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魔物の微笑み  作者: 宮川ちい
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四十六話 スローデンの過去

スローデンの復讐理由が書いてあります。

スローデンは黒猫ホテルに宿泊している。レッドに復讐する機会を狙っているのだがなかなか遭遇しない。一先ず夕食を食べて部屋で寛いでいた。一応社会人で普段サラリーマンをしている事にしている。少し眠くなって来たなと思い仮眠を取る事にした。父親は母国で少数民族出身だった。母親も少数民族出身だった。少数民族という事もありあまり国では優遇されておらず差別されていた。スローデンが幼いころの父親は飲んだくれていたイメージが強く何時も少数民族に生まれていなければと嘆いていた。母親はそんな父に子供の前でそんなこと言わないでよと言っている人だった。

「×××(部族の差別用語)の子供。お前なんて死んじまえ。」近所の悪ガキにさえその部族出身だと石を投げられた。あまり故郷に戻りたいと願う気持ちは無く彼の場合持ち合わせてなかった。むしろ二度と戻ってくるかが強い。そんな幼いころ時に経験しているので何で僕たち差別されているのとスローデンが言うと泣き出してごめんねとずっと泣いて詫びた。当時の母国の大統領は当時大多数の民族の出身という事もあってか差別色が強かった。決して豊かな国じゃなかったと言っておこう。そのせいか亡命していく人も中にはいた。ガキ大将の一部は大多数派にも関わず居なくなる人も多かった。

「あいつはリーダーシップが不足している。革命を起こすんだ。」ローズクロスはそのために作られた組織で2年後大統領はクーデターで死亡しクーデター後軍の司令官だった男が大統領になったがが相変わらず大統領は大多数の民族におべっかを使い少数民族見向きもされなかった。経済はどんどん豊かになるのにどうしてだとローズクロスは反発しテロ事件を起こすことになる。スローデンの父も同じ民族の友人に誘われて入ることになる。スローデン8歳の頃の出来事だ。その頃丁度父親がやっていたバイトをやっていた店が潰れてしまい母親は水商売を始めた。そのせいで余計に夜の蝶の子×××の夜の蝶の子と言われることになる。おかげで小学校すら通えず自分はスリでをしてお小遣い程度稼いでいたが大抵何処かのマフィアにほとんど没収してしまうので殆ど手元には残らない。他の子どものスリに読み書きを教わっていた。たとえ小学校に行っても不登校になる人も多かった。

「私たちもあなたと同じ民族なの。」女の子はそう言った。その子は後に性的暴行受けた後身元が分からないよう焼死体で発見された。幸いスローデンは男でそんな事は無かったが泣きべそをかく女の子を一杯見てきた。9歳の出来事だ。突然母が失踪した。近所の人は別の男と逃げたんじゃないの旦那さん無職だしと言っていた。どんどん高層ビルが建つ中都市とは違い田舎なので今のところビルらしきものは余り無い。後日母親は殺されて発見された。金品は無かったので強盗殺人じゃないかと言われてました。対面したとき世の中を呪うようになりました。父親はますますテロリストとしての道を突き進もうとしていた。実際何件かのテロ活動をしていたという。

ある日父親は別の女性を連れて来た。如何やら恋仲になった女性が居たらしかった。それを聞いてお母さんなんて呼ばないからなとスローデンは言った。母と呼ぶのは死んだ女性だけである。同じ組織らしく組織の教えをスローデンに叩き込んだ。最初反発していたスローデンも洗脳されていた。最初優しかった女性も本性を現し何見ているんだよガキと怒鳴りつけた。浮気性の女だったらしく男数人出たり入ったりしていった。碌に食事がもらえなくなり家から逃げ出した。と言っても食べ物を食べてないので直ぐ倒れました。救急車に運ばれて虐待がバレて女は雲隠れした。後で父親が離婚したとだけ告げられた。如何やら後に分かるが自爆テロを要求されてしまい爆死したらしかった。上層部と関係を持とうと女はしたらしいが失敗し女狐と言われたという。

「あんな女とは思わなかった。済まなかった。」父親はそう言った。それからは父は優しくなり相変わらずテロリストとしての活動をしつつスローデンを可愛がった。それだけでもスローデンにとっては幸せだったが10歳の頃父親が大統領暗殺メンバーになり部族の解放と自由を求めたが偶々旅行中だったレッドとカケル捕まえたらしかった。後の話で捕まえた方がレッドだったためそっちを狙う事にしたようだ。そして正式にローズクロスに入った。最近は大多数の低所得者が入ってきたり政府に不満がある者が来て古株と新参者の調整役をやっている。ふと目が覚めた。彼の母国は基本シャワーなので浴槽のある日本には戸惑っている。一先ず浴槽の中でシャワーを浴びるスタイルにしている。

「あー。もう日本みたいな暮らししたかったよ。」スローデンはそう呟いた。最近資金提供があり世界レベルのテロ集団になりつつある。レッド達モンスターバスターも基本マークしている組織でもある。今のところ彼も夏休み近くである。一先ずメールの確認をするが組織としての仕事は今のところないようだ。一応これでも幹部クラスでもある。

「今は何時だ。確か県の条例で午後8時以降の外出は18歳未満は禁止だったような気がしたが。」スローデンはそう言った。一応逮捕は無いだろうが注意勧告は受けるだろう。因みに18歳は大人だが飲酒は20歳からというのは知らず18歳で飲めるかと思い飲もうとしたら飲酒は二十歳からですよと言われてしまった。結局ノンアルコールを出されてしまった。ホテルのバーの一幕だった。そんな事をスローデンは思った。一応本当は16歳なので表では学生をしていると言っている。今はビジネスマンとして利用している。信用したのか特別出て行けとは言われてない。一応料金も払っているので追い出される可能性は低い。一先ずTVを見ることにしたがあんまり面白そうな番組はやって無かった。

カケルは独自にスローデンの事を調べ上げた。一応スローデンが見た夢の出来事でレッドを狙っている事を知った。どうやって彼女に話そうと思い下手をしたら自分が狙われいた可能性もあった。一応フィルダの諜報員が調べていた。レッドの耳そういう話をした。一応フィルダというのは隠している。そういえばそんな男もいたなとレッドも思い出してきた。

「確かに当時は一人息子がいるって聞いたがまさかスローデンだったとは。」レッドはそう言った。親戚に引き取られて名字が変わっていることを知らなかったと言っていた。

「結構詳しく調べたな。」レッドはそう言った。

「調べた人はプロだからそんなに掛からなかったよ。」カケルはそう言った。一体どんな探偵使っているんだかしかもどれ位報酬やっているんだかこいつはと突っ込みを心の中でレッドは思っている。そうとは知らず一先ず参考になったかと言っている。一先ずはとレッドは答えた。近くに真人が居る。警護相手なので当然いる。

「どういう探偵なんだよ。」マサヒトは真人の口から声を出した。今は公園に居る。

「俺もあまり素性は知らないがずば抜けて情報力のある奴だ。」カケルは嘘をついた。疑わしそうなマサヒトに対し大丈夫かそんな相手にその手の事調べさせてとレッドは言っている。プライベートな内容話すためある程度素性の知れた相手じゃないと頼まないけどなとレッドは思っていた。ぎゃくに素性の知らない奴の方が後腐れは無いとカケルないよと反論をした。脅されないか内容によってはとマサヒトは思った。真人の方は良く分からず一先ずそういう人物なんだなと思っている。

「早くしないと8時になるぞ。」レッドはそう言った。山神県は8時以降は外出禁止なるためそう言った。破ってもいいのだが大人に注意はされる可能性はあった。真面目なの変わって無いとカケルは思った。

「じゃあ。俺帰るわ。」カケルはそう言って居なくなった。そういえばカケルの家知らないなとはレッドに対しまさか戦闘中に出くわせすなんてとマサヒトは思った。念のためにカケルは気配を隠し自宅に戻っていった。酸川は遅いぞと言っている。

「一先ず頼まれた件片付いたぞ。」カケルはそう言った。

「その割には遅いが。」酸川は途中で戦闘しているレッドと警護者の少年と出会ったんだろうなとは思っていた。

「ちょっと色々ありまして。」カケルはそう言った。

「まあ8時にならなかったのは許せるがあんまり調子に乗ってボロが出ないようにな。」酸川はそう言った。頼まれた件とは真人の素性調査である。一応メシア扱いされているが本当に白虎族なのかなどの調査をしていた。一先ず諜報員がどこまで把握しているか聞いて来いと言われてました。そのついでにスローデンの事も調べさせたという。後にバレて職権乱用するなと酸川から雷が落ちたという。

スローデンは単独行動なので余り魔物は連れてきてない。組織の魔物なので私用できない。従者はおいてきた心配すると悪いなとは思った。

「復讐しても空しいだけですよ。」従者の魔物はレッドの居場所が分かった際、そう言っていくのを反対した。なので今回連れてないが何時もなら連れて行くので怒っているだろうなとスローデンは思っていた。もしくは呆れているだろう。マスターが心配なんですよ言っているかもしれないが今のところ着ているという情報が入って無い。魔物だけで行く特別違法ではないが人に見つかれば大騒ぎになるので人型を取らなければならない。眼鏡ボインの20代前半の女性の姿を取る従者なので明らかにバレるので来ないと思っていた。

「マスター。やっと見つけましたよ。」従者の魔物がやって来た。本来はキツネの魔物である。

「おいおい。エスプリこんな所まで乗り込んでくるな。」スローデンはそう言った。何故来たのかとエスプリは話した。

「マスターの単独行動の噂があんまりにも酷いので来ました。どうなっているんですか。」エスプリはそう言った。

「どういう事を言われているんだ。そこを説明してもらおうか。」スローデンはそう言った。どうやらストーカーしてた普通の日本人の少女に振られた後血迷ったかブラッティードラゴン(カケルの異名)に恋慕して振らて逆上しレッドを殺そうとしてるという話になっているらしかった。自分でもカオスな状況を噂されていると思った

「言っておくがあの後恋人ができた。ちゃんとした女の子だ。」スローデンはそう言った。

「何しに行ってたんですか。貴方は。」思わず突っ込むエスプリだった。

「父親の恨みを晴らすためだ。そこは一貫してるだろ。」スローデンはそう言った。そこはエスプリもホッとした。してはいけないのだが特別趣旨は変わってないことを把握した。

「前も言いましたが復讐しても空しいと思います。レッドっていう女の子だって家族が居ると思いますがあのブラッティードラゴン(カケルの異名)の女ですから彼は確実に悲しみますよ。」エスプリはそう言った。

「誰かが復讐鬼になるのは見たくないんです。今度マスターが狙われますよ。」彼女は続けてそう言った。

「その覚悟は出来ている。簡単には死なないけどな。」スローデンはそう言った。

「あともう一つ要件がありまして別の仕事が入りました。その連絡に来たんです。」エスプリはそう言った。そっちの方が重要じゃないかとエスプリに突っ込んだ。どうやら海の方で仕事が入ったらしかった。山神県の県内なのでさっさと仕事終わらせてレッドに復讐した後日本を離れる予定だ。できれば夏休み中にと思っていた。

「出発は明日です。」エスプリは最大な重要ポイントを後出しする癖があった。先に言えと毎回スローデンはそう言った。今回もそうだった。ホテルは別だが翌日チェックアウトをすることになったようだ。全く従者とはいえ突っ込みどころ多すぎると思った。


********************************************************************************


ローズクロスの運転手を付けて海側へ移動することになった。

「羨ましいですね。私海行ってないんですが家族に連れてけって言われてるんですがなかなか…。」運転手の男はそう言った。50代か60代ぐらいの初老の人だった。おそらく孫辺りが言っているんだろうとスローデンは思った。

「仕事だぞ。俺だって彼女と海行ってないしな。」スローデンはそう言った。

「今連れているのは従者ですか。なかなか美女ですな。」スケベ心を出したようで運転手のオヤジはそう言った。

「言っとくが従者には俺は手を出していない。」スローデンはそう言った。魔物を異性として襲う人間は規範的に居ない。逆も然りだ。稀にそういう奴もいるが基本的に宗教上タブーで魔物は魔物の宗教があるらしく其処に属してる魔物も居る位だ。

「出したら相当な変態ですよ。」エスプリは容赦なくオヤジにそう言った。獣〇している扱いにされるのが関の山だろう。そのせいか魔物と人間は法的に結婚は許されない。したとしても子供に恵まれないだろう。物語上悲恋になるケースが多いと言っておこう。この二人は一先ず関係がない。そっちはオヤジも本当は考えてないと言っておこう。

「ですよね。済みませんね。」オヤジは笑いながらそう言った。嫌だな。一応魔物だけど人間と同じ姿しただけでこういうジョークも出るだからエスプリは思った。

「中年以上のオヤジみたいだから気にするな。」運転手が居なくなった後スローデンは言った。そうですねとエスプリはそう言った。普段はキツネの姿でスローデンの前に居る。其処はコンコンと似てるとレッドが居たらそう言ってただろうが此処には居ない。エスプリは狐の写真集を見ている。一応魔物の写真集でイケメンの狐を見ている。

「お前さ。一応未成年の俺が言うのも何だけど他の狐見たらドン引きするぞ。」スローデンはそう言った。

「別にアダルト見てるわけじゃないもん。」モフモフ度たっぷり写真集だ。人間が見たら可愛いの一言で終わる内容だ。イケメン狐現るというキャッチコピーが帯に書かれている。

「…どっちかというと大人用だよな。それ」つまりアダルトと言いたいスローデンとそうじゃないと言い張るエスプリだった。

「何よ。マスターだからって。自分だってアニメの女の子のスケベな内容の絵持ってるじゃない。ほんと頭来ちゃう。」エスプリはお酒を持ちながらそう言った。スローデンはアニオタでした。

「エスプリ姉さんあっちは未成年だから勘弁してやってください。アニオタの方とは知りませんでしたが本当なら裸の女性が見たい年頃なんですから。」オスはそう言った。一応子分だった。

「まあ。そうなんだけどさ。」稲荷寿司を頬張った。狐の姿のままだ。因みに狐は雑食なので食べ物には困っていないという魔物事情があるため一応好物が稲荷寿司だった。因みに山神県の地酒呑んだくれを飲んでいた。一応エスプリは独身で自宅アメミスの方に言って寝始めた。スローデンとやり取りを自宅までやりたくないので別宅に住んでいた。イケメン狐を沢山置いている。実は芸能狐オタだったエスプリだった。魔物向けの本から映画などアメミスは一杯ありました。その中から種族の活躍するのを楽しむという魔物ルールがあり人間が見ても面白そうな内容でした。

「あー。全くどうして近くにイケメン居ないの。」エスプリはそう言った。そういう女性メスを見ているせいか二次元でも女の狐キャラには萌えないスローデンだったという。虐待された経験があったせいかどうも女性は苦手でだった。なので初恋が遅れたが人間同種の者を呼び起こすのか彼女も同種の人間で彼女も同じタイプの人間でアニオタだが美形だった。彼女もカケルが好きだった時期があったらしいが振られてしまいスローデンに会ったらしかった。そのせいか分からないがハニーイエローに染め上げ眼も紫のカラーコンにしようと思ったが無かったので綺麗なブルーの目をしている。そしてゴスロリを着ている。彼女の場合ブルーを気にしていたが可愛いと思うスローデンだった。スローデンは知らなかったが海の方に行く予定を立ててレッド達が来るとこの時は予想して無かった。レッド達もまさか旅行先で出会うことになるとはこの時知る由もなかった。フレイヤも参加すると言っていた。というのも日本文化に慣れるというのもあったがレッドの勉強が思ったより進まなかったからだ。前回は自習にしたがあんまり自習も良くないと思ったからだ。今回は勉強詰めになるかもなと溜息をついた。コンコンと白虎はおやつ300円までという話をしている。

「えー。500円じゃないのかよ。」白虎はそう言った。

「300円までだコン。」コンコンはそう言った。小学生かと真人(まさひと)が突っ込みそうな会話をしているとレッドは思っている。魔物同士なので一先ず300円までという流れになった。美加(みか)が聞いていたらファンタスティックと言いそうと真人は話を聞いてそうと思った。


居るようで居ないイケメン。狐ならなおさらなのか。

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