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魔物の微笑み  作者: 宮川ちい
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47話 海辺で

水着回です。暫く夏休みです。

山神県海月市美里海岸公園前という場所が目的地である。其処の近くでキャンプ場でコテージがあり二つに分かれて泊まることが決まっている。

「友広の話だと別ルートを通ってくる人もいるからその駅が待ち合わせ場所だ。」藤子はそう言った。今は夜闇駅の猫の銅像前で待ち合わせをしている。真人圭一美加雅人は居るがカケルが来てない。暫くしてやって来た。

「ああ。此処か。猫の像がある場所って。」カケルはそう言った。どうやら探し回ったらしく地元のおばちゃんから其処だと教えられたという。

「もう少し分かりやすい場所で待ち合わせするか。」藤子はそう言った。猫の像と言えば夜闇の人はすぐ分かるためあえて其処にしたが来て間もないカケルには難しかったかなと藤子は思った。猫の像は此処の藩主が猫好きだったため建てられたという話になっているが未だに何で猫という人も少なくない。

「否。一発で覚えられた。何かあったら此処で待ち合わせしようか。そういえばこの銅像黒っぽいから黒猫なのか。」カケルは疑問を思っていたことを言った。

「正確には三毛猫だったそうでオスという珍しい猫を可愛がったとか習ったぞ。」真人はそう言った。そんな事まで地元の人は習うんだと思う藤子とカケルだった。そういえばそうだったと美加と圭一雅人は思い出した。妙なところで記憶力発揮する真人だった。

「お前さ。犬派猫派なら絶対猫派だろう。」カケルは突っ込んだ。どっちか良く分からないが真人の心情だった。どっちも好きなんだけどなと真人は思ったという。周りは猫好きが多いがとマサヒトは言った。圭一はペットは居ないが雅人の母親が猫大好きらしくオス猫一匹飼っている。去勢済みである。美加も猫三匹飼っている。

「このメンバーは猫好き多いぞ。」藤子はそう言った。一先ず電車で一時間揺られて海側に着いた。

「結構遠くに予約したんだな。」カケルはそう言った。

「車で行った方がもう少し早く着くかな。」美加はそう言った。あいつら免許持ってたっけと思うカケルに対し今は中学生の身分だから持ってないとだけ藤子は一言言った。メンバーはメアリー宇佐子由真クリス友広犬野フレンチ黒翼だった。良かった。大人が一先ず居たと真人は思った。一応スフォンからあの子たちを頼みますと言われていたらしかった。一応警察何時必要になるか分からないしねとフレンチは言っていた。ともかく今回は温泉は無く個別のトイレとお風呂が備わっているらしかった。

「一先ず予約が多いらしくて。この時期。」犬野は大変だったよ此処確保するのにと言っていた。如何やら偶々空いていたらしかった。何か曰付きかとじゃないよねと少し不安に真人はなったが一先ずゴーストの気配は無いぞというマサヒトだった。本当に偶々(たまたま)空いてただけかとホッとする藤子だった。

「特別ここでは犯罪は無かったみたいだしね。」フレンチはそう言った。コテージに入り水着に着替えている。海は近くにあり海水場もあった。カケルは俺今回海に入らないからなと言っていた。珍しいなお前が入らないなんてと友広が言った。ラッシュガードを着てたがフィルダの紋章が見られるのが怖くて入れなかったことはこの時友広たちは知らない。藤子はカケルが俺は海の家で待っているわと言ったので珍しいと言っていた。

「泳ぎも得意なのにな。何時もなら全力で泳ぐのにな。」藤子はカケルにそう言った。

「ちょっと体調がおかしいから泊まっている間は入れないかもな。」カケルはそう言った。無理しないで寝てろとマサヒトは真人の口を借りてそう言った。

「うるさいな。引きこもりの金髪マサヒトは黙ってろ。」カケルはそう言った。

「引きこもりじゃねえよ。」マサヒトはそう言った。昼間の間は真人が魔物が来てピンチにならない限り出ないつもりだった。4月からそういう話を真人とマサヒトはしており夜の夜中近くはマサヒトが体を使うという話し合いで決めたことだった。

「そういう訳だから出ないだけだ。事情を知らない美加とか居たし。」マサヒトはそう言った。

「まだ家族にはバレてないんだ。混乱を避けるために、そういうルールを作ったんだ。」真人は補足をしている。なるほどな。そのせいでフィルダはマサヒトを特定出来なかったわけだとカケルは密かに思った。

「金髪のマサヒト君達そんなルールも作っていたの。通りで気が付かないわけだよ。」美加はそう言った。たまにこうやって喋る事出来るけどなとマサヒトはそう言った。

「だから余計ムカつくんだよ。」カケルは少しだけ本音を言った。まあまあと喧嘩が周りを巻き込んだ物になりそうなので友広は止めに入った。一先ずレッドの新しい水着姿を双眼鏡で見ているカケルに対して泳いでいる真人。彼奴ハスハスして補導されろとマサヒトは呟いた。多分お前よりはマシかもしれないと真人は言っていたが泳いでいるから分からねえよとマサヒトは言った。一回海から顔を出してさっき言ったことを言った。

「いや。彼奴の方が上手だ。」マサヒトはそう言った。藤子は一回カケルの所へ戻ってきた。

「本当に泳がないのか。」藤子はそう尋ねた。

「ああ。水着を着た君を見るだけでも十分です。」カケルはニコニコ笑いながら答えた。

「相変わらずスケベだな。」藤子はそう言った。

「男はみんなスケベです。個人差はあるけどな。」カケルはそう言った。一先ず今は人が多いせいかフィルダがの人間が居るか分からない状況なので守れるかどうかだなと思っている。カケルは知らないがシュウが来ていた、全く夏休み中なのに上司のゴゼルダの気まぐれで手を焼かせますとシュウは思った。狙撃手の男はどうしたんですかゴゼルダの助手さんと声を掛けた。

「ちょっと実験をすることになりまして。」シュウはそう言った。

「そのままレッドから目を離さない様に。カケル君がいつ手のひらを返すか分からないですし。」シュウはそう言った。カケルはレッドを守ろうとしている事も知っていた。恋人のためとはいえ、そこまでするだろうかともある意味羨ましさを感じていた。言っておくがカケルに対してである。何時もお世話になっているとはいえ此処は心は鬼にしなければならなければとシュウは思った。カケルは全く気が付いておらず焼きトウモロコシを食べていた。

「いる?」カケルはもう一本持っていた。レッドは食べたそうにしているが体重が気になるから止めとくと答えた。間接キスを狙っていたがカケルはがっくり肩を落とした。カケルは2個目の焼きトウモロコシを食べている。

「お前さ。そんなに焼きトウモロコシ好きなのか。」マサヒトは真人の口を借りてそう言った。

「うるさい。レッドが食べないって答えたから食べているだけだ。」カケルはそう言った。間接キス狙いだったみたいだなと真人とマサヒトは思った。

「あんまり虐めないでくれ。体重気になってきているから要らないと答えただけだ。」藤子はそう言った。胸以外標準なので栄養胸にいっているのかとカケルは言いたくなったが堪えた。

「栄養胸に行っているんだな。お前。」友広がカケルが言いたかったが堪えた話をした。

「友広。スケベだな。普通そんな事は言わんだろ。」犬野はそう言った。そういう流れになると本能的に知っているので地雷踏まなくて正解だったとカケルは思っている。

「最低。」女子からのブーイングが来た。カケルはひたすら焼きトウモロコシを食べていた。

「友広。アメリカンドック奢ってやるよ。」カケルがそう言った途端友広はゾッとした。何時もなら怒りだすパターンなのである。それが奢ると言っていたので相当怒っていると勘違いをした。本当なら俺が言っていた事を偶然とはいえ言ってしまった友広が可哀そうに思っていたことなど友広は分からなかったという。

「要らない。ごめんなさい。二度と言いません。」友広は逃げ出した。別に怒っている訳じゃないんだがと思うカケルだった。

「こりゃ台風でも来るんじゃないか。」犬野はそう言った。

「熱でも在るんじゃないか。コテージでゆっくり休め。」藤子はそう言って彼女のおでことカケルのおでこを付けた。カケルは真っ赤になっている。

「特別熱は無いみたいだな。熱中症か。」藤子はそう言った。

「別の意味で熱在りそう。」黒翼はそう言った。

「夏だもの。」フレンチはそう言った。暫くコテージで休むことになった。その事実が分かるのはコテージに戻ってからだった。

「くそっ。素直にホットドック食べれば良かった。」友広はそう言った。

「レッド可愛すぎだろう。」カケルはハスハスしている。

「ハスハスするな。気色悪い。」マサヒトはそう言った。

「そういえばこの前のコテージでハスハスしてたしてた奴誰だ。」黒翼はそう言った。

「それなら友広と犬野だろ。」カケルはそう言った。そういえばそんな声聞いたような気がと真人とマサヒトは思った。18禁映像をスマホで二人で見てたらしかった。

「止めんか。一応中学入りたての奴も数人いるのに。」カケルはそう言った。因みに黒翼さんはその時は寝ていました。

「お前エロ動画見てたら今度乗り込んでやる。」犬野と友広はカケルに言ったものの今どこに住んでいるか分からないので黒翼もだぞと言った。とばっちりを受けた黒翼は其処迄飢えてないと言っていたが無茶苦茶飢えていることは知らない少年たちでした。

「残念でした。俺はレッドしか興奮しません。」カケルの異常さを窺わせる言葉でした。大丈夫かお前と犬野と友広だった。圭一と雅人でも異常と思わせる節があった。

「変態の彼氏じゃレッドも可哀そうだな。」マサヒトは小声で呟いた。女子コテージでは着替えが終わり恋バナトークをして盛り上がっていた。

「しつもーん。ふーちゃんファーストキスは何時ですか。」美加はそう言った。

「結構早いよ。8歳。」藤子はそう言った。美加は絶句した。美加は8歳の頃女の子と遊んでいた事しかありませんでした。真人と手を繋いでドキドキも未だ無かった。

「早すぎるよ。」美加は突っ込んだ。

「と言ってもカケルからなんだ。」藤子はそう言った。もう仕事をしていたので仕事のバディとして普段接していたと思ってたのになと藤子は言った。

「そっちも早すぎるよ。」美加はそう言った。

「片思い期間もあって引くと思ったらごり押しで。でもムカつくのが一回振られた理由大人にならないと付き合わない。胸がデカくなってからと言ってた」藤子はそう言った。

「それは頂けませんね。女の子としては許せない部類の男の子ですね。」美加はそう言った。

「それでボインになったのは凄いところやな。」由真は豆乳を飲んでいる。彼女は背をあきらめてせめて胸だけでもと思っているのだが17歳だと難しいかなと思った。牛乳はお腹を壊すのでそうしている。未だに幼児体形系である未だに小学生とからかうバカ(犬野)がいる位だ。

「そういや犬野。お前結局由真とチューしたのか。」からかうようにカケルそう言った途端犬野はむせた。丁度ジュースを飲んでいた。実は好きな子をいじめるタイプの犬野だった。

「うるさいな。付き合っている訳じゃないからしないつうの。」犬野はそう言った。

「犬野君ってロリ…。」雅人と圭一はそう言った。

「違う。俺はノーマルでボイン好きだ。]犬野は真っ赤になりながら否定した。

「ただ気になる程度だよ。」赤くなりながらそう答えた。本当にと友広が話に乗ってきた。

「うるせえな。てめえは宇佐子とどうなんだよ。」犬野は友広にそう言った。友広は宇佐子が好きでした。

青春謳歌中の少年をよそに全く話が振られない黒翼は黄昏ている。突っ込まなくて良いのかなあれと真人はマサヒトに言った。

「突っ込まない方が良い場合もある。大人だし色々あるだろう。」マサヒトはそう言った。相変わらず黄昏ている。

「何時までも黄昏るなよ。また女に逃げられたのかよ。」カケルはあえてそう言った。

「うわーん。やっぱりティファニーが一番だ。」黒翼はそう言った。

「ティファニーって誰。」圭一はそう言った。

「何でも昔の恋人らしい。色々あって別れたらしい。今でも大好きらしい。」カケルはそう言った。

「ああ。死に別れた恋人だろ。可哀そうにな。」友広はそう言った。圭一は同情し真人と雅人はカケル君酷いと言った途端その会話の記憶が消え黒翼は黄昏ている。さっきも見たような気がしたが思いつつも今度は話題に触れなかった。犬野と友広はナンパしに行った。その際スローデンと鉢合わせたが両方とも特別警戒せずすみませんと言って居なくなった。特別気にせずナンパに行く二人だった。

「あの二人ナンパ男だからな。一応本命は居るみたいだけどな。」カケルはそう言った。半分病気という目で見ていた。

「お前も半分病気みたいだよな。」マサヒトはそう言った。

「ところでお前はレッドとどこまで行っている。真人もだぞ。」カケルはちらっと尋ね表情は怒っている。

「抱きつかれたりほっぺにチュー程度だよ。」真人は夢だと思っているのでレッドからのキスは含まれていなかった。

「レッドの奴。一回お仕置きしないとな。」カケルは野蛮なことを口にした。嫉妬する男の目だった。初めて見る嫉妬の顔は怖く感じた真人は震えている。

「彼女に何をする気だ。」マサヒトは怒った。こっちも嫉妬する男の顔だった。

「否。特別嫌らしい事はしないんでそのままスルーで。」カケルはとぼけた。本当何するつもりなんだろうと真人とマサヒトは思った。その頃スローデンは別件を終えて帰ろうかと思っていた時レッドの気配がしたので移動した。その時レッドはスローデンの気配がすると外へ行った。カケルと真人とマサヒトも気づきその話は後だと言ってスローデンを追った。海岸に彼は居た。もう夕暮れなので海に入る人はいない人除けの魔法をしていたせいか近くで花火をする人は居なかった。エスプリは先に帰っている。レッドとマサヒトそしてカケルが来ました。

「今回は復讐するぞ。レッド。」スローデンはそう言って剣を出した。彼は剣士タイプだった様だ。腕はマサヒトより上だったらしく素早くて見えなかった。レッドとカケルにはちゃんと見えていたがレッドとスローデンの剣がぶつかり合った。カケルはレッドに当たらないようにギリギリ調整し発砲したが避けられた。マサヒトは切りつけられたが狙いは彼ではないため軽い怪我で済み一応回復は出来たが自己流なので服まで直せなかった。

「後で捨てないとなこの服。」マサヒトはため息をついた。

「命取られないだけでも文句は言えないけどな。」真人はそう言った。目的はレッド・ナイトだった。


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レッドはお気に入りの服を着ていたので正直着替えれば良かったと思っていた。相手は剣士タイプなので斬られる可能性があった。自分も似たパターンなのだが正直服の出費は痛いとだけ言っておこう。攻撃が避けられたものの少しだけ切られている。

「あー。お気に入りだったのに。」レッドはそう言った。

「お気に入りを着てくるのが悪い。」スローデンはそう言った。

「死ぬよりましと考えろよ。元バディ。」カケルはそう言った。

「女性物の服って高いんだぞ。」レッドは怒りながらも隙を狙っている。最近は男物もおしゃれな奴は高いですがとカケルはそう言った。一先ずレッドはスローデンがテロリストと知っているので捕まえないといけない。

「此処に居るという事は何か別の仕事をしていたのか。後で捕まえたら吐いてもらうぞ。」レッドは先の服の恨みとばかりにそう言った。

「お前の首を取ったらモンスターバスターに捕まってもいい。」スローデンはそう言った。悪魔で復讐をする気でいるらしい。

「そんな事させるかよ。」カケルとマサヒトが同時にそう言った。レッドは攻撃しようとしたら上着のみ切られた。一応レッドはかわしたがもうこの上着着られないなこりゃと思うほどボロボロになっていた。服ボロボロならハイになっていたのになとカケルは思ったが口にはしない。マサヒトも言えたからだ。

「お前わざとか。服ボロボロにさせないのは。」カケルはそう言った。

「下手に男子二人女子の露室見せると攻撃力が凄まじくなるんじゃないかと思って。」スローデンは男にも厳しかった。

「お前らそんなこと考えたのかよ。」レッドは呆れている。

「そこ重要。」三人の少年はそう言った。男の子って…とレッドは思った。一先ずぼろぼろの上着は捨てる方にシフトし上着なしにした。ワンピース姿だ。上着なしでも俺はOKだぞとカケルは言った。ちょっと海風が吹いて寒かったから着てただけだぞとレッドは答えた。日が暮れていく。暗視の使えないレッドには不利になってくる。暗視が使えるのは互いに知っていたが相手は使えることを知っているかどうかまで把握してない。

「お前暗視使えるのか。」カケルはマサヒトにそう言った。

「お前こそどうなんだよ。」マサヒトはカケルにそう言った。

「二人とも使えますから。」レッドは主旨が分からずそう言った。一先ず今は協力的なカケルは一先ず完全に日が暮れる前に倒すと言った。妙に殺気立つスローデン対し夜になるとハイテンションになるカケルだった。

「あんまり時間無いぞ。」冷静になるマサヒトはそう言った。その頃ナンパに行っていた二人は結局日暮れまでナンパしていたが断れていた。

「あーあ。収穫なし。」友広はそう言った。

「こっちもだ。早くコテージに戻るか。」犬野はそう言ってとぼとぼ歩いている。まだこの時レッド達が戦っていることという事実は知らない。そしてのちに起きる事件にも被害を受けずに済むとはこの時知らなかった。

前回のお泊り回にて息を荒げてたのはあいつらです。

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