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お前みたいな召喚者がいてたまるか!  作者: 焼ミートスパ


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7 第二王子が名前を連呼するのが笑える(勇者目線)

「ヤマダタロウ」


「ヤマダタロウ」


「ヤマダタロウ」


「ヤマダタロウ」


「ヤマダタロウ」


第二王子が何度も呼んでいる




勇者であるオレが全然反応しないからむきになって段々大声になっているのにも気が付いていない


今では大声で呼びすぎて顔が真っ赤になっている


・・・酸欠じゃね?と思うのだが面白いから黙っていることにした





いえね勇者オレを召喚した第二王子が訪ねて来たんだよ


「我が元に来い!」


とか言っちゃって




どこの銀河の金髪の生意気な皇帝陛下かよ!


って思ったね



つまりは偉そう


・・・ただの誘拐犯なのにな(苦笑)





いきなり景色が変わったと思ったら石作りの城の中だったんだ


床には魔法陣が書かれていてフードを被ったあやしげな奴らが部屋の壁ぎわに並んでいた





そして


「おお、成功した!」


とか言って喜んでいたんだ




そりゃ気付くよ


異世界召喚らちだって



そんな時に名前を聞かれたら誰だって名前を正直に答えないってもんだ


・・・正直に答えると社畜ルート一直線なのは目に見えていると思うぞ




だから言ってやった


「ヤマダタロウです」



・・・我ながらいい性格していると思うよ




まあその時の判断が正しかったというのは今、実感したね


なにせ第二王子が名前を連呼しているんだ


奴隷のごとく使い潰す気満々だってのが丸わかり




「おまえらの考えは丸っと全部お見通しだ(笑)@貧乳手品師」


って言ってやりたい




いや言わないけどさ


だってネタバレを言わない方が面白そうじゃん

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