表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔物の微笑み  作者: 宮川ちい
69/90

五十話 死刑執行魔物

少しだけ読みやすい様に改行してみた。

 二日目の夜突然殺気立つ魔物が現れたのでレッド達は何だろう思っていたがこっちに来るので攻撃が来ると攻撃態勢に入った。

「何の用で此処に来た」

カケルはそう言った。まだ中には戦闘が出来ない人がおりレッドも体調壊していたのでマサヒトとメンバーを守ろうとしているモンスターバスター達が居た。

「実は私たちは魔物の森の死刑執行の魔物ですが前の主エリザベスという名の蜘蛛の魔物を追っているのですがモンスターバスターの方でしょうか」

 姿は馬みたいだが頭が無くて首の所に目が有るという変わった風貌である。

「一応モンスターバスターも居るが民間人も居るから戦う気になって無いなら殺気立ってほしくないが。紛らわしい。」カケルはそう言った。

「魔物の森で権力争いがありまして森では前の主を殺す風習がありましてその際こちらの世界にエリザベスが逃げたと聞きましてこちらに参上致しました」

 魔物はそう言った。中で聞いていたレッド達はそう言えば海月市では行方不明事件多いけどそいつの仕業かと思っている。

「とんだとばっちりだな。被害者。」

カケルはそう言った。

「一先ずエリザベスらしき魔物が現れましたら御一報下さい」

 そう言って死刑執行魔物は連絡先をフレンチに渡した。一応大人だろうと思ったからだろう。魔物たちは居なくなった。

「さっき前の主を殺す風習が在るって言っていたが逃げるの当たり前の様な気がしているけど」

 真人はそう言った。

「でも人に危害を加えているなら話は別だ。モンスターバスターとしてもその事件は放置できない」

 レッドはそう言った。一応戦えない美加ら三人を守るつもりだった。何故か真人とマサヒトとレッドは脳裏にVRで出会った蜘蛛の女を連想した。まさかなと最初は思った。

「一先ず海月市は私の所では管轄外だから手出しはあんまり出来ないけど他のモンスターバスターで刑事をやっている人あんまり居ないからね。注意勧告はしとくからね」

 フレンチはそう言った。本々二泊三日で来ているのでこのキャンプ場に来ているので一応カミラシさんに此処の監視強化の話をしとこうとレッドはそう言った。

 自分たちが居なくなるのは罪悪感を感じるが。翌朝何事もなく無事に真人達を家に帰す事にし他のモンスターバスターのエリザベスを探すことになった。2課の人達である。

「全く。トリ達が夏休み中に森の死刑執行役と会わなかったら夏休みだったのに」

 黒髪で生意気そうな美少年はそう言った。

「文句を言うならエリザベスに言え」

他の男はそう言った。一先ずそれらしき気配は海月市にには居なくなっていることを彼らは知らない。

「そう言えば女郎蜘蛛なのかな。」

真人は帰り道そう言った。

さあな。俺ら会ってないからと藤子は言っていた。

 7月に急に遡る。藤子はその時もお月様中で体育着姿だった。其処の同じくお月様中だった明石亜美という美少女が居た。清楚な感じでお嬢様みたいな高根の花みたいな雰囲気を漂わせている。真人は藤子にどれ位泳いだが話している。亜美は密かに真人に憧れていたが内気な性格の為なかなか話機会が無かった。記録係をしていた。真人は去年よりかなり泳ぐ距離を伸ばしていたがあんまり能力高くなると周りが不審がるし魔物にも狙われやすくなるぞと前に藤子に言われていたのでそうしている。モンスターバスター達も目立つと色々仕事に支障出るのである程度で止めている。

 そして現在に戻る。何事もなく3日過ぎていた。エリザベスは2日間位獲物に有り付けなかった。如何やらこの姿では指名手配されていたかった。急遽無理して街中を歩いている。其処に部活帰りの亜美にエリザベスは目を付けた。

「すみません。森林公園に行くバスって何処ですか」

 エリザベスはそう言った。良く間違われる路線なので当然の如く地元出身の彼女は此処からだと行けれないことを教えている最中人除けと防音の魔法をかけて亜美を食べた。そして亜美に成りすます事にした。彼女の家庭は核家族両親共働きでの鍵っ子の一人娘だった。食べている最中其れが見えた。

「思ったより年下だけどまあ良いか。」

 エリザベスは亜美になりすまし亜美の家の方に向かって行った。その頃フレンチは死体を見つけたと聞き現場に来ていた。住宅街なので分かると思ったが魔物が腹を空かせていたのだろうとフレンチは思っていた。所持品が無いので何処の誰か分からなかった。検視の結果10代から30代までの女性と判明した。服も来てない状態だった。入れ替わっていることに未だこの時誰も知らなかった。亜美はペットを欲しがっていたが叶わずにあの世へ逝った。一応亜美の家は一軒家で裏に山があり裏山と皆他の人は呼んでいたが正式名称もあったがここら辺の人はそっちで覚えてしまい裏山と呼び続けている。竹林もある。結構家は古い作りになっている。

「ただいまって言っても誰も居ないんだっけ」

 亜美はそう言った。服を変え持っている服を見ると清楚な服が多いので後で派手な服を買わないとねとエリザベスは思った。今は夏休みなので食事も取れる様お小遣いは人より多めだった。ある程度派手なものを買い化粧品も買った。

「一先ず下準備完了」亜美はそう言った。先に被害を受けた女性の荷物は処分し化粧品だけは持っていたが無くなりそうなので買い足した。十代の子でも大丈夫かしらねとエリザベスは思った。何時も亜美は両親の為に食事を作るのだがエリザベスと入れ替わっている為作らなかったという。その代わり夜の街に繰り出しナンパしてきた男を一人食べたという。結構夜でも未成年が居るんだと彼女は思った。

 その頃真人達は涼しい図書館に居た。一応藤子と真人は勉強をしている。今読書感想文を書いている。生活文の方にしたら良いんじゃないかとマサヒトはそう言ったが記憶処理班に消されてその勉強やってない事にされるぞと藤子に止められた。なので読書感想文にした。課題ジャンルは決められてないがライトノベルやアダルトな物漫画は禁止にされている。

「美加辺りは吾輩は猫であるを読みそうだな」

真人は呟いた。一応見ないものや読むものをスマホのLOENというアプリでラノンと呼ぶがこの世界ではLINEが生まれず代わりに出たアプリである。それを使いそれでリアルタイムで読む本が続々出ている。

「美加ちゃんなら長靴をはいた猫を読むって」

 スマホを見ながら藤子は答えた。因みに雅人が吾輩は猫であるを読むようである。圭一はよだかの星を読むと書いていたらしく藤子はそれ俺も読もうと思ってたが別のにしようと言っていた。近くカケルも居る。

「お前らも読書感想文にしたのか。」

 彼の手には人間失格を読んでいた。それ名作だが個人的に中学生が読む作品じゃないと突っ込む藤子だった。中学生は好んで見てそうな感はあるがとカケルは言ってました。藤子は結局不思議の国のアリスを読むことにした。因みにカケルは2回目の読書である。

「それより眼鏡の真人。お前面白味が無いな。銀河鉄道の夜にしたのか。思い切ってホラーに挑戦したらどうだ」カケルは無理かなと思いつつそう言った。

「無理。コイツ文字ですら怖がる。そっち系統エロいシーンも入っている場合がある」

マサヒトはそう言った。

「ほほう。詳しそうだな。お前の方は見たことあるのか」

 カケルはマサヒトにそう言った。

「暇な時電子書籍で読んでいる」

 マサヒトはそう言った。

「そういえば機械を失くしたと思っていたがお前が持っていたとは」

 真人は初めて持ち物をシネマに持ってくることができる事を知ってそう言った。

「ごめんな。俺の存在知らなかった頃だから無断で持ってきた」

 マサヒトは悪びれずそう言った。結局また買う羽目になったんだぞと真人は文句を言った。藤子はせっせと作文を書いている。カケルは終わっているので別の本読んでくるわと言って無くなった。

 その夜禁止にも拘らず森林公園で花火をしていた魔物たちが襲撃されてされたと情報が入ってきた。

「松子。日本なら安全って訳じゃ無さそうでごめん。」

 兄と思われる狐は妹の狐である松子と共に花火をしていた所巨大蜘蛛が現れて逃げている途中である。

「兄ちゃんのせいじゃないよ。」

 松子はそう言った。猿の魔物がこっちだと先導している。この兄妹は助かった。一応被害は二匹のみだった。その報告がレッドにも入ってきた。一先ず明日も来ている様なら警告しに行かないといけないと思っていたという。

「仕事増えたな。」

 黒翼はため息をついた。本当なら夏休みで旅行に行きたかったと黒翼は言っていた。今の状況じゃ無理と分かっていた。

 翌日友子が真人が捨てていた物を見てびっくりした。服がナイフか何かで斬られていた痕跡があった物の血は付いていない。

「もう戦いは始まってたみたいね」

友子はぽつりと呟いた。薄々金髪のマサヒトの存在には知っていたが未だ戦いが始まったという感じではなさそうだと思っていたがこうなると別である。帰ってきた衣類を見せた。

「これはどういう事なの。説明しなさい。」友子はそう言った。

「実は……」

 真人は初めてマサヒトの存在を母に語った。そっちは薄々気が付いていたと友子に言われた。

「モンスターバスターの警護者が狙われて助けようとしたらソイツに斬られそうになったから間一髪避けたんだけど」      

 マサヒトは初めて友子に姿を現した。

「初めましてオカダ君。でも無理しちゃ駄目よ」

 友子は真人の母親としてそう言った。一先ずこの日からマサヒトの存在がバレて家族の一員として迎えられた。秀信にも一応マサヒトの事が明るみにでました。

「いやあ。全く気が付かなかったよ」

 秀信はそう言った。

「金髪のマサヒト君は何歳なんだ」

 秀信はそう尋ねた。

「一応精神年齢は眼鏡の真人と同じですが」

マサヒトはそう答えた。

「姿もそれ位だよ」

 真人はそう言った。それ以上は幼く見えない。少なくても年下とは真人には思えない。

「なんか家族がもう一人増えたみたいでちょっと賑やかだな」

 秀信はそう言った。真人は知らないが友子と秀信の子ではない。本当の子どもは出来なかった。そんな時真人の本当の母親が真人がフィルダに狙われているとこの子だけ預かってほしいと言われて日本に来た。

 未だその事をレッドを始め彼の事を調べている者たちは彼には口にしていない。ショックは受けるだろうなとは思っており今クラスメイトの死で相当ショック受けてそんなに重荷を背負わせて大丈夫だろうかレッドは思った。

 翌日にも蜘蛛は現れてたと聞きレッドと黒翼がやって来た。マサヒトも来ていた。

「VRで出会ったやつだ。」

 マサヒトは一言そう言った。真人はあの時の光景を思い出し青くなっていたという。

「ああ。あれやっぱり主だったんだ。」

 レッドはそう言った。

「前は付くんだろ。あいつ。」

黒翼はそう言った。

「一応女性ですけど。」レッドはそう言った。一先ず蜘蛛は直感的にモンスターバスターだと気が付いた。

「エリザベスだな。一応死刑執行役から聞いているが此処での食事されては困るんだ苦情が来ている。人型になって人間の生活を送って欲しい。なお此処で人間を食べたらモンスターバスターを敵に回すことになる。良いのかそれで」

レッドは警告を言っている。

「分かりました。一先ず今回は帰らせてもらいます。」

エリザベスはそう言った。

「守らなかった場合武力行使も辞さない事態になるので出来るだけ守るように。」

黒翼はそう言った。

「それだけ」

 マサヒトは思わずそう言った。

「今回が初犯だからな。次回は戦闘になるさ」黒翼はそう言った。

 エリザベスは此処なら食事をしても怪しまれないだろうと思い花火中の魔物を襲ったがそうなるとは思わなかった。

「良いエサ場を見つけたと思っていたのに」

 渋々亜美の姿で歩いている。一応前の姿の記憶だと夜8時以降は子供だけの外出は県の条例で禁止されているのでその前に戻らないと補導される可能性があるんで家に戻ってきた。まだ両親は帰ってこない。

 今日は父親の方は出張で帰ってこない。母親は残業で忙しいとはさっきスマホのメールがきた。お腹が空いたので人間たちの記憶を頼りに料理を作ることにし二人分は少なくても作らなければいけないが腹が減ってしまい食材のまま蜘蛛の姿で食べてしまった。

「やっちゃった。独り身の方が経験長いから」

 エリザベスはそう言った。エリザベスは主になる程長生きし独身じゃなかった時もあったが何分蜘蛛なので夫となる蜘蛛は彼女に食べられていました。子供も蜘蛛のため放任に近いが巣立ち多分森のどこかで子孫がは生きているだろうと思っていた。最近は若返りの術を覚え年齢をサバ読みしていた。

 でも亜美って子はさすがに人間としては若すぎたわね他に近くには居なかったしとエリザベスは思った。13歳いっているかいないかの年齢だった。しかも丁度お月様中だったので怪しまれる可能性はあったが共働きのせいか特別その事は気が付いていないようだ。夜寝るために帰っている様なそんな家庭だった。亜美は特別それは変なことと思わず素直に受け入れた。魔物特に蜘蛛じゃないんだから本能的にどうすれば生き残れるか考えている様な生物じゃないんだから教育が必要な魔物ならもうちょっとちゃんと教育してたわよとエリザベスは思った。彼女は本当はお婆さんなのでかなり意識的に古風な考えの持ち主である。

「まあ。亜美って子はそんな荒れた状況下でも素直でいい子になっていたみたいだけど」

エリザベスはそう言った。

 ひとまずネットスーパー使う時間も無いので急いでコンビニで母親用の弁当を買い置いて寝た。起きていると食べる可能性がある。9時頃母親は帰って来て寝るにしては随分早いわねと思いながら弁当を口にした。

「今日はコンビニのお弁当か。よっぽど調子が悪かったのね」

 昨日は解放されたのが深夜だったので細かい変化に気が付いて無かった。母親はレンジで弁当を温めた。亜美は生前調子が悪いから病院行ってくるねと言っていた。風邪でも引いたのかしら程度にしか思わなかった。もう愛娘がこの世にはいないとは知らずに。

 その頃フレンチは殺された本当の亜美の死体を鑑定が終わり結果を聞いている。

「一先ず脳は残っていたみたいですね。他の部分は骨でしたが。年齢は未成年の女性の可能性が濃いらしいです」 アレクはそう言った。

「未成年ね。確かに大人にしてはそんなに背が大きくはないけど。」フレンチはそう言った。

「今行方不明者リストと照合しているんですが未だ特定できていなくて。」アレクはそう言った。まさか生きていると思われているとは知らない刑事組は捜査が難航していました。秀信は今日は帰れそうにないと真人に連絡をしている。真人はそういえばエリザベスが何か事件を起こしただろうかと不安になった。


友達の勧めでやってみたけど如何だったでしょうか。多分友達はキャラ多いから少なめにと言いそうですが、まもほほだけはそう続けるつもりです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ