新たな日常
転生してから、はやもう二年。
だいぶ話せるようになってきた。
そして、どうやらこの世界は、魔法が使えるらしい。がしかし科学技術はあまり発達していない。普通に考えれば当たり前であろう。全て魔法でできるのだから。
また、この世界にはいろんな種族がすんでいるらしい。エルフ、ドワーフ、フェアリーなどなど、あと魔物や魔獣もいるらしい。前者と後者の大きな違いは、言葉を操れるかの違いらしい。ようするに魔獣より魔物の方が頭がいい。
あと、僕の生まれたこの家は、ルーマン王国の騎士家マントン家だ。貴族もいろいろあるらしい。ちなみに父親の名前はジークで、母親の名前はテトラだ。
マントン家は騎士家なので、幼少期からの騎士教育をしている。まだ僕は始まっていないが、兄弟たちはみんな教育されている。
ただのチャンバラではない。素人目からも、しっかり意識して剣術を用いて練習しているのがよく分かる。
一番上のマリアは父親にみてもらっている。女の子でも、騎士になれるのかと思っていたが、姫付きの護衛兼侍女になるらしい。女の子で普通に騎士になる人は少ないらしい。
ジヤシュはラセルに教えているようだ。ジヤシュは少しつまらなそうにしているが、ジークに人に教えることも練習のうちだ、といわれやっている
僕が暇そうに練習を見ていると、テトラがお菓子と紅茶と水を持ってやってくる。
「おやつの時間よ。」
テトラがみんなを呼ぶ。
みんなよってきて、兄弟たちは水をがぶ飲みしている。僕とジークとテトラは紅茶を飲む
これがマントン家の日常だ。