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「そうか、お前はわしが見えるのか。」老人はザックを見つめる。|

「じいさん困っているのかい、俺に出来ることならするが。」もともとのゾーラの言い訳のために、仕事を探していたわけだから多少の頭がおかしいくても、いやむしろ少し位おかしい方が言い訳に便利なのかも知れない。

「そうか、確かに困っておるがお前さんがこれを出来るかどうか少し質問したいのだが。」

「ああ、いいよ。」|

「では質問するが、お主は過去に何か変わったことはなかったか。」

ザックの表情が変わる。

「ああ、確かに変わったことがあったよ。」

「それはどんなことじゃ。」

「親に捨てられた、これでいいか。」

「まだ質問は終わっていないぞ。次にお前さんは何か特殊な力をもっとらんか。」

「ああ、持ってるよ特殊な力を。今度はじいさんに質問があるんだが。」

「なんじゃ?」

「この質疑応答はなんの意味があるんだ。」

「この質問の意味は、わしの依頼をお前さんが出来るかどうか分かるためのものじゃ。」

「特殊な力が依頼に必要なことはわからんでもないが、過去は何の関係があるんだ。」ザックは少々口調が荒っぽくなってきた。

「お前さんの過去、つまり親に捨てられたと言う文には付け足しはないのかい。」

「親に捨てられた以外にどんな付け足しがあるんだよ。」

「例えばそうじゃな、突然何者かに教われてそれを何者かに助かれそして助かれた何者かと一緒に家をでる。どうじゃこんな感じの過去はないのかい。」|

「じじい、てめぇどうしてそれを知っている。」

ザックは腰についてる双剣を抜く。

「なにわしを見えたと言うことから、判断するとそのくらい過去がないといけないと思ったからじゃよ。」

「答えになってねーんだよ。」

ザックは老人に斬りかかった、恐らくかなり強い力を持っているに違いないとなれば例えこのまま斬りかかったとしても、簡単に避けられるだろう。だがしかし多少の威嚇と俺の怒りを相手にわかって貰わないと。

「ああ一つ言い忘れたけど。」

ザックは魔獣を狩るように双剣を斬りつけたしかし斬りつけた双剣は老人の体に当たったが感触もなくただ空斬る風斬り音だけが聞こえた。

「わしは物理的干渉を一切受けんから。」困惑する、ザックこんなことは生まれて初めて起きたことがなかった。

「物理的干渉を受けないだと。」

物理的干渉を受けないつまり言い変えるならば剣や弓の攻撃を一切受けない、崖から飛び下りても無傷である。また溶岩や毒等も一切食らわない、そして食べることも飲むことも出来ない、つまりこいつは人間ではないと俺に対して言っていることになる。最もこれは光の神力が使えれば何も問題はない、光の神力は光源を自在に操ることができる、しかし光の神力となると

いくつか無理が生じてくる。光源を変えると言うことは簡単な事ではない少なくとも対象の相手が外にいる場合は太陽との関係を考えて使い、さらに相手に気付かれないように使わなければならない。しかし、もしそう言った行為をしたならば必ず誰かが気付いてこちらに向かってくるはずしかしこちらに誰も来る気配はなかった。

「さて少しは頭は冷えたかのう、ではそろそろ依頼の話しをするとするか………」

老人が静かに話しかける。

「ある魔獣を倒してもらいたい、それだけじゃ何年・何十年かかってもいいからそいつを倒してくれ。」

「報酬は。」

「力を、お前に力を与えてやる。」

「力を?よしてくれそんな冗談見たいな報酬、だいたいあんたがどうやって力を俺に与えるんだ。」

「ところでお前、わしを何だと思っている。」

「いかれたじいさん、他に何かいいようがあるかい?」

「わしは神様じゃ、お前がよく薬もらっている所の奴らが祈ってる神様じゃよ。」

ザックは苦笑した、こいつが神様だってそんなことあるわけが。しかしよくよく考えてみると、神様だと言うことで話していると全てのつじつまが会う、物理的干渉を受けない事も報酬が力を与えると言うことも。

「まぁ、次期に分かるわい。わしが言っている意味を。」|

「あんたの名前は。」

「じん神と書いて神と読む。」

「それじゃじんさんよ。ここには神の龍がいるんだかそいつを倒してくれないかい?」

「そいつは無理じゃな、だがしかしお前さんと契約を結んで力を貸すと言うのなら話は別だがな。まぁ最もわしの力なしで、あのバクを倒せるかは疑問じゃがのう。」

「そういや前から言ってるけど、あんたが言ってるバクって何なんだ。」

じんは眉毛を整えながら答えた。

「バクとはな本来このゲームに作られることがなかった生物が何かの誤差動で産まれてしまったことじゃよ。」

「生物って神様が作ってるんじゃね〜のかよ。」

「わしらが作ったのは昔の古代遺跡や地形だけじゃよ。後のことは外野にまかせる。」

ザックは黙ってしまった。

「悪いがこれが真実じゃ、因みにお前さんがたの数年前までの歴史は全て外野がインプットしたものだ。」

「ちょっとまて外野ってのは何なんだ。」

「外野とはこの世界に干渉をしていない神のことじゃよ。わしらはな小僧この世界でゲームをしてるんじゃ。」

「ゲームだと。」

徐々に話のペースはじんのものになっていく。

「そうゲームじゃ、元々世界とはそうゆう理由で作られている。わしら神達はこのゲームに勝つと力をえるんじゃよその力で寿命を増やしたり、自分の世界を作ったり、または他のゲームで死んだ神やゲームの中にいる奴らを手に入れる事が出来る、負ければ力を奪われる。これがわしのいる世界の規則じゃ。」

「んじゃあゲームの終わった世界と外野ってのは。」

「前者の方は一応保存されている。最も前回ゲームをしていたところは自らの力で世界を滅ぼしたがな。後者の方は、寿命がある程度ある奴らがみているんじゃよ奴らは暇神だからのう、こう言うくだらない設定とかやって自分の暇をみつけるのじゃよ、そして飽きてきたらバクなどを入れて、そのバクがどうなるか見ているのじゃよ。」

辺りは数分間、静寂に包まれたザックは頭のなかで考えをまとめる、しかし自分の考えていた神様とここにいる現実の神の話は余りにもギャップがありすぎた。この世界は神のゲームのために作られただと、しかも俺たちはゲームをしていない外野に作られたそして神も万能ではない、力を得るためにはゲームに勝つことが必要。俺が思っていた神ってのは見えなくて、祈っても何もやってくれない名前だけの物だと思っていた。だけど現実は………

「そろそろ戻った方がいいんじゃないか、仲間さんたちが待っているよ。」

「ああ…、そうだな。」

「わしもお前についていってやるわい、契約はまぁ神の龍の討伐が終わるまでは待ってやるわい。」

「なぁ一つ聞いていいか。」

「なんじゃい。」

「何故俺じゃなきゃいけないんだ。」

「薄々気付いていると思うが、お前さんもあの神の龍って奴と同じバクだからじゃよ。」

教えられた現実に半分は納得し半分は拒絶する、しかし恐らく全ては事実なのだろう神も・・・バクも・・・、ザックは歩き出した神の龍の討伐の話しを聞くため。もう半分を納得に変えるため………

全部読んでくださったかたありがとうございますm(_ _)m感想なんか書いてくれると嬉しいです。

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