ですよ!」
大崎学園・・・
これが今の俺たちのハチャメチャな学園生活と飛び込む扉だった------------------
まあ、序章って感じです!
もし書き方で変なとことかあったら感想にてご指摘くださいませ(^_^;)