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魔物の微笑み  作者: 宮川ちい
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二十五話レッドの年齢

とうとうこの話が投稿されるのか。反応怖い。

レッドとマサヒト達が苦戦している頃、酸川(すかわ)はフレッドの家でフレッドは命からがら逃げたあと疲れたのでシャワーを浴びて寝ようとしていたフレッドは酸川に気が付いた。

「何だ。てめえは。ここは俺の家だぞ。」そう言ってフレッドはハンドガンを出した。

「俺を知らないのか。まあいい。俺はお前を捕まえに来た。」そう言って酸川はリボルバーを出した。フレッドはお前ポリかと言い始めた。本当にフレッドは酸川を知らないようだ。

「お前と同業の者だ。訳が有ってお前を捕まえに来た。」そう言って酸川はフレッドの隙をついてフレッドの頭にリボルバーを突きつけた。

「何か俺よく銃を突きつけられる日だな。」フレッドは小声で呟いた。酸川はフレッドの首の動脈(どうみゃく)に注射で薬を投与した。フレッドは意識が朦朧(もうろう)とし始めた。

「てめえ。何打ちやがった。」彼はそう言って倒れた。暫く気持ちよく寝ていられるぜと言って酸川はフレッドを担いで移動し始めた。その間フレッドはぐっすり寝ており無理やり車に入れられてその衝撃でも起きずに寝息をたてていた。酸川はフレッドの上司と話し合っていた。クルラセルの男はフィルダと戦いたくないらしく、あっさり承諾した。部下達もフィルダが怖いらしくあっさり承諾した。フィルダが怖いというイメージがもたれていた。ここまであっさりだとフレッドもかわいそうな奴だと酸川は思った。酸川は無線で今戦っている魔物のリーダーを呼び出した。

「男の名前が分かった。フレッド・チャーチル。クルラセルの幹部でちゃんと部下も居る。上と部下には話もついて、お前らのリーダーとして祭り上げる。以上。」酸川はそう言うと魔物は驚く様子も無く了解した。

「じゃ。俺らはクルラセルのマークつけます。」魔物はそういうことには慣れているらしくあっさり承諾した。酸川は黒い車で運転手にレッドたちが居る幽霊ホテルの隣にある倉庫に車を止めさせた。

「酸川様。着きました。」運転手はそう言った。彼の左肩にはフィルダの紋章が彫られてある。

「ご苦労。幽霊ホテルの奴らに気が付かれない様に支部に戻れ。俺はこいつを連れて始末をつける。」酸川は運転手にチップを渡しフレッドを担いで倉庫の中に入っていった。車は静かに発車しこの島のどこかにある支部に戻っていった。酸川は手袋をつけて別の銃を握らせた。その銃はこの島で起きたクレア首相殺人事件に使われた銃だった。彼女はテロ撲滅運動を掲げフィルダを始め他のテロ組織にも目をつけられていた。本当の実行犯は酸川の部下だった。レッドとマサヒトは魔物たちを斬りやっとリーダーを捕まえた。

「お前達のボスは誰だ。」レッドは(たか)のように目を鋭くさせた。魔物からボスの名前を聞いた。本当のボスを名を語らなかった。

魔物は本当のリーダーの名を口にしなかった。

「クルラセルのフレッド・チャーチルだ。」魔物はそう答えた。今ボスは何処に居るとマサヒトも聞いてみた。怯えた顔をして答えた。レッドとマサヒトは降りて行った。その間酸川はフレッドを犯人に仕立て上げ裏口から逃走した。その数秒後表からレッドとマサヒトが来た。フレッドは目が覚めた。ここは何処だ。俺は一体どうなったんだ。フレッドはきょろきょろ見渡した。今自分のどのような状況なのか理解した時どうしようもない怒りがわいてきた。くそっ。はめられたと思った。声を出そうにも薬の影響で喋れない事も気がついた。そこにレッドとマサヒトが現れた。フレッドは真っ青になった。レッドの顔を見て自分が襲った女だと気がついた。レッドとマサヒトも気が付いた。

「お前は。」マサヒトは怒鳴った。

「お前がリーダーだったのか。」レッドの目にも怒りがこみ上げてくるのが分かった。一体何の話だ。フレッドは幽霊ホテルの出来事は知らなかった。

「お前が魔物を使って長官を殺そうとしたのは魔物は自白した。」マサヒトはそう言うとフレッドは本当に()められたことに気が付いた。ちょっと待て。確かに長官を狙ったが俺は魔物は使ってない。無実だ。フレッドは声を出そうとしたが出なかった。

「その手に持っている銃は何だ。」レッドはフレッドが銃を持っていることに気付き撃つのを警戒している。フレッドは何故こうなったのか呆然と銃を見ていた。レッドは犯人なのにおかしい奴だと思っていた。

「お前。何故しゃべらない。前会ったときは普通に喋っていたよな。」レッドは不審に思った。フレッドは何かの薬を打たれて喋れないと口を動かしたがレッドは読唇術は出来ず困り果てた。ただ彼に何かあったということは理解できた。

「兎も角モンスターバスターを呼んで来る。」レッドはそう言って倉庫から出た。暫くしてモンスターバスターたちによってフレッドはクレア首相殺害および国務長官一家殺人未遂の重要犯として捕まった。フレッドは薬の効果が切れて無実を訴えた。

「俺は何もやってない。無実だ。」フレッドは塀の中で訴えた。レッドは犯人が捕まったのにすっきりしなかった。

「あいつ本当に犯人だったのかな。」レッドはそう言って自分の荷物を出して荷造りをしていた。

「やっぱりフレッドのこと気になるコンか。」コンコンも荷造りを手伝っている。

「ああ。あいつなんで自分に薬を投与して喋れなくしたんだ。あいつは未だ犯行みとめていないって言うし喋れなくなったら自分が不利になるのに、どうしてなんだろう。」レッドはそのことが頭から離れなかった。何か間違ってしまったような気がして嫌な気持ちだった。

コンコンはレッドの気持ちを察して頭をなでた。そこに真人が来た。ドアの外で待っている。

「レッド。早く行こう。長官を飛行場まで送るんだろう。」真人の声がしたのでレッドは今行くと答えてコンコンと一緒に部屋を出た。部屋にはバラが一輪花瓶に入っていた。アシッドのスマホがなった。メールのようだ。フィルダの総裁M・Sからのメールだった。

『国務長官のことだが今回は見送ることにした。酸川は引き続きこの島で仕事をしてもらいたい。相棒とともにこの島でバカンスを楽しんでくれ。』酸川は舌打ちをした。人を呼んで置いて見送りかよ。又いつもの気まぐれかと酸川はメールを確認した後削除した。

「見送りだとさ。」酸川はソラに一言メールの内容を話した。

「仕方ないだろう。戦う相手が悪かった。レッドを(だま)せただけでもラッキーだ。レッドの称号を持つ少女だからな。」ソラはそう言って空を見上げた。

「そういえばお前はどうするんだ。」酸川はソラに今後の事を尋ねた。

「俺は暫くこの島での仕事になった。次の本業の仕事ここなんだろ。」ソラは酸川に聞いた。

「そうだ。今度はどんな仕事だろうな。」酸川は空を見た。綺麗な青空に飛行機雲が出来ていて少し消えかかっているのが見えた。ソラははっとした。

「俺。そろそろ長官を見送ることになっているから又後で。」ソラはそう言って走っていった。時間が無いなら早く言えよと酸川はそう思った。空港にて長官はレッドとマサヒト達にお礼をした。

「君達のおかげで助かったよ。ありがとう。」レッドマサヒトフレイヤコンコン白虎に言い始めて握手をした。

「シアンは訳あって、あと1日ここで滞在することになった。すまないが面倒を見てくれないか。」長官はレッドに頼んだ。どうしたんだろうと思いながらレッドは引き受けた。

「あと、ソラは暫く君達と一緒にいてこの島の観光を案内させるつもりだ。私達のお礼と受け取って欲しい。」長官はそう言うと飛行機のほうに向かった。

「改めまして。観光を案内することになりました。よろしくお願いします。」ソラはサングラスを付けたまま笑って答えた。マサヒトは複雑な気持ちでソラを見た。こいつが犯人だと思っていたんだけどな。犯人じゃなくてもやっぱり怪しい人物だと警戒していた。長官を乗せた飛行機はクルセル島から飛び立っていった。レッドたちは最初泊まっているホテルに戻った。レッド達は観光名所に来た。グラスボードで熱帯魚を見た。レッドは目を輝かせた。フレイヤも目を輝かせており華やかな雰囲気だった。


***********************************************


「綺麗。」レッドはうっとりした顔して水中のサンゴ礁などを見ていた。

「お土産に珊瑚買ってあげようか。」シアンがレッドにそう言った。マサヒトと真人は嫌な奴と思っていた。

「うれしいけど受け取れないな。」レッドはちょっと残念そうに言った。

「どうして。」シアンはレッドに訊ねた。まさか断られるとは思ってもみなかった。

レッドはシアンからサンゴかなんかプレゼントするよと言われたが断られた。どうしてと彼は尋ねた。

「結婚するわけでもないのに男の人から宝石やブランド品を買ってもらうなって親父にうるさく言われてて。」レッドは笑って答えた。なるほど一回買ってもらうと癖が付くって事ですねとフレイヤは心の中で思った。シアンはがっかりした。マサヒトは笑った。

「レッドの親父さん。良い事言う。」マサヒトはすっきりした。

「普通そんなこと言わないだろう。」シアンは小声で呟いた。ソラは笑いをこらえていた。笑ってはいけないと彼はそう思いながらこらえている。コンコンはグラスボードで魚が楽しそうに泳いでいる見えて楽しそうな表情をしていた。楽しかったのは、この時だけだった。フレイヤのスマホにメールが届いた。フレイヤは何だろうと思いメールを見ていた。それはホロンドに残してきた彼氏からのメールだった。ずっと長距離恋愛でメールでやり取りして会話していた。

「あれ。フレイヤもしかして彼氏から。」レッドはフレイヤに聞いた。フレイヤから彼氏の事を彼女はを聞いていた。なんでもフレイヤからアタックして彼氏になったらしい。

「フレイヤ彼氏居たんだ。」マサヒトはそっちのほうで驚いた。

「居たんだね。」真人も始めてその事を知った。重要な話というタイトルなのでフレイヤはドキドキしてメールを開けた。『フレイヤ。ごめん。他に好きな人が出来た。別れよう。』フレイヤは無言になった。レッドはフレイヤの表情で悪い知らせが届いたんだと分かった。フレイヤは泣き出してしまった。突然の事に真人やソラとシアンは何をしたら良いか分からずおろおろした。何せ三人は泣き出す女扱いには慣れていなかった。レッドはフレイヤを優しく抱きしめた。フレイヤはレッドの胸で泣いていた。

「暫くそーっとして置くコン。」おろおろしていた三人を落ち着かせた。コンコンってたまに大人みたいなこと言うよなとマサヒトは感心した。実際の歳は知らないがまだ子狐の部類に入ると思っていた。きっとレッドも前のパートナーを亡くした時に泣いていてそれでコンコンは対応できたのかもしれないなとマサヒトは密かに思った。観光はフレイヤが泣き出したので中止になりホテルへ戻ってきた。その間フレイヤはしくしく泣いておりかわいそうに見える。

「私部屋に戻っています。」そう言ってフレイヤは部屋に戻ってうわーんと泣き始めた。フレイヤの部屋通りずらいなと真人は思った。今日は花火があると聞いていたのでシアンはあるものを用意した。父親に無理を言って買わせた物があった。そのため長官はシアンを置いていった。

レッドはやっとプールに入ったがフレイヤのことが心配だった。振られて死ぬような子ではないとは思うが居ないと不安だ。

「大丈夫かな。フレイヤ。」レッドはそう呟いた。

「泣けばすっきりしていつもの状態に戻ると思うコンよ。」コンコンはそう答えた。コンコンも振られて自殺を図る子とは思っていない。実際にフレイヤは自殺を考えてはいない。だが失恋はつらいものである。暫く外に出られない顔ですねと鏡を見てフレイヤはそう思った。真人もレッドと一緒にプールに居た。ソラはシアンが飲み物といっていたのでオレンジジュースを買ってきていた。パラソルでシアンは休んでいる。

「そういえば今日ホテルで打ち上げ花火やるんだって。」白虎は真人にそう言った。打ち上げ花火か。一足先に夏を 満喫しているみたいだと真人は思った。暦上今は5月である。

「レッドさん。アイス食べませんか。」ソラはレッドに話しかけた。真人は俺の分もあるのと尋ねた。

「もちろん人数分は確保できそうですがフレイヤさんが居ないので1個どうしましょうか。」ソラはそう言った。

「フレイヤの分はあとで買ってあげて。」レッドはそう答えた。プールから上がった後4人と2匹はアイスクリームを食べている。

「先に夏満喫して申し訳ないな。」真人はマサヒトにそう言った。良いんじゃないか美加も圭一と雅人も知らないんだしとマサヒトは答えた。そうだけどと真人は言っている。ソラは二人の会話が聞こえたらしい。

「もしかして友達の事言っているんですか。」ソラの言葉に真人はそうだよと答えた。

「内緒で来ちゃったからな。」真人はそう言った。ソラは詳しい事情を知らないのでそうなんですかと言っている。

「たまにはいいんじゃないですか。」ソラはそう言った。その時シアンはレッドにメモを渡した。7時にこの場所でと書かれていた。何だろうとレッドは思った。ソラは全く気が付いていない。真人もマサヒトも話に夢中で気が付いていない。そのまま部屋に戻り服に着替えた。レッドはソラからアイス貰ったよとフレイヤの部屋に来てアイスを渡した。フレイヤは泣きながら食べている。

「元気出せよ。」レッドはそう言うとはいと涙がこぼれながらフレイヤは答えた。夜になりレッドは待ち合わせの場所に来た。途中で真人はレッドに気付き声を掛けようとしたがシアンが来たので何かおかしいと思い付いて行った。花火が上がり始めた。フレイヤは部屋から出てこない。フレイヤのことが心配だったがもっと心配な出来事があった。今レッドとシアンが二人きりで何か話している。シアンは何かを持っている。まさかと真人とマサヒトは思い近づいた。

「レッド。始めて見た時から好きだったんだ。結婚してくれ。」真っ赤になって指輪らしきものをレッドの前に出した。マサヒトは真っ青になり声にならない叫びをあげた。真人も驚きやめてくれと叫びそうになった。レッドは意外な事を口にした。

「ごめん。俺実は11歳なんだ。だから当分結婚は無理なんだ。この話はなかった事に。」レッドはそう言った。その時花火が上がりこの恋の話のように淡く消えていった。マサヒトと真人は驚きの声をあげた。

「何だって。」マサヒトと真人は例えるなら頭のねじがぶっ飛んだような気がした。シアンは真っ白になった。あの姿で11歳。ありえないだろう彼は落胆した。シアンはレッドと前のパートナーが恋人同士だと気が付いていた。

「ちょっとまって。レッド。何歳のとき彼と付き合っていたんだ。」シアンは真人やマサヒトが最も知りたい質問をした。

「えっ。9歳から。」レッドは恥ずかしそうに答えた。シアンとマサヒト真人は常識が崩されたような気がした。

「なんだって。」二度目の何だってが三人の男から聞こえた。信じられないどんだけレッドおませさんなんだよと思った。ちなみにカケルは3歳違いらしい。彼氏もどんだけませているんだよ三人の男は思った。

キャラデーターと間の話は前後編なので休ませていただきます。

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