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魔物の微笑み  作者: 宮川ちい
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キャラ紹介と間の話その10

やっとこの章も終わりです。

エリザベスは戦々恐々としていた。これから自分は処刑される。森の掟だからだ。

「子孫以外にも生きた証が欲しかったな」

エリザベスはそう言うが森の者には通じない。

「子孫を残せても良い方なのでは」

森から出た事のない魔物たちを憐れんでおり何故森に戻りたがらないのかやっと理解出来た。森の中は退屈だった。

今まではそれが普通だったので特別問題ではなかった。一時的に森に戻りたがったが直ぐウンザリしてしまい森を美化しちゃ駄目ねとエリザベスは思った。それ位地球の日本……否人間の世界は刺激に満ち溢れていた。多分人間の知識も持ってなければ、そんなの見向きもしなかった事も多く殺したことは魔物なので殺したことは抵抗は無かった。執行時間まで暇だ。未だスマホもないし繋がらないので本も無いのと文句を言いそうになったが森の書物は歴史の本……森の事しか書かれて無い物しかない。何で文学とか発展しなかったのだろうとふと思うが知識を付けるには森の外に出ないといけない。その知識を付けた魔物は戻りたがらない。まあ出て分かったけど余程ホームシックになって帰ってきたが森の暇さに耐えかねて居なくなるらしかった。いっその事図書館作ればといいのにと思うがエリザベスは考えている。図書館すら森にはないので若い魔物森の外の憧れは半端ではない。現に何匹かは外どうだったと声を掛ける若い魔物は多い。だが死刑される身なので他の魔物は追い払われた。其処へ死刑執行役の魔物は嫌われ者だった。そういう仕事を種族で引き受けた魔物に哀れに感じていた。

「あんた達何で種族で受けたか知らないけどもっとマシな仕事無かったのかしら」

 エリザベスはついその事を聞いた。

「良いんだよ。俺らは例外として犯罪を取り締まり外を出てご飯を食べても良い身分だから。此処の扱い酷いが謝礼金凄いから」

その魔物は厳重注意を受けたが意外と良い身分だったとエリザベスは思った。

 いよいよ死刑が執行される。特注のギロチンがある。日本では絞首刑。アメリカだと州によって制度は違うが死刑制度が残っている所では電気椅子だったり色々違うが此処ではそう来たかとエリザベスは最後にそう思った。首が切断された後意識は無くなり亡くなったはずの自分と他にも死んだはずの魔物が居た。

「エリザベス。君の悪行の話聞かせてくれないか。異世界に行ってきた蜘蛛だって有名だって有名蜘蛛だよ」

 前の主のメスの虎だった。此れは死者の国なんだろうかとエリザベスは戸惑いながら話を聞かせたという。



エリザベス

 巨大女郎蜘蛛型の魔物の名前。肉食で食べた物の姿と記憶を取ることが出来る。男を食べるのが好き。特別転生者では

ない。明石亜美を殺し彼女の母も殺した極悪魔物。



明石亜美

 中学一年生で真人達のクラスメイト。密かに真人が好きだったが知らない女性(エリザベスが変身した姿)に道を聞かれたのが運の尽きだったらしく姿と記憶を奪われるが本人は覚えている。


***********************************************


 被害者のほとんどはエリザベスが居なくなったと聞き被害者の会でも作るのかとフィンゼルは秋田に向かう際に思った。如何も成仏する気満々っぽいと聞いた。もう他の女で満足できない位美しく妖しく感じたらしい。10代少女にしては余りまくるフェロモンにやられたらしい。まあ人外だし肉食魔物だとあながち食べ損ねるのが嫌で魅了を強く掛けるので其れを使っていた可能性もあるが食べられた人間は普通の女性では反応出来なくなってしまうらしい。ある意味業の深い魔物でもあった。まあ成仏しても人間と魔物だと別の場所になるらしいが詳しい話は知らない。一時的に一緒に居る事はあるらしい。まあ。普通の日本人の被害者は出会う事は無いと思うがとフィンゼルは思った。多分本当の姿見たら性欲も落ちるだろう。なんせ超巨大な女郎蜘蛛だからなと他の死神も思ったらしく会わない方が良いという時もあると説教をしている人もいる。トラウマになっている男が居ないかと言うと少数ながら居る様だが全く関係ない死を迎えた女性たちはどんな姿だったんだろうと呆れたような見ているゴーストも来ていた。

「なまじ美形だったからな。」

被害者男は語った。美少女とは言えないので被害者たちは頷いた。ボンキュッボンの美女に騙されたことに男たちはする様だ。実際は10代前半の美少女だったとは口が裂けても言えない人達だった。亜美は未成年なのでカフェに居る為大人たちの話を知らない。知ったらゾッとするだろう。ただエリザベスが色仕掛けしてたのは知っていた。エリザベスが色仕掛けしてたけど胸はそんなに大きくないし望月さんが狙われて無かったのが不思議と思っている。その望月さんがレッドなのは彼女は知らないので美少女ボインは周りでは望月さんしか知らない。彼女は知らない。清楚そうな子が色仕掛けしている方が需要がある事に……。しかも年端のない子なので余計背徳感が大人にはある事に余計夢中になる大人が増えたことは亜美は良く分かってない。

「亜美ちゃん。くれぐれもエリザベスに姿盗られた事言っちゃ駄目だよ」

死神は心配そうにそう言った。来世があるとしたらエリザベスみたいな大人の魔物が居ない異世界に行きたいなとうっすら思う亜美だった。そっちもそっちで大変よと異世界帰り(?)の人はそう言った。如何見てもボインの美少女で普通の日本人に見えないのでうっすら亜美は思った。彼女は知らない。伝説の不老不死の鳳凰族女性という事に。彼女は夫は居るが今は席を外し仕事をしている。彼女自身は死ぬことが無いのでたまにゴーストカフェに来ている事もある。何処かで見た記憶が在るが霧が買ったように思い出せなかった。

次回は本編です。お楽しみに。

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