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魔物の微笑み  作者: 宮川ちい
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51話 エリザベスと明石亜美

更新が遅くなったのは私的事情で忙しかったからです。

天地カケルは買い物に来た。今日はカレーか冷やし中華にしようか悩むな。チャーハンでも良いなとと考えながら相棒の酸川が夏バテ中なのでチャーハンは彼奴きつそうだもんなと思い冷やし中華によう。そして茄子の漬物買おうと思い立った。其処に藤子がカレーを買っていたのが見えた。

「あれ。お前大辛大好きじゃなかったけ」

 カケルはそう言った。二人は気配が読めたのであまり驚かなかった。

「同居人がな。大辛アウトでさ。中辛ならイケるって言ってくれたから中辛に」

 藤子はそうカケルに言った。

「そういう事情か。あいつは来て無い様だが」

 カケルは真人の事を言っている。

「来ているが一緒に行けない場所に居る」

 藤子は言いにくそうにそう言った。トイレかカケルは思った。その頃真人は急いでやって来た。

「藤子ゴメン。待たせて」

真人はそう言って藤子に謝った。

「よお。買い物か」

 カケルは真人に話し掛けた。

「お前一人暮らしにしては量多いんじゃないか食材」

 マサヒトはカケルに難癖を付けている。

「ああ。同性の友達とルームメイトなんだ。そいつが夏バテ中だから冷やし中華にしようと思ってな」

 カケルはマサヒトの難癖に動じることなく答えた。

「無難にソーメンにしたらどうだ」

藤子は心配してそう言った。

「そいつソーメン苦手でさ。夏バテには良いんだろうがソーメンばっかりだと俺が飽きるしさ」

 どちらにしろソーメンばっかりは嫌だと言いたい様だ。

「ソイツに夏野菜食わせてやれよ。というよりソイツは作らないのか」

 マサヒトは呆れてそう言った。

「俺がいつも作っているんだよ。昔から料理得意だから良いけど」

 カケルはそう苦笑いしながら言った。意外だと真人とマサヒトは思った。どっちかと言えばエロ中坊で番長なので作らせる側とマサヒトは勝手に思っていた。真人も似た様な感じに思っていた。

「そうそう。カケルのシチュー絶品でさ。シチューは冬が本番だけど寒くなるとあれが食べたくなるんだよな。」

 藤子は懐かしそうに言った。結構料理が上手いのかと真人とマサヒトは思った。彼ら二人の仲にカケルの評価料理人が追加されたという。多分二人の脳内を見たら酷いといいそうな内容である。藤子は真人の護衛も仕事なので無事送り届けるのも仕事である。

「あいつも仕事熱心だな」

 カケルはそう呟いた。まだバレてないとはいえ敵になったのは事実だったもうそろそろフィルダの人事発表されるので一緒に笑顔で会える日はもう残り少ない。その時ゾッとするほど冷たい…というより獲物を狙う目がしたので振り返った。黒髪の女の子が居た。多分藤子より少し年上に見える。化粧しているので少しわからないが取ったら同じ歳か真人と同じぐらいだろう。実は亜美である。身の危険を感じ目くらましの魔法をして居なくなった。

「あの子ホロンドの人間かしら。此処に居るってことはモンスターバスターの人間かしら」

 亜美はそう呟いた。というのも使っていたのは魅了の魔法で力のある人は危険を感じるレベル迄使っているからだ。

「ありゃ肉食魔物だな」

カケルは居ないのを確認してそう言った。普通は気が付かないレベルしか上げずそれでも好感度は上がるので良いが水商売の女ですらそこまで上げない人が多いといっておこう。

 ヤバい人にはやばいと気が付く代物がある。それは何であれ金になるので黙っているが通常だが久しぶりにヤバいと心の奥底から思ったとカケルは思った。肉食があんなに丸わかりケースは久しぶりだ。よっぽど腹が減っているのだろうと思うカケルだった。最近は麻痺しつつあったが彼もその感覚久しぶりに働いた。命に係わる案件だからだ。

「水商売の女ですらそこまで出さないけどな」

 酸川が近くに居た。見てたのかよカケルは思った。

「いやあ。気配読める奴ならゾクッとする気配の近くにお前が居たから気になって」

 酸川はそう言ったが本気で心配するほど子供ではない事は知っていた。

「馬鹿にするな。いくら中坊だからってやばいとかやばくない位見分けられるさ。一応フィルダに属しているだし其れに前職モンスターバスターだから余計にそういう手口で殺された人の末路も見ているし民間人の感覚で言われたら困る」

カケルはそう言った。藤子はカケルが危ないが真人を安全な場所まで行かせて行くつもりだった。実は彼女より年上で、しかも戦ったら何時もカケルが勝利するぐらい強かったので心配するなのメールが来た。

「大丈夫だったのか」

 マサヒトは舌打ちをした。

「一先ずな。まああいつの方がぶっちゃけ強いから要らぬ心配って笑うだろうけど」

 藤子はそう言った。真人はびっくりして今の悪寒なんだと慌てふためいていたが今のところ俺らは狙われてないよとマサヒトはそう言ったのでひとまず落ち着いた。

「たまに殺気とは違う悪寒するけど何なんだ」

 マサヒトは尋ねた。

「風邪じゃないのか」

 真人はそう突っ込みを入れた。

「お前らに話せる内容じゃない。でも魅了の魔法を強力にするとそうなるとだけ言っておく」

 藤子は言いにくそうに答えた。

「何となくだが想像ついた」

 マサヒトはそう言った。

「一応あそこに居たのカケル君だよね。本当に大丈夫だったの」

真人は心配になりそう言った。

「一応あいつも俺もその手口で殺されている人を一杯見て来たから多分大丈夫だと思うけど」

 妙に不安を藤子は募らせた。後でドヤ顔で要らぬ心配をするな。スク水写真送れハアハアと書かれている。馬鹿とメールにあっかんべえの写真を送った。

「要らぬ心配だそうだ。全く嫌らしいんだから」

藤子は呆れながらそう言った。何となく変なことを書いたんだと分かった真人だった。そんなやり取りがあったとは知らず亜美は超美形の少年逃したと悔しがってました。その後危険な女とは見抜けなかった男四人が食われたという。         

 カケルが蜘蛛に食われてスク水見たかったと叫んでいる光景をレッドは夢を見て一先ず生きていてちゃんと離れたのを気配で分かっていただろうとレッドは言われました。言われれば確かに感じてはいたがと彼女はモヤモヤしたものを感じていた。

「焼きもち妬くのは良いが相手は魔物だぞ俺が襲う気は起きませんから」

カケルはそう言った。ですよねとレッドは笑うしかなかった。

今アメミスのとある喫茶店に居る。夏休み中だからブラブラしているとカケルが言ったので呼び出した。此処ならお世話になっている家に近いからと言ってました。因みにアジトでも彼の家でもない誰も住んでない家だったとはこの時のレッドは分からなかった。

「この後どうする。ホテルにいく」

冗談めいた口調でそう言った。その時いけませんレッド様と何時の間にか居たフレイヤに言われて強制連行されていきました。如何やら噂の家庭教師だとカケルは舌打ちをした。

 日本に戻り日暮らしの声が聞こえて来た。気温は低くなりちょっと肌寒い。望月家に戻った。

「いいですか。いくらカケル君が好きでも又は大好きと言われてもキス以上はしないでください。レッド様は自分の年齢偶に忘れそうになりますが11歳ですよ。いくら何でも早すぎます。」

「現実問題妊娠したら如何するんですか。カケル君は未成年で暫く結婚は無理ですよね。レッド様も無理ですよね。11歳ですし。泣くのはレッド様なんですよ」

 フレイヤに諭されてレッドは最初うるさいな程度だったが冷静に考えると未成年なので子供が出来ても産休が取れるか分からず又父親からは反対されているので勘当は間違いないだろう。どんどん負のスパイラルになっていくので血の気が引いているのがフレイヤも分かった。

「ともかく頭を冷やして頂けましたか。恋愛の事は私からは語られるほど多いのではないのですが人を好きになる事は素晴らしい事です。視界も広がりますし人を理解することも良い事なのですが浮かれ過ぎもいただけないですよ。特に10代は情熱のままにが多いですし20代だと仕事や家庭の事を子と考えなければならなくことも多いみたい

ですし」

  因みに語っているフレイヤはまだ18歳なので知識として語っている面はあるが大好きだった元カレが兵士に

志願して自分もと思った時母が同じことを語っていたことを思い出した。結局元カレに振られて兵士になった経験が買われてレッドの前に居る。何があるか本当に分かりませんね人生ってと心の中で呟いた。レッドは幼い事もあり

説教かという顔をしている。母には私もそう映っていたんだろうなとうっすらフレイヤは思った。

一先ず説教が終わりレッドはお風呂に入った後カケルからフレイヤさんに俺の事謝っておいてほしいと書かれていた。如何やら苦手意識を持った様だ。親父に続いてフレイヤもかとレッドは思った。

 話は戻り亜美は夜の9時に帰ってきた。母親はが居る。今日は父親も帰ってくるので日で明日から夏休みになるので母親は早く帰ってきた様だ。

「どういう事なの。派手なメイクと服も着て夜遅くまで何をしていたの」

 母親は当然怒った。帰って来ていたかと亜美は思った。

「虐められていて」

 嘘を言って泣いた。最初頭に血が上ってた母親も冷静になり青ざめた。

「何処の誰にされているのお母さん心配で」

 母親は其処に居るのは愛娘と思っていた時に隙をつかれて殴られた。どうしてあの子がと思った時巨大な蜘蛛と入れ替わっていた事に気が付いた。

「正体分かった。オカアサン」

 亜美はそういって躊躇わず母親と言っても亜美の方だが殺して竹林に埋めた。早くしないと父親迄殺す羽目になると生活していくのがまず無理と判断した。埋めた後服と包丁を埋めた。

「ただいま」

 父親はその事をを知らず気が付きもしなかった。

「母さんは」

 先に着いているとばかり思っていた父親はそう言った。

「帰ってないよ」

 笑顔で彼女は答えた。

 父親はあれから一晩過ぎてから母親の実家に行くよと言ったが朝が弱いエリザベスもとい亜美はゴメン眠くてと言った。大体2時間の距離があるが恐らく昼に目を覚ました頃には居ないと大騒ぎになるだろう。

「この世界の朝は動きが鈍くなるわね」

 亜美はそう言った。一応朝ご飯を食べるが美味しいっけど足りないと思っていた。ゴーストの亜美の母親は娘は何処なのと言っている。

 蜘蛛は家庭を持たない。旦那は食べるし其れで卵を産んでいるので文句は言えない。生まれてから競争で

生き延びるのが必死だった。だからかは分からないが時々人間の成長のプロセス伴侶が欲しいとか願うが

余り持ってなくても変わりないんじゃないかと思ってしまった時もあったが他の動物時に哺乳類は一緒に子育てを

する動物が多い。種の保存とはいえ家庭を作る事を少し拘り過ぎだと蜘蛛には理解しがたい面もある。

人間は不完全な生き物でずっとそばに居ないと不安になり愛情を疑ってしまう生き物であると。一人では本当に

生きていけない不完全な種であると何処かの旅人は言った。そいつはエリザベスに食われるが何処かの哲学者の受け売りでそんなロマンを語れるほど恋愛は繰り返していないようだった。逆に羨ましくもあった。種の保存で夫となる蜘蛛を食べて産卵するのだから愛を語りそばに居て安らぎの場所がある人間という動物が何故其処迄その事を拘るのか蜘蛛には理解しがたい面もある。幸せな人は本当に幸せそうに振る舞い不幸せな人でさえ出来るだけ

幸せそうにしている。隣の芝生は青いという言葉がある程他者を気にする生き物なのだ。

昔は叱咤したこともあったが最近は人間の方がどんどん増えてしまい叱咤も減った。食べるのは

主に男にしているが女の方が競争が増え男は要らないという美食家(?)の魔物も居る。昔は変態扱いされていたが最近はそう言わなくなった。メスの魔物でも森を出るとアニメヲタク化していたりとかアイドルにハマってしまっただの野球やラグビーとかスポーツハマってしまっただの人間と魔物はボーダレスになったもんだと思ってしまう。最近だと男女の境さえ取っ払ってしまうかの勢いで色んな仕事が増えていた。多様化している中で取り残された気分に

エリザベスはなった。昔間違えて人間が居る村に入ったことがあり石をぶつけられた。子供の魔物だったので

大丈夫と思ったらしく人間の里へ来るな魔物めと言っていた。今だったら差別である。大分昔なのでその子たちは

先に大人になり先に亡くなっているだろう。泣きべそ掻いて森に誘導された。

「二度と出るなよ」

その時の大人は森と森の住人そして人の境があった。今はTVでも街に熊が現れたなどをやっている。。

***********************************************

 亜美の予想通り亜美の母親が居ないと大騒ぎになり行方不明扱いにされたという。多分夕方になる可能性が

あった。警察署に行くからだろう。父親から亜美のスマホにメールが来た。一先ずもう少しで七夕祭りが来る。藤子は浴衣を選んでいる。紺の朝顔にするか青い金魚の浴衣にするか迷っている。金魚だと子供っぽいとカケルに

言われそうだな藤子は思ったので紺の朝顔にした。ちゃんと全部入っているセットを浴衣を着ることになる。

 真人からも藤子一緒に行かないと言っていたがごめん先にカケルから誘われていてと答えた。

「もっと早く言えよ」

 マサヒトは真人に不満そうに言った。

「だって警護者だから一緒に来ると思ってて」

 真人はそう答えた。とはいっても二人っきりではなく美加・圭一・雅人が一緒に来ることになっている。

「えーっ。ふーちゃんカケル君と一緒に七夕行くの」

 美加は真人にそう言った。まあ予想出来たけどと美加は思った。

「来ないのか。まあ恋人と一緒に居たいのは分から無くはないが」

 圭一はそう言った。そういうもんかなと思う真人だった。

「たまに二人っきりにしても良いんじゃないか。一応お前に何かあれば飛んでくるだろうし」

 雅人はそう予想を言った。

「それは嫌だ」

マサヒトは嫌がっている。

「わがまま言うなよ。イチャイチャした二人をそんなに見たいか」

真人はそう呆れている。藤子がカケルにあーんしてと言って何故かプリンを食べさせてもらっている姿のカケル。

無論満面の笑みをこぼしながらというそういう想像を真人はしている。カケルと藤子は共にシャイなのでその光景は真人やマサヒト自身は見た事ないが多分二人っきりなら見れるかもしれないがマサヒトは当然邪魔をするかもしれないがと真人は思った。

「あんまり見たくないけどさ」

 マサヒトは本当に嫌がっている。似た事を考えたのか比較的冷静だった。美加も浴衣新調したよと言っていた。

前のは小学低学年から着ているのでかなり可愛らしい子供の浴衣だった。あの浴衣姿もう見られないのかと雅人は思った。月ウサギの浴衣で祖母ちゃんが作ったものだった。流石に恥ずかしくなり紺のアゲハチョウの浴衣にした。少し派手じゃないかと言いましたが多感な少女は今流行しているから良いのと美加は答えた。そういえば

ふーちゃんの浴衣買っているの見たけど渋いの選んでいたなと美加は思った。

 同じころ藤子は美加ちゃんたちも一緒に行くんだろうなとは思ったが恋人優先させて良かったのだろうか

思ってしまった。なんせ念を押すように二人っきりでとメールが何度も来るので今回は真人の誘いは断ったものの

どちらにせよ藤子は友情を取るか恋人を取るか究極の選択を迫られていた事だろう。その日の夜秀信と友子に

藤子の正体がバレたのであいさつに来ていた。レッドは内心今まで危ない目合わせていたのかと怒られると思い

ガクガク緊張して震えていた。一先ず落ち着いてと真人はお茶を出した。今岡田家に居る。

「初めまして13代目レッド・ナイトです」

彼女は赤髪赤眼の姿をしている。

「藤子ちゃん。否レッドさん息子たちが仕事の邪魔をしてませんよね」

秀信は心配そうに言った。

「いえ。助かっている面もありますし邪魔をしているという感じではないです」

 レッドはそう怖がりながら言った。思ったより怒ってはおらず守ってありがとうございますと感謝された。

「今のところフィルダに家が特定されて無いのですが何時まで持つかまでは。」

 レッドはそう現実を言った。まさかカケルがフィルダだと知らなかったのでそう言った。真人マサヒトは席を外された。本人たちには聞かせたくない部分もあるのだろうとレッドは思った。

「そろそろホロンドに戻る時が来たのね」

 友子はレッドが居なくなってから秀信にそう言った。

「日本人として育てていたがそろそろ限界か。いずれにしろ戻らなきゃいけない運命だしな」

 秀信はそう言った。彼はまだ仕事を残しているので直ぐ警察署に行くことにしている。真人は父さんもう行っちゃうのと言っている。

「ああ。母さんから急用が出来たからこっちに戻れって言われてな」

 秀信はそう言って警察署に戻っていった。フレンチは事前に正体バレたから多分家に来るんだろうなとはメールで受け取ってました。怒られなかったよとモンスターバスター本部でレッドはそう言った。

「それより息子の真人君の方が心配なんでしょ。育ての父親とは言え分け隔てなく育てているみたいだし」

フレンチはそう言った。



遅くなると思いますが完結迄のんびり更新しようと思います。

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