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魔物の微笑み  作者: 宮川ちい
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62話 謎の兄弟

影の薄い人がメインです。

ギャルAはバッチリメイク完了と言ってカケルにアタックしようとしてたが真人が来て天地先輩やっているんですかと言っている。

ちょっとモブ少年A(真人)をシメようとしたがカケルは笑いながら一言言った。

「お前から言われるの妙にシックリこないからカケルで良いよ」

 あっさりモブA(真人)に自分より先に名前OK出たしと思った。

「そう言えば藤子知らない」

 目的はそっちかと真人も思った。

「学校では天地先輩と呼びますんで」

 真人はさっきから不良少女(ギャルA)が睨んでいて怖い視線が浴びせて来るので気が気じゃない。

「呼びました。天地先輩」

 藤子は呆れた顔をしていた。

「お前もカケルで良いって言っているのに」

 ボイン女子とか好み此れなの。確かに美人でボインだけどギャルAは早くも泣きそうだった。

「他の人が許さないと思いますよ。其れは。さっきから睨んでいる子(ギャルA)も居ます」

 藤子はそう言った、

「んじゃ。真人音楽係だから行こう」

 藤子はそう言って真人と共に嵐の様に居なくなった。

「めっちゃ警戒されたな」

 お調子者Aは事情を知らないので気楽なものだった。

 藤子と真人は音楽室に向かっているが誰も居ないことを確認した一言言った。

「一先ず式神まで使って誤魔化したい事って何だ。カケル」

赤眼赤髪の姿でそう言った。

「あはは。やっぱりバレた。俺にとっては敵地に近いんでね。ちょっと俺が動きやすい様に少し変えただけだ」

 マサヒトに入れ替わって大剣を呼ぼうとしたが封じられた。今までなかった展開だった。

「と言ってもテストに近くて此処学校だし目に付くからやりにくいよ」

 そう言ってカケルが出したのは大剣ではなくて木剣だった。何度かマサヒトの腕に当たっている。

此れ本物だったら斬られてた。見た目に反して機敏な動きで普通の人なら痣が出来る位強く打たれこまれた。レッドの元バディはやっぱり伊達じゃないとマサヒトは思った。

「此処で始末しても良かったが学校だからな。止めとくよ思ったより弱いって分かったし」

 カケルはそう言って木剣は隠し居なくなろうとしていたのでレッドは素早く蹴りを入れようとしていたが避けられた。

「あんまりその格好で蹴り入れない方が良いぞ。パンツ見えた」

 ちらっとレッドを見ている。藤子は恥ずかしくなりそれ以上は無かった。今日は黒かとカケルは思った。この学校ではなかった気もするが校則違反だと思いつつ居なくなった。

「彼奴本当に何しに来たんだよ」

 レッドは真っ赤になりながらそう言った。レッドは藤子の姿に戻り最初の目的の音楽室に来た。

マサヒトは真人に交代したので特別怪しまれてないがマサヒトはどっと落ち込んでいる。

今まで直接戦った事は無かったが改めてカケルは格上だった。色んな意味で。

「彼奴もしかしてレッドのパンツ見たかっただけじゃないか」

 マサヒトの言葉にカケル君の名誉のために言うと多分違うと真人は呟いた。戦闘スタイルの癖の可能性もあったが。あれは不意打ちで運よく見れた可能性が濃い。

「……って。俺迄パンツのこと考えそうになったじゃん。まともな事言え」

 真人はマサヒトにそう言った。

なお真人とマサヒトは素早くて見えなかったと言っておこう。

 因みにギャルAは先生に見つかりメイクを落とさせたという。

うえーん。スッピン見られられたくないのにと思いながらクラスに戻った。

式神と本物が入れ替わりスッピンそんな顔かと思いつつもお調子者Aはメイクのごまかし凄かった言っていたという。


お調子者AとギャルAは喧嘩をしている。

さっきの言葉にイラついたらしくお調子者Aの名字は安藤は女の敵と言っていた。ギャルAは赤堀という苗字である。赤堀は中学生ながら実は年上の彼氏がいた時期もありスッピンになった時お前子猿みたいな顔だなと言われて以来スッピン恐怖症に10代前半ながら経験している。

 カケル達の次の時間は理科で天地サボるなよと先生に釘を刺されていた。

サボる気満々だコイツ他の生徒は思った。そんなに自由に出るなど学校は甘くないみたいだからサボろうと思い居なくなった。

 メジャーな保健室はグリーンが居るし屋上は何やらイベント中らしく今は行かない方が正解だろう。不良たちが教師を虐めて金品を取る事件が勃発中だった。

「柳川。お前坊ちゃんだろ。親とかに貰っているだろう」

生徒の一人がそう言って教師の柳川を殴っている。

「貰ってないよ。そもそも教師の給料で生活しているし」

 柳川は親から自分で稼げと言われてました。その件を境に柳川は教師を辞めて学校を当然辞めることになる。 

 授業を受けていた方が安全そうだ思い理科室に来た。また安藤と赤堀が揉めている。同じ頃藤子と真人もまじめに授業を受けていた。

 学校の噂話だが真面目に受けていた方が不良の標的になりにくいと聞いていたからだ。

 揉めるのが好きなタイプじゃなくて良かったと藤子は思う。

 今の方が警護しやすい。後半もグレずにいるので問題は無かった。

 何人か休んでおりこの学期から不登校になる人も何人か居た。頂元気はサッカー部の部長でカケルと同じクラスだ。 

「カケル。サッカーやらないか。一応お前部活に入って無いみたいだし」

 元気はそう言った。

「別に構わないが」

カケルはそう答えた。

 その日のサッカー部に真人が居た。止めるなんてどうしたと部活仲間に引き留められてた。

 藤子も実はそうだった。

 彼奴剣道部じゃなかったのかとカケルはそう言った。

 カケルはいつも通りスケットとして入り模擬戦に参加していた。

 真人も入っておりおそらく最後の模擬戦だろう。

 彼奴スポーツ万能なのかとマサヒトは思った。その代わり勉強が駄目という訳じゃ無さそうだと真人はレッドの話を聞いていたので知っていた。

 他の2年生モンスターバスター達も似た事を言っていたが意外とサボり魔らしいことも発覚した。

 レッドは真面目なタイプなので毎回ちゃんと出てるらしいがよっぽど相性が悪い教師に当たらない限り受けてたらしかった。彼女が相性が悪いと言っているのはセクハラ教師が多い。

 中学一年生という事もあり今のところ少数派だが高校に行った時にそう言う先生に当たったことがある。

 ニュースでは生徒を虐めている教師や同じ教師を虐める話もあるが今のところ当たった事は無い。

 一応優秀なのでそっちの被害は無い。噂で聞く程度で今2年生を担当している。

 カケルはハニーイエローの髪と赤紫の眼だが日本人に成りすましているので周りの日本人には黒目黒髪に力が無い人にはそう見えている。

「茶髪の雅人はバスケ部か」

 昔は茶髪すら駄目と言っていたが生まれつきの人を差別するのは良くないという流れになり染めてないなら許すと流れになっていた。一応真人を襲撃する予定が立っていたが真人の兄弟が日本に居るかも知れないという事が分かりそっちも警戒しなければならないという話を酸川と朝話していたのでまさかなとカケルは思った。


 サッカーは結局カケルが居るチームが勝利し頂元気がスケット有り難う試合の参考になったと言っていた。

 明日はバスケ部のスケットへ行く予定である。バスケ部には不良のメンバーが多いので手荒い歓迎してくるかもなと思っていた。

 その頃圭一と茶髪の雅人はカケルが明日来ることを知った。

「明日スケットにふう……否。天地カケルが来るから仲良くするように」

 バスケ部部長はそう言った。

 今癖で風来坊と言いそうになったとは誰も知らない。

 今まで早く学校に行って保健室でミーティングをしていたが此処も危なそうだなという話をレッドはラノンで書いている。

 今は夜で黒色長袖の髑髏のTシャツと黒のデニムのズボンという服装で助手をして仕事をしている。

「今日は此処までにしよう」

 酸川の言葉に仕事終わったとカケルは思った。何人かフィルダ員も居る。

「お疲れさん」

 カケルは本業のフィルダの仕事も終えてフィルダの宿舎に来ていた。天地カケルと書かれたプレートの部屋に入りブラッドが待っている。

「マスター。お疲れ様でした」

 カケルを入れてる。

 ただいまと答え特別変わった様子は無いので部屋に入った。

 ブラッドはチキンが好きで生肉をを食べさせている。冷蔵庫からビニールの手袋をしながらやっている。美味しそうにむしゃむしゃ食べている。

 簡単な麺類のラーメンを一食分作り食べている。

 シャーシューは豚肉のブロックを買って自分でチャーシューを作っているので切っている。ゆで卵も作って半分切っていた。野菜炒めも乗っけてやっと出来上がった。それを啜っている。

「未だ調査をしないといけない案件があって少し延期になった」

 カケルはため息をつきながらそう言った。

「えっ。確か学校まで割れているのにですか」

 ブラッドは意外という表情をした。

「どうもこうも。もう一人マークしなきゃいけない相手が居るようで、そっちは正体不明。分かり次第そっちも同時に襲撃らしいが」

そういってスープを飲んだ。

「新しい敵が増えたんですか」

 ブラッドはそっちを聞いている。

「というよりどうも情報が抜けていたらしくて眼鏡の真人の兄か弟が日本に居るらしい。そっちは力を持っているかも含めて不明で戦えるなら厄介という事だ」

 カケルは説明をした。目立つマサヒトを持っている真人ばっかりマークしていたので分からなかったが陰にもう一人いたとしたら厄介極まりない相手だ。

 今は戦えない可能性が濃いが修行すれば挽回できる可能性があるので厄介だ。

 おかげでフィルダは再び全国規模でもう一人のあぶり出しを始めていた。

「一先ずシャワー浴びたら寝ないとな。流石に疲れて来た」

 カケルはそう言った。

 モンスターバスター側もその事把握し特定作業に入っていた。

「良いのですか。我々はある程度特定しているのに」

 右近はレッドにそう言った。

「しょうがないさ。フィルダにまだバレたら困るしな。しかしどうしよう」

 レッドも困り果てていた。此処に来て茶髪の雅人の警護より眼鏡の真人の方を強化したら良いんじゃないかという話も出てきていた。


 雅人は気が付くと薄の原っぱにおりライが現れた。

「まさか君まで力が使える状態になるとはね」

 ライはそう言った。貴方は誰ですかと茶髪の雅人は尋ねている。

彼がもう一つ守って入り大剣アビスタイガーブレイドだと渡した。

眼鏡の真人とは違い黒い大剣だった。一応勾玉では無い様だ。

「一応金髪のマサヒト君似なんだね。君は」

 ライの言葉でもしかして金髪のマサヒトに大剣を渡した人かと雅人は思った。

「一応知っているが貴方は誰なんですか」

 雅人は当然聞いた。

「本当なら普通の人として生きて欲しかったよ。君には」

 ライは悲しそうにそう言った。

「どういう事ですか」

 雅人はそう言った。

「変な人にはついて行かない方が良い。余り良い未来は君の場合見えない」

 ライはそう言った。その時雅人には周りが薄れていくのが見えて目を覚ました。

 何かムカつく夢を見たなと未だ夜中なので又寝る事にした。

 眼鏡の真人は今でこそマサヒトの力を使い人間離れをしているが普通の男の子だった。

 どちらかと言えば内向的な子だった。眼鏡を付ける前はどうだったかは昔過ぎて忘れたがと茶髪の雅人は思った。

 一先ず眼鏡を付けてから弱虫になり美加が庇うので茶髪の雅人も庇うのを加担したがレッドが来てから色々変わった。

 マサヒトが現れ眼鏡の真人人づてだが戦えるようになったらしく気配が読めるようになった。

 どんどん知っている眼鏡の真人じゃなくなった。

 相変わらずチキンなところもあるが茶髪の雅人は思う。

 目を覚ますと朝で父親も居て食事をしていた。一応弁護士で祖父もそういう仕事をしていたせいか祖父の家も立派なものだった。

 何時もなら夏休みは行くのだが今回は勉強を優先させた。何でかは茶髪の雅人には知らされていない。

 弟の草太も急いでかきこんだ。

「慌てて食べないでゆっくり食べなさい」

 母親に言われてゆっくり草太は食べ始めた。

「じゃあ。行ってくる」

 父親はそう言って居なくなった。少し離れた場所で弁護士事務所が置いてある人だった。

 普通の人生か……。俺は弁護士にされるんじゃないかとは思うけどなと茶髪の雅人は思った。

 小学生の頃に将来の夢という作文を書けと言われたことがあった。

 圭一とは違う小学校なので将来の夢を聞いた事が無かったが美加は獣医師か看護師になりたいと言っていた。

 問題の眼鏡の真人だがサッカー選手になりたいだった。サッカーに関してはそんなにずば抜けて上手いという子では無かったが子供の眼鏡の真人には良く分からない点もあったのだろう。

 子供はそういう者と後で思うが多分その時は素直で羨ましかった記憶がある。

 弁護士と圧力掛けられていたので本当の夢バスケットボール選手になりたい事を書けなかった。

「本当はなりたいのはバスケの選手じゃなかったっけ」

 真人の眼鏡が曇ったのか眼鏡拭きで眼鏡を拭いてそう言った。

「それとこれは別」

 茶髪の雅人はそう言ったが眼鏡を付けた真人は首を傾げた。

「同じだよ。夢なんだし」

 真人はそう言った。そんな事を唐突に思い出した。

 マサヒトが居る今は何て答えるだろうと茶髪の雅人は思った。

「将来の夢?」

藤子は茶髪の雅人からいきなりそう言われて戸惑っている。

 もう夢をかなえたレッドは戸惑うのも当然かと思った。

「ふーちゃんは叶えていない?一応仕事をしているみたいだし」

小声で美加は茶髪の雅人にそう言った。

圭一はバスケ選手と言っていた。

 同日カケルのプレーを見て自信喪失し何しようという事になるとはこの時誰も知る由もなかった。

 真人に関していえばサッカー選手は考えてないと言っていた。何があったのと美加は思った。


 カケルが居たチームが勝利しお前プレイの才能あるじゃんと言って入部させようとしたがカケルは断っている。

 恐るべしレッドの元バディと茶髪の雅人は思ったが圭一はあんなに才能あるのにと本人はやる気ないなんてもったいないと言っていた。

 後でカケルは昔からそうだったよと藤子は言った。あれから翌日での話だった。

「俺が見た限り剣の才能が一番じゃないか。その次美術の次が運動全般と料理全般」

 藤子の言葉に、ああ。天地先輩剣士タイプなんだと思った。

 他のメンバーは戦ている姿は見てない。

 才能が一杯あって羨ましいと茶髪の雅人は思った。

 茶髪の雅人は天才ではなく秀才タイプである。

 ある程度経験しないと覚えられない。

 カケルもそうなのだが彼はある意味天才肌だった。

 何でも早くコツをつかみ一回覚えたら忘れにくいタイプだった。

「因みに昔は剣道・空手・柔道は本人が手加減出来ないから部活として禁止されていたけどな」

 藤子はそう言った。其れは其れで怖いと眼鏡の真人は思った。今は藤子も分からない。

「何か分かる気がする」

 マサヒトはそう言った。

 彼はカケルが風来坊と呼ばれて恐れられているのは知らないが何等か問題起こすかもと思っていた。

 圭一と茶髪の雅人が夏休みの時直接見てないが不良が悲鳴を上げたぐらい強いと言ってたので手加減が出来ないと思っていた。

「今もそうなんじゃない」

 圭一はそう言った。

 その時カケルが現れた。

「お前ら3組なんだな。覚えた」

 カケルはそう言った。

 この学校はABC順ではなく番号順だったので覚えやすいとカケルは思った。

 今は昼休み中で他の女子はキャーキャー言っている。

「天地先輩。何か用ですか」

 藤子はため息つきながらそう言った。今のところ敵という話は他のメンバーには未だ話してない。

「用は二つあって1つ目が圭一のCD返しに来た。もう一つが藤子料理部だってな。俺にも何か作ってくれないか」

 一先ずは圭一はCDを返してもらい藤子はもう辞めるつもり何だがと思いつつ余裕があったらと答えた。  

仲が良いのは記憶にすり込まれているのか特別ずるいという声はない。

まあない方がありがたいと思うが只ズルイと思ってないかといえばそうではないらしく不満そうに見つめる他の女子何人かいた。

「風来坊のこと怖くないのかよ」

 他の男子は圭一にそういった。

「普通に怒らせなければそんなに怖くはないけどな」

  圭一はそう言った。

むしろ怖いのは部長の不良少年の方が怖いかなと思う圭一だった。

そっちの先輩は切れやすく質が悪そうに思ってしまう人だった。

眼鏡の真人はカケル君風来坊って呼ばれているんだと思っている。

「だって町締めてた高校生グループが壊滅まで追い込んだって噂立ってるぞ」

 他の男子はカケル否風来坊強すぎてヤバいという話をしている。

何やっているんだカケルと藤子は呆れている。

カケルはこら2年生が入ってくるなと教師に言われて居なくなった。

圭一はCDを鞄にしまった。

約束通り放課後藤子はカケルにも料理を作った。

「なんか男子が言ってたけど町の不良グループと喧嘩して壊滅まで追い込んだって言ってたけど本当」

 藤子の言葉にカケルは笑って答えた。

「まさか。そう記憶にすり込んでおけば不要な喧嘩に巻き込まれずにすむと思ってさ」

カケルの言葉にやっぱりそうかと思う藤子だった。だがまともな方法で解決してくれと思った。

実際よっぽどのことがない限り一般人の高校生とかには手を出さないと藤子には言っていた。

「仕事増やさないでくれよ。一応今は敵だが恋人として不良にマークされるの嫌だし」

藤子はそう言って居なくなろうとしているが不良の数が一杯居る。

カケルは不味いと思ったが藤子は不良とは知らない。

どうしたと藤子は言った。

眼鏡の真人も近くにいるのでひとまず帰ろうと真人は言ったので仕事あるからと居なくなった。

藤子はマークされずカケルにロックオンだったらしく後で喧嘩になったのは間違いない。

「また喧嘩か」

 酸川は呆れた表情をしている。

一先ずカケルが勝利したのは間違いないが派手に立ち回るなと言ったばっかりだっただけにカケルは余計ムスッとしている。

「あっちから吹っかけてきたんだ」

カケルはムスッとした顔でそう言った。

「一先ず眼鏡の真人の兄か弟特定出来たか」

カケルは酸川に尋ねた。

「マサヒトの場合比較的早くできたが手がかりは日本のどこかで一人っ子又は血の繋がらない兄弟と暮らしているかだな。探すの苦労しているんだ」

酸川溜息交じりにそう言った。

苗字すら分からないのだ。出来るだけなら敵対組織より先に特定したいフィルダ側も思っている。

モンスターバスター側もそうだろうなとカケルは思っている。

特定出来ているが組織として特定してないので困っている。

本当に日本に居る何処の誰か特定出来てないようだ。

夏休みが終わり気候が秋に来ようとしていた。暦上では秋である。

もうすぐ二度目の台風が陸上するのではないかと言われていた。

今のところ山神県直撃コースになっている。

最近台風も規模が大きくなって困ってしまう程威力が強かった。


未だモンスターバスター側も把握していない。

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