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32 うちの勇者の手土産が暗殺者なのは間違っているだろうか?(第一王子目線)
「はい」
そう言って気軽に肩に乗せていた人間を渡された第一王子の気持ちを考えて欲しい
どこからか人を攫ってきたかと思ったね
まあ唯一の救いは女性ではなかったことだろう
どこからか女性を攫ってきて一晩楽しんじゃいました(てへっ)
だから後始末よろしくね
一瞬そう思った
・・・勇者の信用が地に落ちているが大丈夫だろうか
後で聞いたら一緒に第一王子の執務室に居た部下達も同じ思いだったらしい
・・・勇者の信用って・・・
とまあひと騒動あってお互いの意見を言い合って ~多少責めたのは仕方がない~ 誤解を解いた後
「失礼な奴らだな」
勇者が苦情を言ってきた
・・・今までの自分の行動を考えて見ろと言いたい
「でどうしょか?
爪を一枚一枚剥がしていく?
少しづつ肉をそぎ落とす?
チン〇ンを切り落とす?」
勇者が楽しそうに言ってきた
「あ、そうだ、城の人通りの多い広場で公開処刑しよう!」
それはもうたのしそうに言う勇者を前に思った
・・・だれだよこんなのを召喚したのは




