殺気に満ちた男
展性とは金箔のようにうすく伸びる性質で、延性とは針金のように細長く伸びる性質です。(最後のほうに出てきます)
広場から帰ってくると、日は沈み初めていた(もうこんな時間がたっていたのか。)この世界が神々の遊びによって作られ、俺はこの世界の存在してはいけない存在らしい、まぁにわかには信じがたい話だが嘘を言っているとは思えない。
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「んでバクを倒そうとしている仲間はどこにいるのかの。」
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「ああそれは…」
視線を神にもどすと、本来目線を下げななければ見えないはずの神の顔がそこにあった、|
「何じゃまさかわしが歩いてついてくると思うか。」
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「たがそんな事してたら。」
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「安心せい、わしが見れる人間なんて滅多におらん。」
(そんなこといってもだなぁ。)と思っている最中ザックはあることに気付いた。
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「神様、その見える見えないは自分で」
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「無論自分で制御など出来んよ。」
(何てこったそれじゃあ俺はどうやってゾーラに説明すりゃあいいんだよ。)
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「さぁ、わしが見えることを祈るんじゃな。わしらの所に向かっているあの二人組に。」
確かに目の前から、二人組の男女が歩いて来ている。
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「ほぅ、女の方は顔色が悪いが、男の方は何やら殺気だったものが感じられるのだが。」
確かに男の方からは殺気が感じられる。ここはやはり一晩、時間をあけて聞くとしよう、|
「探しましたよ、ザックさん。」
ゾーラの殺気に満ちたその言葉は、多分今なら神の龍も一人で殺せるかもしれないと思った。
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「やぁ、ゾーラよくここが分かったなぁ。」
引きつった顔を見せながら立ち去ろうとするザックを前に、
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「あぁ、ただちょっと酔いをさまそうと思って来てみたんですが、まさかこんな形で酔いがさめるなんて。」
済まし顔で言いながらも、ザックの首には冷たい鋭利な何かがあたっていた。
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「ところで貴方はここでなにをしてたのですか。まさか私が一人で彼女と説明を受けている間なにもしてなかったわけではありませんよね〜。」
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「いや、俺は困った老人が居たもんだからついバスターとして。」
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「ほうそんな老人は何処にいるのですかな。」
やはりゾーラの目には見えてないらしい。まずいな後ろには散々迷惑な役をまかせた男が、殺気に満ちた声で俺の首に冷たい鋭利な何かを当てながらしゃべっている。
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「万事急須じゃな。」
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「それをお前が言うな。」
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「ほう、私が貴方にそんなことを言う資格がないと言ってくれますねぇ。」
冷めきった笑いは自分の生命の終りの時間を示すのに十分なくらいだった。何をかくそうザックはただ首筋に何かが当たっているから動かないのではなく、足を氷で固まらせそれをどんどん上に上がっていっている(会話の内容によって)から動けないのだ(因みに今は腹の辺りまで冷え冷え状態。)。
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「しょうがないのぉ、ここでしなれたら困るから。ヒントをやろう。」
神はゆっくりと氷づけにされている人間に言った。
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「言いかよく聞けよ、魔獣も人間もどんな神力をもっているかを見分けるのは方法がある。」すかさずザックも話す。
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「神の龍の魔力の情報を手に入れた。」
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「方もし嘘をついていたらどうなるか分かっている状況でよくそんなことが言えますね。」
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「言いか魔獣も人間も毛や皮膚に色がついていないもの、つまり透明な物はない。」
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「さて何で黙っているんです、早く答えないと首まで凍らせますよ。」
ジワジワと体が凍っていく。
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「ある老人に聞いたんだこの世界に存在する全ての力の見きわめかたを。」
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「これはわしらがこの世界の基盤として、定義したものじゃ。その定義とは、魔獣や人間の体毛や皮膚には、その生命に司る神力の色が反映すると言うものじゃ、だから水や空気なんかは透明じゃろ。」
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「ほうそれは面白いですね、いったいどんな論理何ですか神力の見きわめかたは。」
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「神力は人間や魔獣の体毛や皮膚に反映する。」
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「さて今回の神の龍何じゃかこいつは金色をしているのう、所で金とはどうやって作る。」
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「………確かにその論理は納得できますね、じゃあ神の龍はどんな魔力をもっているのですか。」
あともう一押しだ。
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「確かお前さん達は習わなかったか、金属とは三つの定義がある。一つは展性や延性があると言うこと、二つ目は電気や熱を通すと言うこと。そして三つ目金属光沢があると言うことじゃ。後は対比の問題じゃまぶし過ぎるんなら雷よりも光が強く。黄金に見えるのなら光よりも雷の方が強いんじゃな。」
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「詳しい話は宿でしよう、まず体を温めたい。」
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「…いいでしょう。私もその話と老人に興味がわいたところです。じっくり宿で話しましょう。」
氷が足まで解け、ザックとゾーラはゆっくりと宿へ向かって歩き出した。
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「何か忘れてない。?」
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「何か忘れているような気がするがまぁそんなことは今はどうでもいいですよ。」その頃ザックらしき人影が見えたとたん風のように走りさったゾーラの横にいたファイは酒のせいもあり。千鳥足になりながら歩いてくる二人組を待っていた。
読んでくださったかたありがとうございますm(_ _)m、引き続き次回作にごきたい下さい。因みに金には二通り作り方がありますよね、今の話では純粋な金をイメージ出来ましたがもしかしたら金メッキ見たいな龍であるかもしれないですよね。果たして神の龍は純粋な金の龍なのか、それとも神の龍と言う名のように偽りの金なのか。次回作にごきたえください。たまには長い後書きを書いてみました。