五十三話 祭りの後で
やっとお盆手前まで書けた。USB壊れてなかったらもう少し早かったけど。
カケルと酸川は秋田に行くことになった。
「そういやカインが居たよな」
酸川はそう言った。カケルはムッとした。実はカインがカケルを一度殺した犯人だった。傷が特徴の男でもある。ちゃっかり上層幹部だった。
「ああ。そういやシヴァをぶっ殺した後秋田に視察へ行ったっきりだったが何があったんだか」
カケルはそう言った。その頃真人の祖父正蔵はお茶を飲んでいる。
「そろそろ秀信と友子さん真人がが来る時期になるな」
正蔵はそう言った。真人の叔父と叔母達と暮らしているので少々賑やかである。もう一人の孫美保は此処で暮らしている。
「コラァー。美保。宿題中に居眠りするなって言っているでしょう」
美保の母はそう言った。美保はレッドとタメの歳である。
「だって部活で疲れてて」
「そんなの言い訳するんじゃない」
言い訳を言う美保に対して美保の母はそう言った。因みに美保の部活は陸上部である。夏の陸上で鍛えられているせいか走りは速かった又走って逃げているなと正蔵は分かった。因みに美保の母もさり気なく陸上部出身で今でもマラソンをするせいかめちゃめちゃ速かった。
真人が最初この光景を見た時ハイレベルな追いかけっこですねと突っ込んだほどだ。もはや競技に見えてしまう程だった。あの光景見たら藤子唖然としてそう。でもあのカケル君のイタズラの方が凄かったかもしれないしなと真人は思った。
小学生のころ美保に何で陸上部にしたのと聞いたことがあった。
「だってお母さんに捕まるのが嫌で速くなりたかったんだもん」
美保この時3年生はそう言った。不純な動機だアスリートにしての答えはと真人は思ったがその不純な動機のせいか分からないが県大会小学生の部で走り総なめしているほどの実力者だった。敵(?)も伊達ではない。一回アスリート家族として県のローカルテレビに出たと言っていた。強烈キャラの女性たちの前でただ黙っている男衆の中お茶を飲んでいる。何で俺此処に居るんだろうと思いながらお茶を飲んでいたが正蔵はメシアの子として剣術を教えようとしたが真人の興味はサッカーにいっていた。そして今に至る。
因みに美保は真人がメシアで戦う運命だとは知らず残念なお兄ちゃんとしか見てない。美保が友達の家に行っている間秀信に電話をした。
「どうもフィルダに真人の居場所がバレてしまった様なので警護者の女の子と一緒に一回そっちに戻ります」
「そうか。気を付けるんだぞ今は美保は居ないから言えるがあのままの剣術だと確実に殺されるぞ」
帰る報告している秀信に対し正蔵はそう言った。というのも預かり子と知ってはいるが本当の孫の様に思えて色々心配している。
「本人も、もう、もう一人の方を知っているようでどっちも鍛えてやってください。多分今回は真面目に受けると思うので」
秀信はそう言った。正蔵は厳格な父親だったと秀信は記憶している。今は行方不明の真人の父親もこの人の子の子なら息子を預けられると思って頼ったほどだ。正蔵は気配が読めた。長年傭兵として訓練して手に入れたたまものだ。此処へ来る前はそういう暮らしをしていた。
「どうやら美保が帰ってくるようだ。この話は来てからにしよう」
正蔵はそう言った。その言葉通り暑いと言って帰ってきた。
「アイス残ってない」
美保はそう言った。ファミリーパックのアイスが買っており今日食べたので残ってないかなと思った。
「お腹壊すんじゃないよ」
正蔵はそう言った。はーいっと美保は答えて一先ず一本の棒アイスを取り出し食べていた
レッドは職場のメンバーにスマホの番号変えたことを説明している。あいつに教えちゃったもんなと友広は言っていた。
「ところでやっぱり行くのか。秋田に」
「ああ。そりゃ何があるか分からないしな」
「俺は茶髪の雅人の家庭教師だからそっちでトラブル遭ってもすぐには駆け付けられないからな。」
黒翼はそう言って心配をしている。
「分かった。できるだけ一人で解決できそうならやるから」
レッドはそう言った。大丈夫だろうかと黒翼は思った。
一先ずフレイヤも秋田に同行しますと言った。もしかして僕らも行くんだコンかとコンコンはそう言った。秋田って良い天気の日多くないからなと白虎は思った。
もう少しで盆になる。残暑の厳しい季節でもある。この時はカケル達フィルダが秋田に向かうことになるとは思ってない。フィルダ側も真人のおじいちゃんの家は何処にあるか特定してない為カケル達は知らない。
ただ連絡が無くなった秋田支部を見て来いと言われた1か月前から音沙汰ないので様子を見てこいと酸川とカケルは言われた。誰かを派遣するのを想定していたのか予約の切符が渡された。新幹線は満員なので席に座れたのは良かったが丁度お盆なので乗っている人は多い。大体か帰省するのだろう。
「手配してくれた人大変だっただろうな」
カケルは客の数を見てそう言った。
「多分そうだな」
酸川もそう言った。二人は当初秋田支部が報告し忘れだと良いんだがと思っていた。如何も嫌な予感がしていた。
その頃レッド達は車で行くという話になっていると言われた。小型のバスでで行くつもりかなと思っていた。一応小型のバスの免許を秀信は取っていたが今回は普通の車だったという。普通なら定員オーバーだが魔法で少し余裕を持たせていた。
「大丈夫か8時間ぐらいかかるぞ」
「そこまでしないよ。ホール通るとすぐ着くから」
マサヒトの言葉に対し真人の母友子はそう言った。やっぱり母さんたちもホロンドの人間なんだと思う真人だった。途中まで高速道路に乗っていたが真人が寝ている間に鳥居を通り抜けていたらしかった。通りで気が付いた時には秋田だったのかと真人マサヒトは思った。昔美加に気が付いたら4時間位で秋田に着いたと言ったらマー君そんなに早く車で行けないよ。8時間位かかるよと言われて以来凄く爆睡していたのかな真人は思い込んだ。マサヒトは存在がバレない様真人のその時の夢を見ていた。普段はあんまり見て無い様だがこの時は暇なので見ていたらしかった。なおその時は真人はマサヒトの存在を知らなかったのでどんな夢を見ていたのかはっきり覚えてない。
「変だとは思わなかったのか」
レッドの声で真人は我に返った。
「思ったけど周りが信じてくれなかった。」
真人はそう言った。だろうな周りは完全な日本人だしなとレッドは思った。一応ホロンド人はこの夜闇市には以前居た人が居なかったほどだ最近になってマップが作られるほど人気スポットなっていたらしかった。其れから魔物が遊びに来るようになったらしかった。そういえばこの間プール行ったけど魔物が普通に入っている姿見て驚いたもんなと真人は思い返す。海にも何匹か泳いでいたのが見えた。
美保は悶々としている。彼女は事情がを知らないため彼女が出来てその子迄呼ぶなんて何が山神県であったんだろうと思っている。大体彼女作れるほど肉食って感じじゃないのになと妙に思いつつも普通なら刑事の叔父さんがアウトを出すはずであると美保は思っている。
「ねえ。母さん珍しいよね。友達連れて来るなんて」
美保は自分の母親に言っている。
「何でも預かり子で普段はお姉さんと暮らしているけどお姉さんも未成年でずっと空けるの心配らしいわよ」
美保の母親はそう言った。実は昨日美保が出かけている間に美保に不審がられないよう預かり子として説明してくれないかと言われていた。前から預かっていたが姉が居るのは知っていたが警護者だったと聞かされた時は驚いたがそんな歳でモンスターバスターになったのその子と思わず言ったけどさ。その時は美保がお風呂に入っていたり外出している間に行われているため美保は知らない。
「確かに心配するけどさ。秋田迄その子うんって答えたのかな」
美保はどうやら彼女じゃないかと疑っているらしかった。まあ出来ても少し早いかなぐらいだけど警護者だからどうなんだろうと美保の母親は思った。一応女の子なので空き部屋があったはずだから其処に入れてほしいと言っていたので義姉の部屋に入れておこうと思った。今は誰も使ってない。義姉が結婚するまで使っていた部屋で当時のアイドルのポスター今でも飾っている。因みに秀信の姉は今は青森のホロンド人の所に嫁入りをしている為不在である。
「もしかして良枝叔母さんの部屋使わせるの。あそこは埃だらけじゃない。大丈夫」
美保はそう言った。たまに帰ってくるとき良枝が使って居る位だった。今回はリンゴ農園が台風で駄目になったから来られないと言ってました。6月に台風が来てリンゴが駄目になったらしかった。秋田も被害はあったがリンゴは作って無いので大丈夫だったが今年稲作大丈夫だべかと本家の祖母ちゃんが言ってました。そんな事を美保は覚えている。
「一応片付けておくけど女の子が二人入るらしいからね。」
美保の母はそう言った。ちょっと二人は狭くないと美保の言葉に多分大丈夫だと思うから美保の母はそう言った。美保の父で真人からは叔父と呼ばれる男は不在だ。一応会社勤めをしているので明日には夏休みだからと言っていた。大人の夏休みは短い。長くても一週間位しかない。盆休みを取る人も居るが盆中でも仕事中の人も少なくない。そういう人は別の機会に休みになるのが大半である。日本人って働き者と言われる所以である。
「兄貴たち今日帰ってくるんだっけ。枝豆何時もより多く買って来て」
叔父の吉信はスマホで妻の百合絵に連絡していた。彼は豆好きである。まだ天然物が出てないので冷凍されたものを食べていた。
「自分で買いなさい。昨日買ってきたのに酔って全部一人で食べたじゃない」
百合絵は呆れている。通りで今日の朝気持ち悪かったわけだと吉信は思った。微かながら覚えていた。しょうがない帰りにつまみ何品か買おうと思っていた。
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その頃酸川とカケルは秋田駅から山の方へバスで移動している。
「迎えが来ないなんて珍しいな」
カケルはそう言った。上層幹部が来ると必ず運転手が来るがそれも無い。酸川も奇妙に思った。さり気なく彼も上層幹部である。彼も上層部になってからそういう事があったのは戦乱が絶えない場所位だ。日本って平和だと思っていたがと酸川は思った。
酸川は嫌な予感がしていた。支部に電話しても反応は無く留守電になっているし迎えに来る様子はないのでバスに乗ったが来たのは山間の村に一応支部があるらしかった。
「もっと交通の便良い場所にしろよな」
カケルは文句を言った。
「此処の連中も付近に住む住民も子供以外免許持ちだ」
酸川はそう言った。つまり想定しなかった出来事で出られない可能性はあった。それが何なのか調査してこいが任務である。少し前に遡る。
「実はな。秋田の同胞たちが連絡が取れなくなってな。モンスターバスターにバレて使えなくなったという連絡もない。少し様子を見てきてくれないか」
顔が見えない相変わらず機械音の声のM・Sはそう二人にそう言った。薄々総裁も予定外の事があったのではないかと考えているらしかった。一応NO2のベルセンブルグから総裁も心配していますから早めに解決してくださいと言って地図と切符を渡された。その地図頼りに地元の人から話を聞きながらその場所に向かっている最中だ。
「一先ず秋田の災害台風のみだそうだ。」
カケルはお婆さんから話を聞いていた。
「6月だろ。それ。連絡が途絶えたの7月の終わりごろだそうだ。」
それを考えると災害で出られなくなった訳ではなさそうだと酸川は思った。
「だとするとやっぱり変だよな。ごく最近じゃねえか。取れなくなったの」
カケルはそう言った。交通状況も臨時のバスではなく通常運転である。秋田全体が混乱している様子もない。支部だけ何か起きたのか此れはとカケルは思っている。なおベルセンブルグがケチったのかホテルは予約しませんでしたので何もなかったら支部に泊まってくださいと言われいる。
「そういやカインは無事なのか。秋田支部に行ったっきりだし。」
カケルは少し心配をしていた。
「一応支部の近くのキャンプ場に居る様だ。地図上ではその位置に居る。」
酸川は気配を読みそう言った。どっち先に行くかだよなとカケルは酸川にそう言った。
「先に支部を見よう。その後でもカインは後でも話は聞けそうだしな。」
カケルは酸川にそう言った。
「そうだな。あいつは直ぐ殺される奴じゃないしな。」
酸川もそう言った。なんせ暗殺部隊出身だが前職は軍の戦闘部隊という人だった。かなりの凄腕を持つため上層部に抜擢された人だった。それを考えると生きているのはある意味当然だった。
同じころ荷物を詰め終わり秀信は藤子と叶子優太豆太も乗っていた。7人乗りの車で何使うか分からないが必要だろうと2年前秀信がごり押しで買った代物だった。というのも真人が子供会の行事で子供たちを乗せる車を見たと言ってつい見栄を張ったというのが真相だった。結局子供会で使われることもなく秀信が忙しく載せられませんでした。まさかここで役に立つとはと彼は思った。大体20分で鳥居が出てきてそこを通り全国の看板が立っている。 意外とシュールと真人は思った。マサヒトの方は別で今まで寝ていたから気が付かなかったがずっと鳥居をを通っていたのかと衝撃を受けていた。暫くして秋田県と書かれた看板を曲がるとそこはもう秋田の県境に来ていた。其処を暫く通ると正蔵の家に着いた。
「思ってより早かった。」
真人は意外に早かったとそう言った。
「初めてだもんな起きている時ホール通るのは。」
どうやら秀信たちはホールと呼ばれているらしかった。一先ず昼前なので料理用意されて無さそうだなと秀信は思いつつも来たぞと挨拶をした。
「思ったより早かった。」
美保はそう思わず言った。
「実は車内で一泊したんだよ。」
秀信は美保に嘘を言った。真人は父が嘘をついたと思ったが口にしない。秀信は美保に怪しまれるだろち正蔵に怒られたという。
「初めまして。岡田美保です。」
美保はそう言った。
「望月藤子です。」
藤子はそう言った。フレイヤ・友子・秀信の保護者組は正蔵に挨拶をした。
「ほう。君が13代目レッド・ナイトさんかな」
正蔵はフレイヤにそう言った。
「いえ。彼女の保護者代理のフレイヤ・ミルフィーユと申します。今美保ちゃんと話しているのがレッド様です」
フレイヤはそう言った。正蔵は予想より若かったと思った。
「モンスターバスター最年少らしいです。私はモンスターバスターではないので」
フレイヤはそういった。正蔵は記憶している限り其処迄若い子が働くと思うほどハードな仕事だと思っていた。
「時代は変わったな」
思わず正蔵はそう言った。警護しているのが女性教師だと思っていたのでまさか学生で来るとは最初若いと聞いたが其処迄若かったとはと思っている。
「おい真人。爺ちゃんに挨拶しろよ。藤子ちゃんもな」
秀信はそう言った。二人は一旦美保と別れて正蔵に挨拶をした。
「初めまして。13代目レッド・ナイトです。普段は望月藤子と名乗ってます」
藤子はそう言った。12代目の話は知っていたが友達の爺さんからメールで教えてもらった。
「先代が女好きで大変だったろう。」
正蔵はそう言った。先代は男の人だった。
「色々大変でしたがもう慣れました。」
レッドの姿になりそう言った。先代ってどんな人だったんだろう。聞きにくいとマサヒト真人は思った。
外伝二つ入ります。




