四十二話 引くに引けない人達
懲りずに2回目のお風呂回。
明るいうちに遡る。酸川は休憩がてらカケルの様子を見に来たが居なかった。すぐレッド達のところに行ったなあの馬鹿と思っていたがずっと会いたがっていたのであんまり怒鳴り込むのもなと思っていた。1年前の6月に話は遡る、カケルは生き返りの術で生き返るがが貧血で病院におくりこ送り込まれた。一週間で何と回復をした。しぶとい奴と酸川は思いながら初対面をした時は酸川だと見破り攻撃態勢に入ったが血液不足で倒れそうになった。そこで死んだら二度と好きなやつに会えないぞといったら悔しそうな顔してベットに戻った。
「何しに来た。上層部の奴が。」カケルはそう言った
「実はな。総裁命令でお前をつれて来いって言われたが未だ無理そうだな。今度にするわ。一先ずお前の服にこれが入っていたからわたすわ。」そう言って死ぬ前にレッドから貰った懐中時計がカチカチ時を刻んでいた。一応壊れていなかったかとホッとしたそして溢れ出す涙が止まらなかった。暫くないた後一言言った。
「他のは。」
「スマホは捨てた。一応モンスターバスターはお前を死亡者扱いをしている。今は生きているのがばれたら不味いからな。」酸川はそう言った。
「あと趣味にけち付けるのもどうかと思うが隠し撮りはいけない手帳に入ってた水着姿のレッドの写真捨てたから。」酸川はそう言った。
「隠し撮りじゃなくて念写だ。くそー。あれは一番気に入ってた写真だから持ってたのにデーター事なくなるなんて。」嘆きの度合いが半端なかった。
「可哀想だからまともな写真やるよ。誰が撮ったのかは秘密だけど。」酸川はそう言った。友達と思われる女の子と楽しそうに喋っている赤髪赤眼のレッドの写真がありました。如何やらモンスターバスター本部付近で取られたものだろう、今でもその写真をたまに見て姿を相棒としてみていた。後で色んな事が遭ったのだが今は関係ないので省略しよう。レシートが残っており結構な量を買っている。
「俺もシュークリーム食べたいな。後でメールしよう。」酸川はそう言って居なくなった。話を現在に戻そう。
「お前さ。立場分かっているのか。もうお前はモンスターバスターじゃないんだぞ。ばれた時の痛手凄く辛くなるぞ。それでもいいのか。」酸川はそう言った。
「それでも会いたかった。天地カケルとして。」カケルはそう言った。
「敵になったのか。物好きな俺だったらおさらばするけどな。」酸川はそう言った。裏で遊んでいそうだな。お前とカケルは酸川に対してそう思った。実は酸川には彼女が居たのだがメンバーには隠していた。無論相棒のカケルも知らない。何で私の事喋らないわけと彼女は常に不満を言っている。そのうち話すからといっているが仕事に忙しいので何時になるやらと彼女もため息をついていた。因みに同じ組織の女性とだけ言って置こう。マタドール片手に彼女は今日も帰ってこなかったと日記に書いていた。何故か無性にカクテルが飲みたくなった酸川だった。
カケルはシヴァに言い辛い話しだがと前置きを言ってから話を始めた。
「早く仕事終えないと家族を殺すって総裁から言われている。一ヶ月は遅いといえば確かにそうだが別の奴が行って来るからと言ってな。」カケルはそう言った。
「そんな、確かに時間は掛かってますが。せめて娘だけでも・・・。」シヴァには娘が居た。
「例外は認めない。分かっているだろう。あの組織で例外はと言ったら実験台にする奴だって。人として殺すか別の生き物に成り果てても生かせるか。今のところ俺が知る人として生活を送っているのは俺の件のみ。じっくり考えろ。猶予は無いとだけ言っておくぞ。」かけるは期日を切った。ショックを受けるシヴァ。動揺する犬の魔物が居る。一応正式な従者である。
「マスター。」
「心配するな。私の事よりお前がどうするか考えろ。今まではフィルダ員だからゴゼルダは手出しできなかったが主人が死んだら其の権利は無いっていうルールがある。」シヴァはそう言った。とはいえ主人が居ないと本当の力は発揮できない服従の契約もあるので又生かして置いても厳しいおきてが有った。しかも前科持ちだとハードルがある。一応一部始終のことを知っているので犬は不憫に思っている。
「僕はマスターに忠誠を誓っていますので最後までお供します。」犬はそう言った。レヴァンテというオス犬だ。
「レヴァンテ。色々苦労をかけたなフィルダに入る時だって見捨てなかったしな。他の奴は去っていったのにな。」シヴァはそう言った。
「あいつらはマスターの細かい事情まで知りませんし人間だから妬みやら嫉みも持っていることも多いですから。」レヴァンテはそう言った。
「お前には人間はそんな奴らばかりじゃないんだって教えてやりたかったが無理そうだな。」シヴァはそう言った。レヴァンテは虐待されて人間不信の魔物だった。最初は近づいたらかみ殺すと言っていた。地道に人に慣れさせモンスターバスターに就職し一緒に事件を解決したのが遠い日の様に感じた。
「いえ。十分です。マスターという人間に逢えただけでも僕の中では奇跡です。そして人を信じるという事も教えてもらいました。家族を守るというで其の未来に行ったのも知っていたので僕も微力ながら力を貸しました。それで十分です。」レヴァンテはそう言った。カケルは実は同情していた。8ヶ月前シヴァを見た。
「どうしてお前が此処に。」カケルはそうシヴァに声を掛けた。
「お前こそ死んだと思ってた。何で此処に居るんだ。レッド大泣きしていたぞ。」其の事にズキズキしたものを感じた。未だ新人研修中だったシヴァはそう言った。亡者の声がする。ナンデ、オマエダケ、シナナカッタンダという声がした様な気がした。恐らくフィルダとして手にかけた人の恨み節のような感じがした。
「大丈夫か。顔色悪いぞ。」シヴァがそういった。酸川が来た。
「・・・又か。一回死んだ奴がなる死者の声というフラッシュバック。」酸川はそう言った。その間にも死体だらけの光景がカケルには見えている。カケルをを担いだ。
「心配するな。暫くしたらすっかり忘れたかのように明るくなるから。」他の担当者をあんまり動揺させないようにそう言った。
其の言葉通り何時ものように明るく振舞っていた。シヴァはふとそんな事を思い出した。其の頃ジョージにも本当に手を引かないなら辞めてもらうと上司から言われていた。
「どうしてもあいつとは決着付けたい。」ジョージはそう言った。同じ頃妨害したジョージを殺してからでも遅くは無いかと思っていた。シヴァとジョージは図らずも同時にそう言った。ナハートは温泉に行こうとしたが方向音痴で辿り着けていない。其の時ジョージの魔物とシヴァの魔物が戦っていた、ナハートはレーザービームがんをを持っていたので出して応戦をしたが元々研究職なので腕は良くない。早く助けに来てと思ってました。其の頃藤子と真人はばったり会ってました。
「今から温泉か。」藤子はそう言った。
「そうだな。一先ず温泉に入っておかないと又戦闘になるか分からないし。」真人はそう言った。其れって意味無いじゃんとカケルはそう言った。彼は帰りでした。
「お前は入って来たみたいだな。」藤子はそう言った。
「ああ。一人風呂だったぞ。」カケルがそう言った。其の時ジョージたちの魔物の気配がした。しかもナハートが戦っていたらしかった。急いで現場に向かった。
「あんなところで何やってんだ。」マサヒトはそう言った。林の方にナハートは行っていた。
「多分方向音痴じゃないのか。」カケルはそう言った。ナハートを見つけ数匹の魔物と戦っていたので助かったとナハートは思った。一先ず加勢が来たので魔物は居なくなった。
「ナハート。此処で何してた。」カケルは尋ねた。
「実は温泉に行こうと思っていたんだけど道間違えたみたいで。」ナハートはそう言った。やっぱり昔からの方向音痴治っていなかったかとカケルは思った。一年じゃ治りませんよとナハートは言った。
「じゃあ。お前連れてけよ」。」マサヒトはカケルにそう言った。
「お前が行けよ。」カケルも負けじとそう言った。二人が喧嘩しそうなので藤子たちも温泉の場所へ行った。無事に帰ってくるかなとマサヒトの方はそう言った。さあと真人は答えた。一応真人も温泉に入った。藤子も女子風呂のほうにいるのだけは感じ取れた。メアリーとクリス美加の三人組である。一応胸を触る子は居ないので静かなものだと藤子は思ってましたが実際は違った。
「美月ちゃんって結構胸ある方でしょ。」美加はそう言った。逆に無いのがクリスの方である。
「結構触られるんですよ。特に由真と宇佐子が。」メアリーはそういった昨日被害に遭いましたと藤子は言った。
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藤子は風呂から上がって着替えた後ジョージの気配がしたので追う事にしたときカケルと鉢合わせをした。珍しくシヴァが動いたので追っていた。其の事は言わずジョージの気配がしたからと嘘をついた。気配を消しながらなので追うのが大変だった。 藤子とカケル君一緒に居ると真人は思った。マサヒトは嫉妬をしている。
「あいつ二人っきりで何話しているんだ。」マサヒトはそう言って近づいた。
「ジョージの奴気配消しながら移動しているみたいだな。」藤子はレッドの姿になりながらそう言った。こりゃ恋人同士の会話じゃないなとマサヒトは思った。ちゃんとレッドの声が聞こえてました。
「そうみたいだな。結構上手く隠しているみたいだな。」カケルはそう言った。近くに居るんだろ。マサヒトとレッドはそう言った。気が付かれたとマサヒトは思った。一先ず二人と一緒に行動する事になった。
「結構用心深いんだな。」マサヒトはそう言った。
「何せ二つの組織に追われているだ。余計慎重になるだろう。」カケルはそう言った。確かにと真人とマサヒトは納得していた。とはいえシヴァも追っているのか上手く誤魔化して探しているみたいだがとカケルは思っている。レッドもシヴァが来ている事に気が付いた。
「シヴァも来るみたいだな。」レッドはそう言った。マサヒトと真人も言われて気が付いた。どっちが早くジョージのところにつくのかなとカケルは思っている。シヴァもモンスターバスターが来ている事に気が付きできるだけ早く始末しないとなと思っている。ジョージもシヴァを始末しないとなと思っている。じゃないとモンスターバスターに捕まる恐れもあるからだ。どっちが早く来るのかとジョージは思いながら移動している。又公園のところに居る。結構大きい公園だった。ちなみに人種はノーマルと言っておこう。空は飛べないし足が速いわけでもないシヴァも同じである。力はあるが何とか使えるタイプだった。シヴァはレヴァンテを連れている。一応念のために匂いを嗅ぎ取って特定するするために連れている。巡回の人は近くには居ない。
「モンスターバスターらしき人間とあいつが来ます。」レヴァンテはそう言った。あいつとはカケルの事である。
「そうか。引き続きジョージの方に神経を集中するように。」シヴァはそう言った。了解とレヴァンテは答えた。ジョージは木の上で休んでいた。木登りが得意だった。シヴァの情報は掴んでいないのでまさか犬の魔物を連れているとは知らなかった。止まったみたいだなとレッド達も思っていた。「大分近づいたとは思うが何処にいるのか分からないな。」レッドはそう言った。コンコン連れてくれば良かったと彼女は思った。彼もイヌ科なので鼻は良かった。こういう時に活躍している。其の頃ジョージの匂いを頼りにしているレヴァンテがモンスターバスターよりも早く見つける事ができた。
「くそっ。犬連れていたのかよ。」そう言ってジョージは木々に移り降りて逃げていった。シヴァは銃で発砲したが逸れた。其の音でレッド達はそっちに居ると分かりその場所までやって来た。二人とレヴァンテが居る。二人とも殺る気満々の様だ。
「そういえば一ヶ月丁度だったな。」ジョージはそう言った。一ヶ月前ジョージが悪魔の世界と呼ばれている地球に制裁を加える準備して来いと言われた。手始めに田舎からやって来い言われたがそこにシヴァがやって来た。
「フィルダだが此処の場所は俺らの縄張りだ。他所に移ってもらう。」シヴァはそう言った。其れが全ての始まりだった。シヴァにしてみれば家族が殺されるかもしれないのに縄張り争いは避けたいが上が此処は取らせるな言っていた。酸川とは違う人物だ。なので今に至っている。悪魔の世界に悪魔団体が居るんじゃ余計粛清しなければと思っているジョージにとっては許されないもので意地でも退いて欲しかった。退くに退けない戦いが始まったという一応カケルも資料で事情は分かっていた。
「おい。こんな案件俺一人でやるのかよ。」キャンプ場に行く前カケルは、そう言った。
「しょうがないだろ。あいつも相手も頑固者同士だ。どっちかが捕まるか死ななきゃ終わらない。」アシッドはそう言った。
三つ巴の戦いが始まろうとしていた。できれば正体を知られたくないカケルはシヴァが捕まった場合殺すという選択をするつもりだった。本当ならこんな事するつもりは無かっただけどなとは彼も思っている。一応暗殺部隊も来ているのでそっちに任せても良かったが何時喋られるかも分からない状態だ。レッドはそんな事を知らず剣を出した。
「ひとまず二人と一匹を捕獲する。」レッドはそう言った。マサヒトは事情を知らないのでちょっと話が分からないがひとまずレッドが捕獲というのでテロリストなんだなと思っていた。其の2時間前カケルとシヴァが話をした時シヴァは焼酎を飲んでいた。酔わない体質なのでこの日も飲んでいた。仕事を終えたと思ったらさっさと仕事終わらせた方がとカケルの言葉に衝撃を受けた。そして今に至っている、大丈夫か。あいつアルコール飲んでたけどとカケルは思いながらゴム弾を入れている。ちなみにゴムなので殺傷能力はありませんが痣はできます。あれ痛いんだよなとシヴァは思ったが口にしなかった。殺されるよりましと分かっていたし上司命令でカケルの事は隠すように言われていた。其のせいかレヴァンテは何故ですかと不服そうに言っていた。其のせいかカケルには反抗的な態度を取っている。モンスターバスター歴は長いので年長者のシヴァのほうが上のはずだった。
「しょうがないだろ。あいつ何時の間にか幹部クラスなんだ。」シヴァはそう言った。どっちかと言えば保守的な犬のレヴァンテには良く分からない。一応構成員のシヴァは支部の下っ端扱いである。本部が動いたという事はそれだけの関心を示している可能性があった。もしかしてあの件を言うのかとシヴァこの事件を起こす直前終わらせた仕事の事を思い出した。今のところ本部側は発表していないとは言っていたがとシヴァは思っている。其の頃のホーリーブラッドの所にある連絡が入った。
「何。総裁が死体で発見されただと。」ホーリーブラッド幹部がそう言った。
「ほぼ間違いない話です。」情報を流した男はそう言った。そうか。帰ってこないと思ったが殺されていたとはと其の幹部は思った。
「死後一ヶ月は少なくても経っているのではないかという話です。」男はそう言った。
「分かった。他の人にもこの事を話しておく。」ホーリーブラッドの男はそう言った。ホーリーブラッドの上層幹部が集められて総裁が死体で発見された事などを説明している。
「そろそろ下のほうにも言っておかないとならないでしょうな。」一人の幹部はそう言った。そうだなとNo2のの男は言っていた。今は実質彼が指揮を取っている。前は総裁がしていたが一ヶ月前山に言ってくるなと言って総裁が居なくなり急きょ見つかるまでの間まで取るつもりだった。死体が見つかったが何があったんだろうと思っていたという。
カケルは無茶しすぎだから心配なんだよな。By酸川




