表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

星の欠片

作者: ネコハチ

この舟に揺られて

時速10万キロの夢を見てる

生命と呼ばれてた

星の欠片たち


それは引と斥の狭間で

星の体温に運ばれる

風と水の軌跡が織り成す

空と海の隙間に芽生えた


罪の在りかが形を成し

罰の痛みを慰め合って

遺し残され空へと還り

月の滂沱でまた色を成す


それは嘗て

○○と呼ばれたもの


最果てを求めて

時速10万キロの青の軌道

方舟に乗り換えた

夢の欠片たち


それは欲と業の瘡蓋

星の傷痕を隠してる

浮と揚に時間を捧げて

鳥を模して俯瞰で争い


土の穢れは天を舞い

箱の中から蔑みあって

汚し汚され我執に塗れ

星の慟哭 災禍と詰る


それは嘗て

○○と呼ばれたもの


この匣に犇めく

自足しきれない翅無しの群

生命を弄び

自我に堕ちていく


それはいつかの 星の過ち


○○と呼ばれたもの。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ