37話 薬の名は
無事メガネは見つかった。布団の中に入ってた。
少し前に時間はさかのぼる。美加はコウと分かれた後、藤子に出会った。
「あれ。ふーちゃんもお買い物。」美加はそう言った。
「ええ。そうだけど美加ちゃん今晩カレーなの。」藤子はスーパーの袋を中がちらりと見えてそう言った。お手伝いとかいっぱいしてそうだもんな。ふーちゃんと美加は思った。美加は辛いのはアウトなので甘口カレーを食べていた。幼馴染の真人は家はもう中辛だよと言っていた。雅人ももう辛口いけるよと言っていた。この際甘口をやめようと思うのだが舌が辛いので駄目だった。藤子は言えなかったが幼い頃かけるに片思いしていた時期があり其の時甘口を卒業しろと言われてたので今は大辛口でもいける口である。
「レトルトからだと挑戦しやすいよ。食材を犠牲にせずに済むし。」藤子は苦い経験からそう言った。前に甘口馬鹿にされたと美加が言ってた事を覚えていた。救いの天使が現れたと美加は藤子を見ている。そこに未だ未成年の様だが社会人なのかスーツ姿の少年が居た。
「あのう。ダイエット興味ありますか。」女の子相手に商売してました。場所を変えて本題に入った。
「カラオケ代は僕が持ちますので断るかは二人の自由です。」少年はそう言った。やばい。余計断れなくなったと藤子と美加はそう思った。竜爆牙という名の薬でダイエットに良いと言う品物らしい。うっすら藤子の脳裏に麻薬もその手口でやっているから不味いんじゃないかと思っていた。妙に乗る気な美加に逆に乗っちゃだめだよと思う藤子。そこにメシアが現れた。
「美加と藤子。其れはやばい物だから買わないで帰ろう。」真人だった。どうして此処がと美加は思った。藤子はマサヒトから教えてもらったのかなと思っていたが実は真人が気配が読めるようになったらしい。身近な相手なら分かるようになったらしい。後で聞かされた。
「あーあ。だから男が居ない子選んでいたのにな。」少年はそう言った。前に商売した時に商売した子に男が居て変な薬を使っていなくても彼女はそのままで良いと妙に盛り上がったカップルが居たのでそういう人は選んでなかった。一人は男慣れしていなさそうだったので選んだがもう一人はスタイルがいいので正直いらないのに来ちゃったというノリだったので彼氏とか殴りこまないか心配だったが彼氏かは分からないが不安的中と少年は思った。同じ頃フレンチも其の薬名前を知った。一様ハーブで安全ですとは言っているが結構被害もあった。其のうち被害を訴えた人が亡くなるケースが後を絶たない。其のうちの被害者だった女性と知った。漢方薬みたいな小瓶にローズの香りがする薬が竜爆牙だった。やっと尻尾を掴んだとフレンチは思った。シールは張られておらず箱があった状態で見つかった。
ホロンドのアメミスのドホロのモンスターバスター本部前のカフェでレッドとフレンチが話し合っている。
「あの薬買わなくて良かった。友達が妙に乗る気だったけど警護している少年から助けてもらったよ。」レッドはそう言った。
「本末転倒。でも友達やその子も無事で何よりよ。」フレンチはそう言った。俺はとレッドはそう言った。はいはい貴女もよとフレンチはそう言った。売り込みも変えているらしくそこではやらなかったという。
一ヶ月前真人はやっと気配が把握出来るようになった。
「気配が読めるようると意外と便利だな。」真人はマサヒトにそう言った。
「・・・たまに他の人が使えない事を忘れる時がある。」マサヒトはそう言った。
「お前がまず覚えなきゃいけないのが殺気だ。うっすら感じていたみたいだがより早く分かるぞ。それに命掛かっているしな。」其処は重要なポイントである。
「後仲間や友達の気配の見分け方。敵と区別出来ないのは大問題だ。」マサヒトはそう言った。そこも重要なポイントである。
「個人レベルまで特定出来るけど未だ修行も必要だな。あと人混みの中の一人を探すのはもう少し時間をかけような。」マサヒトはそう言った。そうして一ヶ月が経ち今に至る。
「お前結構飲み込み早いな。」マサヒトも驚くスピードである。数時間前にさかのぼる。町を歩いていると知らない男の気配と美加と藤子の気配がカラオケに入ったので何の話をしているのが何故か聞こえて止めたが真相である。後でレッドに本当に感謝していると言われた。別に男として認めて欲しくてやったわけじゃないので良いんだよと言った。美加には悪いがたまたま見かけてあとをつけたと嘘を付いた。
「美加もそういうの必要じゃないからな。」真人はそう言った。美加は男の子ってそう思っているんだと思った。美加はスレンダーな方である。真人は美加はそんなの必要ない子である。美加は後で真人に助けてくれてありがとうのメールが届いた。
「ひとまず役に立ってよかった。」真人はそう言った。その間にも夜闇市では不審死をとげた人が多く出ている。早く捕まえなきゃ駄目ねとフレンチは思っている。何処かの廃工場にその薬の工場になっていた。
「もうデーター取れたから卵をこれ以上は作りませんと連絡来ました。」工場のスタッフはそう言った。そうか実験としては終わりにするつもりかと少年は思った。少年の名はグレイゼルという名前だ。
「グレイゼルさん。自家販売出来ませんか。」職員と思われる男はそう言った。
「特殊な卵ですから作るとしても何年掛かるか。」グレイゼルは答えた。そうですよねと職員の男はそう言った。
「最後に工場見学でもさせましょうか。」グレイゼルはそう言った。モンスターバスターや警察にばれませんかねと職員はそう言った。
「其のときは其の時です。」グレイゼルはそう言った。二・三年も同じ事はできないだろうなとグレイゼルは思っていた。何せ珍しくゴゼルダが協力的だったので何か企んでる可能性があった。何なのかは分からないが利用されたのはうっすらグレイゼルも感じていた。しかも違う組織の人に協力なので本当に何も条件付がないかも分からない状態だ。ハイリスクだったが金額もそれなりに売れているみたいだから今のところ問題はないとグレイゼルは思った。
グレイゼルはその後もセールスを続けていた。一応ハーブという事にして売っている。最近だと隣の市の人をターゲットにしている。夜闇だと足が付く恐れもあった。工場見学も夜闇でやっていた。そこに騙された振りをしたレッドとフレンチが居る。ここで竜爆牙を作っていたのかと確認しモンスターバスター達に職員は捕まりグレイゼルは逃亡した。
「セールスしていた少年は逃亡。名前はグレイゼルと名乗っていたわよ。」フレンチはスフォンに無線でそう言った。
「分かりました。一応ホロンドの方には指名手配しときますんで。」スフォンはそう言った。日本では犯人と係わりのある少年として手配されてました。
「だからって此処でかくまうなよ。ホテルだからばれにくいけど。」ソラはそう言った。アジトは不味いと酸川が判断した。
「ゴゼルダに頼まれたんだ。仕方ないだろ。」酸川はそう言った。何で組織の人間以外に協力的なのかも気になるしな酸川は思っていた。ドSであんまり他の人には余り協力的じゃない人なので妙に気になっていた。
「あのゴゼルダがね。なんか弱味握っているのか。」ソラはグレイゼルにそう言った。
「いや。実は僕も分からなくて。協力しますよって言われて。」グレイゼルはそう言った。何時手のひらを返すかハラハラだったとグレイゼルは答えた。だよな。あいつも気分屋なところ有るからなと酸川は思った。フレンチはグレイゼルの足取りを探すが何処に居るか分からなかった。一応テロリストが一枚かんでいるとなると早くしないと殺される可能性もはらんでいる。証人が殺されるのは良くはなかった。グレイゼルに似ている少年が黒猫ホテルに泊まっていたという情報が入り其の号室に行ったが誰も居ない。先に情報を何処かで察知したのだろう。逃げられたとフレンチは思っていた。サングラスを掛けてた少年と居たと言う。どんな子だったんだろうと思いつつもまた捜査が振り出しに戻った。その間にも被害者は死んでいった。ソラの中学にも亡くなった子も居たがほとんどクラスメイトに無関心なソラはクラスメイトだろうが他人だった。ちょっとの間しか居ないつもりなので情が入ると次の仕事もしづらい。だから無関心だった。一年中居るなら情が入ったかもしれないが最長で一ヶ月ぐらいだ。今の仕事はゴゼルダの監視なので結局研究所にグレイゼルを呼ぶ事になった。グレイゼルはこのまま居たら殺されてしまうんじゃないかと思ってガクガク震えてました。珍しくゴゼルダは山神県の夜闇の何処かに研究所を置いてました。そこで研究が進められていました。
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一ヶ月前ゴゼルダはある研究をしていた。その目的をかく乱させるためにグレイゼルに協力をした。未だ他の幹部には言ってないため皆不穏に感じてました。ただえさえ死刑執行人役もやってるため恐れられているため、ひとまず酸川とソラにNO2の男ベルセンブルグはゴゼルダの監視を命じた。
「変な暴走されても困りますので。」ベルセンブルグはそう言った。うすうす何かを企んでいるのは長年居るので分かっていた。実はゴゼルダの前任者も似たタイプの男だったので扱いには慣れていた。酸川とソラは渋々受け入れた。そして一ヵ月後の今ゴゼルダは第一号を完成させた。研究は長く続くものだが最近はDNAの組み合わせがコンピューターのおかげで操作がし易くなっていた。何時テストしようかとソワソワしていた。
「実験室に篭もって何やっているかと思ったら大トカゲ作っていたのか。」ソラはそう言った。
「唯のではないですよ。上手くいけばゴ○ラ並みの能力を持った大トカゲも量産出来ますよ。」ゴゼルダは興奮気味にそう言った。
「ありゃバケモノだ。人間を恨んで誕生した奴だぞ。人間が作って操るの無理だぞ。」ソラはそう言った。お前がコントロールできる代物じゃないもの作っているんだぞとソラは言いたかった。酸川ドもひとまずベルセンブルグに一応報告しておくからと言った。
「未だ実験して無いので報告は実験後にしてください。お願いします。」珍しくゴゼルダはそう言った。こいつ怪獣映画ファンなのかソラと酸川は思った。
「モンスターバスターに嗅ぎ付けられたら実験を開始しますんで其れまで待ってください。」ゴゼルダはそう言った。待てねえよと思うソラと救出も仕事になりそうだなと思う酸川だった。なお其の事はグレイゼルは知らない。不気味な所だ。一人でずっとは居たくないと彼は思っていた。職員の人はVIP扱いしろと言われているので色々気を使っているようだ。グラサンを掛けている少年と大人の男の人がフィルダの人なのかな。何しに来たんだろうと思って一回聞こうとしたら少年は気が短いらしく噛付きそうなオーラを発しており怖くて話しかけられない。一方の大人の人はがき同士で話せと言って別の仕事をしている。如何やら表の仕事は恐らく自由業ではないかと思わせる節があった。
「ゴゼルダとお前までお守りしていなきゃいけないなんて正直仕事じゃなかったら断っている。」ソラはイライラしながらそう言った。お守り役なんだとグレイゼルは思った。
一応ソラに表の職業は学生さんですかとグレイゼルはそう言った。
「一応な。普段からサングラス付けているせいで悪目立ちしちゃってさ。不良に絡まれたりとかしちゃってる。」ソラはそう言った。外せば良いのにとグレイゼルは思った。ソラには外せない事情があったため付けたまま登校している姿を不良をはじめ他の人が見ていたという。
「一応特別な力が無い奴が多いからグラサンしてなくても本当は平気なんだが今はここら辺何故か激戦区でモンスターバスター多いから念のためだ。」ソラは笑いながらそう言った。顔を見られたくない事情とかあるんだろうかとグレイゼルは思いながらもそうなんですかと言った。まだソラは5月の時一緒だったレッドや真人マサヒトが近くに住んでいることは知らない。
「悪目立ちしすぎて、ばれなければ良いがな。」酸川はそう言った。
「どうせ1ヶ月も居ないしばれたらばれたらで別の場所に移ればいいし。」ソラはそう言った。ソラは物凄く引っ越し慣れをしていました。何時でも引越し準備満タンでした。此処まで来るとお前借金取りからからずっと逃げているのかと突っ込みたくなるよな。実際は理由は違うけどと酸川は思った。当の監視対象のゴゼルダは引越しするのが嫌々で場所がばれたら使えなくなるのでモンスターバスターにばれたらばらした奴をクビにしますと公言していました。其の前に暗殺部隊来ますので職員はびくびくしているそうです。
「今日はモンスターバスター来るかな。来ると慌しくなって嫌なんだよな。」職員Aがそう言いました。
「前絡まれた奴居たじゃん。よりにもよってヤ○ザと喧嘩した奴。ぼこ殴りの上現金まで取られてあいつのせいで前の研究所ばれて粛清受けた奴。あれは可哀想だと思ったさ。」職員Bはそう言った。不運な研究職員Cは、たまにゴーストとして現れると噂が流れている。恨み節を言うのは分かるがしくしく泣いて皆さんすみませんでしたと延々と詫びるらしい。あいつらしいけど、ちょっと迷惑と思う職員だった。
「ソラさん。これから学校ですか。」職員Aはそう言った。
「しょうがないだろ。表の職業学生だし本当の年齢も其れ位だし。」ソラはそう言った。思ってたより若いと職員は愕然とした。思いっきり高校生だと思ってた職員A・Bだった。
「それより後ろでずっと詫びている奴を何とかしろよ。うるさくて集中出来ないって苦情出ているぞ。」ソラはゴーストのCの事を言った。
「アイツはゴーストなので気にしないでください。むしろ成仏させてやってください。」職員Bはそう言った。俺霊媒師じゃないけど良いのかとソラは言った。一応力のある人間は成仏のさせ方を学んでいた。
「我が命一片の曇りなし。」Cの最後の言葉でした。何でゴーストだったんだろう。こいつと思うソラだった。
「突っ込まないぞ。カーネル。」職員A・Bは同時に叫んだ。因みにカーネルの前職はお笑い芸人だったと噂されるほどボケ連発する人でした。ゴゼルダはそっちの能力が無いのか、何も見えてないし聞こえていない。
「うるさいですよ。又カーネルが騒いでいたんですか。ビルとアイル。ソラ君早くしないと遅刻しますよ。」ゴゼルダの言葉にソラはやばいと言ってソラは居なくなった。ビルはBでアイルはAの名前である。全員名前に其のスペルが入ってました。因みにソラはぎりぎりで間に合いました。
「遅いぞ。もっと早く来い。其れとサングラス取れ。」男性教師がそう言った。
「色素が薄いって知っているだろ。高梨。」ソラはそう言った。5月と同じ言い訳していました。
「お前だけ特別扱いはしないぞ。他の生徒に示しがつかない。」頭の固い教師でした。ひとまず教師の高梨は体育教師で脳筋体育体系と生徒から言われてました。実際単細胞だなと思う節もありました。
「おい。沢尻。お前不要なものもって来るな。メイクは止めろって何時も言っているだろう。」不良少女沢尻は舌打ちをしながらもメイクボックスを渡した。妙に素直だなと思った時ガラスの破片が入っていた。バーカと言って沢尻は居なくなった。それに本物のメイクボックスでもなかった。計画的犯行と高梨はそう思った。親を呼び出し同じ事をするなと注意しました。だが親も馬鹿らしくうちの子はそんな事はしませんだのPTAに訴えるなど言う始末でした。教師って大変だなとソラは思った。結局謹慎処分になりました。
「高梨謹慎処分だってさ。馬鹿だよな。」一人の不良少年がソラにそう言った。
「馬鹿と言ったら馬鹿だがそういう奴だって見抜けなかった位お人好しなんだよ。結局のところ。」ソラはそう言った。
真人がどんどんパワーアップしてきている。因みに沢尻や高梨が居る中学は日暮という中学です。




