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魔物の微笑み  作者: 宮川ちい
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四十四話 旅行後の人々

今年中にこの章を終わらせたい。

同じ日に美加と藤子・真人・雅人・圭一が居たが圭一と雅人は俺らゲーセン行ってくるわと言って居なくなった。

「大丈夫かな。中学生なのに。」真人はそう言った。真人も誘われたがゲーセンは不良が多いから嫌だと言った。相変わらずチキンとマサヒトは言ったが美加には聞こえない。そのころカケルは不良をしめていた。

「風来坊のカケルだ。」いつの間にかソラからカケルにシフトしていた。

「だから風来坊って呼ぶな。江戸時代の人間か。俺は。」カケルはそう言った。体型や容貌に似合わず喧嘩は強い。ひとまずレッドにプレゼント用のぬいぐるみをUFOキャッチャーで取ろうとしたがお前そんな趣味あったのかとケチ付けられて喧嘩になっていた。

「彼女にやるんだよ。其れぐらい察せ。」カケルはそう言った。そう言ってUFOキャッチャーに来たがどれもレッドが好きそうな熊系やらひよこ系やら結構色んなラインナップがあった。暫くUFOキャッチャー避けてきたから何が人気かさっぱり分からないとカケルは思った。兎も角1つに絞らなければと思い赤頭巾被っている犬(本当は狼)を取ろうかちょんまげ付けた熊にするか悩んでいた。どっちも要らないよと笑顔のレッドさんのイメージが出た。

「・・・受け狙うの止めるか。」カケルはベターにノーマルなヒヨコの人形を選んだ。そこに雅人と圭一が来た。

「天地さん。そんな趣味が。」圭一と雅人はそう言った。

「誤解だ。藤子にやる奴だ。」カケルはそう言った。ですよねと圭一は何故か切ない顔に雅人はホッとした顔になった。

「あれ。今日は山下さんと藤子は居ないんだな。眼鏡の真人も居ないが。」カケルはそう言った。

「あいつなら女子二人と歩いているんじゃないの。金髪のマサヒトの方はそうじゃないが真人の方はチキンだから。」雅人はそう言った。

「何となくだがそういう雰囲気放っているもんな。」カケルは納得した。

「おい。モブ中学生てめえらはTVゲームでもやってな。」高校生と思われる男はそう言った。

「しかも風来坊が彼女居るなんて気にくわねえ。」実は其の不良は振られたばかりだった。

「別におかしくは無いだろう。中学2年生だし。」カケルはそう言った。思っていたより年下だったと雅人と圭一は思った。

「おまっ。中学であの強さか。冗談だろ。」ざわつく不良たちを尻目にカケルはUFOキャッチャーをしている。しかも上手かった。よし。一発で取れたとカケルは思った。凄くやり慣れていると雅人と圭一は思った。

「お前無視するな。」不良の男はそう言った。

「圭一と茶髪の雅人だっけ。ちょっと不良黙らせてくるわ。」そう言ってカケルは居なくなった後悲鳴が何回か聞こえた。カケルではなく高校生の悲鳴だ。ガクガク震える雅人と圭一にカケルは汚れ一つ無くでかいヒヨコを持っている。

「此処不良のたまり場だから他所の方が良いぞ。じゃあな。」カケルは居なくなった。

「流石風来坊。」圭一と雅人はそう言った。


***********************************************


駅前で美加と真人藤子は分かれた。美加は別の用事があったので分かれたが別の友達が約束をすっぽかしたので美加はもう帰ると言っていた。そんな時カケルが来た。もうヒヨコは力で別の場所に保管している。

「藤子は居ないのか。」目当ての彼女が他の男の子と帰ったと言うとカケルがへそを曲げることは何となく分かった。

「先に帰っちゃいました、」美加はそう言った。

「残念。不良が絡んでこなきゃ。」カケルはそう言った。絡まれたの。大丈夫だったのかと美加は不安になった。見た目は筋肉が無い方に見えるからだ。

「じゃあ。ふーちゃんの家教えましょうか。」美加は善意のつもりだった。知っているならありがたいとカケルは思った。恐らく一人暮らしだから泊まりに行ったりとかと余計な妄想もしていた。

「是非教えてください。」カケルはそう言った。結構男の子って自分に正直だよねと少し呆れた、隣が真人が住んでいるがまさか気配が読めるとは知らずそして真人の命を狙う組織の構成員な少年とは知らなかったので案内を始めた。後に後悔するが其の時は遅かったといっておこう。住宅地に入った。超美形なカケルと一緒に居ると彼氏持ちの気分になれるのかなと思ったが距離があるので特別そんな感じには見えなかったという。

「結構入り組んでいるな。」カケルはそう言った。

「此処昔から住宅地だったから初めての人は迷っちゃうって聞いたことある。」美加はそう言った。

「やっぱりそうなのか。結構古い家もあるから。」カケルはそう言った。言えない。あそこが私の家なんてと思う美加だった。ボス猫が来た。美加はつい猫好きなので反応した。

「ボスだ。ここら辺を仕切っている猫。」美加はつい反応をした。

「昨日の猫だ。お前ボス猫だったのか。」カケルはそう言うが猫は無関心だった。知り合い猫なので美加は同類部類に入る男だと思ったが俺のペット猫嫌いだから触れなくてとカケルは言った。そりゃ気の毒にと美加は思った。

「爬虫類だけどな。ドラゴンの名前が付く。」まさかの答えにドン引く美加。コドモオオトカゲみたいな大トカゲを想像した。

「写真見る。」

「いえ結構です。」美加は拒否した。ふーちゃんの彼氏変わっていると思った。何時も其れを言うと女子がドン引くので不満そうに俺だって従者自慢したいのにと思うカケルだった。藤子の家の前に岡田という苗字があるのに気が付いた。気配を探ると真人とマサヒトの気配がしたのであいつ隣かよと思った。ジェラシーに燃えるカケルに対しマサヒトと真人カケルが来たと思った。まさかマー君運悪く顔出さないよねと思う美加だった。そこにジェラシーで怒るマサヒトにうるさいなと思う真人が出てきた。藤子は自分の部屋で寝ていて気配に気付くのが遅れた。

「よう。お前藤子の隣だったんだな。」カケルはそう言った。妙に怒りのボルテージを上がっている。

真人も自分では分からないが不機嫌そうな顔をしている。

「そんなに俺の顔見るのが嫌なんだな。」カケルはそう言った。今のはマサヒトに対してである。珍しい不機嫌顔のマー君と美加は思った。真人の方はそんなつもりは無いといった。其の顔はマサヒトがしているんだなとカケルは思った。

「何で美加と一緒なんだ。」真人はそう言った。

「ああ。藤子の家を教えてもらったんだよ。実は住む家を見に行った帰りに圭一と会って其の後美加ちゃんに出会ったんだ。」カケルはそこをちゃんと説明している。

「藤子に内緒にしてくれよ。驚かせたいから。」カケルはそう言った。カケルは道を完全に覚えた。藤子はカケルの気配に気が付いて出てきたがもう居なかった。

「カケル君なら帰ったよ。」真人はそう言った。顔合わせたかったのにと藤子は言った。

「又来るって言ってたよ。」美加はそう言った、未だフィルダの一員でもあるカケルに家の場所がばれたという事ないど知っている筈も無く顔見せろとメールをした。キメ顔の写真をメールを送ってきた、くそっ。相変わず超美形な顔していると藤子は思った。ちょっとだけ意地悪したカケルはたまにフェロモン撒き散らすレッドにお灸を据えるのも悪くないとカケルは考えた。とはいえやり過ぎると泣くからな。あいつと思っている。アジト近くには一軒家があり相棒の酸川とルームメイトになった。一応難を逃れたレッドの写真や人形のコレクションを置いた。ソラとして貰ったフレームにレッドの水着姿今年の春バージョンが飾られている。何時まで居るのか分からないが紅葉の季節になったら色づくと思うもみじの若木があった。未だ植えてから20年位という感じだ。彼の場合もみじがレッドの髪や眼を連想し凄く恋しくなる。赤い物はレッドを連想してしまう為片時も放さない物はできるだけ赤い物は避けている。本当は大好きな色だった。

「やっとホテル暮らしから開放されましたね。」ブラッドは言った。実はフィルダに拉致されていました。

「すまないな。苦労かけて。」カケルはそう言った。一応近くの中学2年生として潜り込むことにした。今は自分の部屋のインテリアはどうしようかなと思っている。其の頃、殺意の眼をレッドいや藤子に向けている少年が居る。

「この町に居るんだな。」一応彼はローズクロスのテロリストだった。同じ頃犬野と友広は真人達も来るよう海の方へ行くつもりだった。ひとまず何人か誘うつもりだがカケルの連絡先知らないかとレッドに尋ねた。

「一応メルアドは知っている。」レッドはそう言った。じゃあ後で連絡してくれよと友広は言って了解とレッドは答えた。未だカケルが敵に回っていた事は知らない。

町の掲示板にお祭りの案内が書かれている。8月にやるのだが七夕の案内だった。まだ先の事である。

「へえ。此処では8月にやるんだな。」カケルはそう言った。東京では7月にやるが仙台七夕祭りの影響か此処では8月にやっている。そんな時レッドからメールが来た。

「海の方にキャンプするけど来る?」レッドの水着姿・・・主にビキニを想像している。

「絶対来ます。」即答に近いスピードでメールを送った。その頃真人に友広からメールを受け取った。スマホだと思うがダイヤルメールや藤子として使っているのは非常用なのでそっちに掛けているので知らなかった。

「あいつも来るんだろうかスケベ丸出しで。」マサヒトはそう言った。

「お前も同類だろうが。」真人はそう言った。一応行くと返事を返した。

「あそこまでオープンにしてない。」マサヒトは答えた。

「まあ。そんなことより町内の祭りだ。ずっと担ぎたかったんだ神輿。」真人はそう言った。小学生では小さいし力もないので神輿はないが中学から参加出来る仕組みだ。昔は男子のみで褌だったらしいと美加のお祖母ちゃんが子供の時自分のお祖母ちゃんから聞いたと言っていたらしかった。現在は男女関係なく参加で女性でTシャツにハッピ姿で短パンというスタイルで男子も同じ格好である。褌は今でもやっている所もあるが山神県ではそうなっていた。ふと昔を思い出した。丁度神輿の話をしている時だった。

「それに合わせて神輿が小さくなったみたいだよ。」幼い頃の美加はそう言った。雅人もいる。

「美加も中学生になったら神輿担ぐだろ。」雅人はそういった。

「もちろん。」美加は答えた。回想を止めて今年からみんな担ぐ事になるだろう。真人は密かに神輿担ぐ人は何だか格好良いと思っていたので最初の夢が叶うんだとワクワクしていた。

「そういや、お前神輿を担ぐのは夢だったもんな。」マサヒトはそう言った。

「今まで山車だったからな。余計にやりたい。」真人はそう言った。山車は踊り子や演奏する子供たちを乗せた車で人力で引っ張って動かしている。小さい子でも参加出来る様にという要望で出来た物らしい。本々は無い物だった。

「笛の役やりたかったけど落選したんだよな。ヘタッピなのに。」マサヒトはからかう口調でそう言った。ヘタッピは余計だと真人は思った。結局太鼓役を5歳の時にやった。家は持ち家なので引っ越す事は無いと真人の両親は思ったのか真人が3歳の頃此処に来て以来ずっと町は変わっていない。その前の事は真人は記憶が無いが東京に居てそこで生まれたと聞いていた。一応地域の祭りなので参加はするぞと藤子は答えた。

「カケルは参加するか分からないが多分見に来るとは思う。」藤子はそう言った。彼女は黙っていたが胸だけきつくてサイズを男用に変えていたのを隠していた。その話をカケルにしたら絶対見に行くと鼻血を出してそう言った。多分胸だけパッツンパッツンの姿をイメージしたのだろう。真人には言わないでおこうと藤子は思った。一人の少年がやってきた。テロ組織のメンバーでローズクロスのメンバーでレッドに強い恨みを持つ少年だ。ここら辺に赤眼赤髪の少女はいないかと尋ねた。それなら山神県夜闇じゃないか。なんか最近行くテロリストが多いからと言っていた。理由は不明だった。それよりどうやって復讐するか考えていた。その時美加と藤子そして他の女子と歩いていくのが見えた。気配は知らないので分からないが髪の毛が長く胸が大きかったので偶然に藤子に目を付けた。当てずっぽうだったが美加はふーちゃんと呼び他の子は藤子や望月さんである。途中山下美加と書かれている家族一覧のプレートが掲げられていた。藤子は少年とは面識がないので普通の日本人だと思っていたので相手にしなかった。未だこの戦いに巻き込まれることになるとは真人達は知らなかった。美加は家でネコ三匹と戯れている。二匹は老猫で一匹は子猫である。この後の事件を知らず今までの生活と同じ生活が送ると思っていた。未だ不穏な動きにレッドやマサヒトは気付いていない。カケルは引っ越しの荷解きが終わり寛いでいた。酸川はその旅行行くのかと尋ねた。

「ああ行くよ。どうせ夏休みだしな。」カケルはそう言った。フィルダにも夏休みがあった。未だ他のメンバーには真人の家は教えてなかった。むろん藤子の家もだ。

「一応生きているのがバレたんだな。しょうがない奴。」酸川はそう言った。

まさかの事態になっている事をカケル以外知る由もない。

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