表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/24

討伐開始

罠造りを初めてから五日目・・・

「こいつでよしと。」

細長い銀状な器のようなものに薬草のようなものを液体と一緒に詰め作業は終わった。

「やれやれ最後の一つが煙草とは、この戦いは敗けと見えるわい。」

「ずいぶん遅い、おかえりだなじいさん、いったい何してたんだ。」

「な〜に、お前が死んだときの候補を探してただけじゃよ。」

「そいつは結構なこった。」ザックは淡々と答える。

「それでいついくんじゃ。」

「今日の夕方から。」

「先に言っておくが、死にそうになったらいつでも契約していいんじゃぞ。」

「ふん、そんな力を借りなくても勝ってやるよ。」

「楽しみまっておるぞ、お前が大声で契約と叫ぶのを。」




その日の夕方カッツ村近くの森にて、

「来たか、馬鹿なバスターが。」

周囲に他のバスターがいるか考える。一人だけか、これじゃあ簡単に殺れちまうな。少し遊んでやるか。

高度を上昇してバスターの付近に来たら一気に急降下する。その反動で周囲に風を起こしバスターの目の前に出たときは。

ブワッと強風が吹き。当たりの物が大抵は吹き飛ぶ。

「ほぉこの風圧に耐えられるとは少しは出来るようだな。」

格好からして神力重視のバスターだろうな、恐らく俺がここら辺にいることは、知っていたんだろうな…となると少なくともあと一人はいるだろうな。その証拠にバスターは一目散に逃げていった、恐らく罠でもあるのだろう、まぁわざと引っ掛かってやるか、その方が楽しめそうだし…。

「ついて来てくれましたか、これで第一作戦は成功ですね。さて第二作戦に移行しますか。」


バキバキと木を折るいや砕く音が聞こえてくる、恐らく龍が追い掛けてきているのだろう。それにしても低空飛行で追い掛けて来ることまで、読んでいるとは……、|

「全くとんでもない人と出くわしてしまったようですね。」


さかのぼること四時間前

「では作戦は前言った通り、見付かり・逃げて・罠を何発か外し・爆弾をあて・洞窟での戦いつまり第二の作戦に移行する。」

「少し質問いいですか。」

「なんだゾーラ。」

「こんなこと聞くのなんですけど…罠は本当に発動できるんですか。」

「発動できる、他には。」

「発動できるって、私達は空には罠は仕掛けてないんですよ。」|

「安心しろ、相手は必ず低空飛行で追ってくる。」|

「必ず追ってくるってしかも罠が当たるなら、外れるって事にはなりませんよね。」

「当たってもきいてなければ外れたも同然なんだよ。」

「なんですかそれは、それじゃあ何のための罠なんですか。」

「いいから、作戦通りに動けよ、じゃないとかなり危なくなるから。」

・・・と言った感じで現在に至っているわけですが。さすがにここまで計算通りだと逆に怖くなってきますね。

額から流れる汗は大半は冷や汗だろう。龍に襲われているのが八割、ここまで計算が出来ている彼の頭が二割。

第二作戦終了の謎の液体が龍に降り注いだあと。作戦は第三作戦に移行していくのだった。

読んでくださったかたありがとうございますm(_ _)m次回作に期待して下さい

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ