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新たな生活

「ここは………」


辺りを見回す、周りは光沢のある何かが見えるだけの世界、上を見上げると空が見えるどうやら何処かの大陸のようだ。

「とりあえず、生きてて良かった。」

あの時、俺は油断していた。

龍の頭までいった空間を閉じたその時。


ドカ!!!

何かが俺の体にその衝撃により、俺の体は龍の頭と一緒に何処かに飛ばされた。まぁいまはこうして生きているいるみたいだが、ここはいったい何処なんだが。

「第一この金ピカな物体はなんなんだ。」|

「そいつは壊れた機械のスクラップさ、まぁお前に言っても分からないと思うが。」

不意をつかれて体がビクッとふるえる。

「全く、いつもいつもビクッと震えるその体どうにかならないのかねぇ。」

「あんたは誰だ、ここは何処だ、何故俺を知っている。」

「んー、どうこたえっけな………、んー・とりあえずここはお前がいた世界のなれのはてだ。」

「俺の世界のなれのはて?いったいどうゆう意味だ。と言うか他の質問の回答は。」

「んー何処から説明したら良いのか、そうだなとりあえずこれ見たことある。」

俺と面識があると思われる(俺は全く知らない。)人が指した方向には、白く丸みをおびた物体が見える、勿論全く知らない、強いて言えば、真ん中に折られた後があるのが気になるぐらいだ。

「これはパラポラアンテナって言ってな、この年からざっと千五百年ぐらい前までの人物は知ってるんだ。」|

「パラポラアンテナ?今から千五百年前?話が見えて来ないぞ。」

「お前が開けた空間はただの空間じゃないってことだな。」

「だから何でお前は俺のことを知っている。」

「この年代では知らない奴はいないぞ、何せ、世界を変えた人物だからな。」

「俺が…世界を変えた?」

「そう、お前が世界を変えた、お前の能力、お前の思考、そしてお前が巻き込まれたゲームが、お前の全て、及び世界の全てを変えた。」

「お前はいったい…」

「時期に分かるさ。」

その男の声は何故かは知らないが、俺を納得させる何かを持っていた。

「とりあえず、町に向かうか。ここにいてもなにも起きない。」

そういって目の前の男は俺の目の前で空間を斬って見せた。

「普通、空間移動ってのわな同じ時間軸で行われるもんなんだよ、だから空間には移動する景色が見えるんだが。」一旦間をとって。

「お前が来たときの空間はへんてこな色してだろ?あれは時空間の移動の時生じるんだ、ちゃんと練習しないとお前みたいに無茶苦茶な所に行く。」

「まるで経験者みたいな口ぶりだな。」

「タイプが一緒なんだ、頭髪見れば分かるだろ。」

確に同じ色をしている。

「それじゃあ、元の世界に俺を戻せるか。」

「戻せるには、戻せるが……」

「何だ。」

「ゲームで生き残りたいなら、自分で鍛えたほうが良いんじゃないのか。いろいろと覚えて帰った方が便利だぞ。俺が教えてやるからよ。」

「いいのか?」

「その代わり一つ頼みごとを聞いちゃくれないか。」

「俺に出来ることならな。」

「大丈夫、お前しか出来ないことだ、それじゃあ少しの間よろしくな、ザック。」

「………何で俺のこと知ってるんだ。」|

「いつか分かるときが来るさ。」

「あんたの名前は。」

「ノイルだ。短い間だと思うがよろしくな」




「どうした?そんなにおかしな名前だったか?」

「いや…ちょっとな。」

偶然だよな、あぁ多分偶然に違いない。

「結構良い名前だと思っているんだがな。」

「本当に何でも、ないんだ、よろしくなノイルさん。」

こうして、俺の新たな生活が始まった。

引き続き次話に期待を…

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