一話 出会い
編集しました。
真人は最近夢に魘されていた。いつも近くにある昔マネキンを作っていた工場の中で、かごめかごめをしている。美加や雅人も居たが其処は、まだマネキンが残っていて不気味に映っている。かごめかごめをしているが一人知らない子混ざっている。誰だっけこの子と思いつつ遊んでいたが急に動きが止り集団で真人の首を絞めてきた
「くっ。はっ。」真人息苦しくなり飛び起きた。今のが今年の初夢である。
「夢で良かった」そう彼は呟きベットから出て眼鏡を付けた。それと同時に嫌な夢が初夢だったなと思った。不思議なことに雅人も同じ夢を見たらしい。
「しかし何で今頃マネキン工場の場所でかごめかごめしてたんだろ。あそこ4年生以来行ってないよな。」雅人はそう言い始めた。4年生の時に肝試し半分で中を探索したことがあった。無論立入り入り禁止である。そういえば事故があり死んだ人がでたと言う噂があって、あまり近づきたくない場所だ。真人はそう思いなら話を聞いていた。今でもマネキンが放置されているのだろう。色々噂がされており、あそこは曰く付きで何人も経営者が死んだらしくマネキン工場の社長が首を吊ったとか囁かれている。でも、実際は夜逃げしたんだろうと真人は思っている。そこに友人達がやって来た。
「眼鏡の真人と茶髪の雅人。年末年始こっちで過ごすのか。丁度いいや。」そう言って友人と美加は二人を連れてマネキン工場前にやって来た。
「いつ見ても不気味だな今日は何するんだ。雅人はそう言って友人に話しかけている。
「かごめかごめなんてどうだ。」友人の一人が提案すると真人と雅人は、なんか夢と似ていると思い始めた。全員で六人で始めようとした時、皆二人の方を見て一人が言い始めた。
「確か二人の名字ってオカダだよね。」かごめかごめを提案した少年は言い始めた。真人と雅人は嫌な予感がした。
「そうだけど。」真人はそう言うと他の四人がフラフラと二人の前に来た。やばいと思ったが突如動きが止って正気を取り戻した。
「あれ。何してたんだっけ。」意識を取り戻した四人はそう言うとかごめかごめを提案した全く知らない少年の姿が変った。魔物で毛むくじゃらで目と足が一本しかない姿だった。驚いた四人は悲鳴を上げて急いで逃げていった。真人も逃げようとしたが雅人が途中で転び真人が助けようとして雅人に近付いた。その時、突如、床に魔法陣が浮き出て魔物は動けなくなっている。
「今の内に早く。」少女の声がした。どこか聞き覚えのある声だったが誰なのか出てこなかった。
真人と雅人の前に少女が立った。赤い髪に赤い眼をしたナイスバディーの美少女で黒いトレンチコートを着ており茶色の編み上げブーツを付けており真人は思わず見とれそうになった。魔物は魔法陣を破り代わりに雅人と真人が魔物が出した同じ魔法陣を掛け動かなくなった。
「何だこりゃ。」雅人は驚きつつ早く逃げようと必死に足を動かそうとするが全く動かせない。何なんだ。これは夢なのか。これ。と真人は思ったが足が動かないだけで手が動かせたので自分の頬をつねっても痛いので現実かと思った
「魔法を解除しなさい。さもなくば痛い目に遭うぞ。」少女は何処から出したのか剣を出して構え始めた。
「モンスターバスターか。」そう魔物は呟いた。魔物は焦っていた。この仕事は隠密だとリーダー言われており、そのため一匹しかこの場所にいない。おまけに、この魔物は戦闘が苦手だった。
「・・・今日のところは引揚げるが次は無いと思え。」魔物は捨てぜりふを吐き居なくなった。そのとたん魔法陣が消えて真人と雅人は転倒した。
「運が良かったな。」少女はそう言って剣をしまい立ち去ろうとしていた。
「待ってください。オレ等全く訳が分からずに巻き込まれたんです。説明してください。」真人そう言い始めた。そういえば、この子達は何も知らないんだったと彼女は思いおもむろに話し始めた
「まずオレは十三代目レッド・ナイト。異世界ホロンドのアメミスという国で反テロリスト組織に属してる。」レッドはそう言った。彼女が言うにはメシアがオカダマサヒトと名乗たことから日本中のオカダマサヒトという名前で12歳位の少年が何十名襲われており狙われているのは金眼金髪の少年らしいが今も見つかっていないこと。異世界とこの世界は繋がっており其処から魔物や彼女が来たことや魔物と遭遇しても、その記憶はちゃんと消して極秘扱いになっている事を話した。
「逃げた子はみんな無事に魔物の記憶は消され終わってる頃だろう。」レッドはそう話した。
「後はお前ら二人だけだが全員消すと他に襲われそうな子が知り合いにいたら大変だしな。」それに、まだ二人を襲う可能性だってあるので今回だけ消す事は彼女はしなかった。
「いや。オレ等しか知らないよ。」雅人は、そう話している。その時、男の人が彼女に耳打ちをした
「この二人はどうしますか。」
「今回は止めとこう。まだマークが外れた訳じゃないしな。」レッドは記憶処理班の男にそう話している。雪がちらほら降ってきた。彼女と男は居なくなった。
「そういえば美加は大丈夫だったかな記憶が消えているって言ってたけど。」雅人は美加が本当に覚えてないんか心配だった。行ってみるかと真人はそう言って美加の家に来た。
美加は遊びに行ったことをすっかり忘れて代りに別の記憶が混じっていた。
「まーくん達、私抜きでサッカーするって言ってたじゃない。」美加はそう記憶に刷り込まれていた。そのせいか少し機嫌が悪い。本当に忘れている。真人と雅人は不思議そうに美加を見ている。二人はその後二人は帰宅しようとしている。
「本当に忘れていたね。」真人はそう呟いた
「記憶を捻じ曲げるなんか無理と思ってたけど本当にできるんだな。」雅人はそう言い始めた。真人は家に帰ると隣の家に住んでいる望月藤子がココアを飲んで待っていた。
「岡田君。今日は。」藤子はそう言って微笑んだ藤子の両親は外国で仕事をしており彼女は出発前に体調を崩し病院に入院した。今は退院して岡田夫妻に面倒を見てもらっている。両親からエアメールが届き嬉しそうである。藤子の弟、優太は体育中鉄棒で大車輪して着地に失敗し骨折し彼も置いていかれた。優太は真人に懐いており、一緒にいるとのそうだ。
「真人兄ちゃん遊ぼう。」そう言って真人と一緒にゲームを始めた。ちなみに隣の家は藤子達が来る前はずーっと空き家で去年の八月に藤子たちは来てから少し綺麗になった。
この時真人はさっきの騒動は実は夢で今目が覚めたんだとおもいたくなった。それと同時に狙われているオカダマサヒト君が、どこで何をやっているのか気になったが知るすべは無かった。夕暮れ時公園にはレッドが襲われた子の資料を見ている。
「やっぱりオカダマサヒトという年齢が一緒ってだけで接点が無いな。」彼女は呟いた。
「コヨン。もう一つあるコン。この夜闇市だけが多いんだコン。」狐がそう喋ったのにもかかわらず、皆、見えないようだ。そういえばオカダマサヒトの出没確立はこの夜闇市が多いとレッドは思っている。まだ彼女らは会ってないが夜の11時~12時あたりに出るらしい。
「この時間に張っていれば、もしかしたら会えるかもな。」彼女は狐にそういい始めた。狐の名前はコンコン。魔物であるがモンスターバスター側についている。ホロンドでは魔物と人が共存している世界で仕事も人間と同じ扱いを受けている。その様子を野球帽をかぶった少年が見ていたがコンコンも気づいておらず、しばらくして少年は去っていった。真人は自分のベットに倒れこんだ。夢の中で魔物に追いかけられ逃げ惑う夢を見たが誰かが言った。
「逃げてばっかりで情けねえな。」今まで聴いたことのない少年の声がした。
「じゃ助けてよ。」真人はそう言った。
「お前が本当にピンチになったらな。」その声がそういうともう聞こえなくなった。
***********************************************
レッドは三匹魔物を倒し終えてソードをしまっていた。
「何だお前らもまだオカダマサヒト特定していなのか。」そうレッドは呟いた。瀕死の魔物はそうだと言っている。ともかく急がないとフィルダにオカダマサヒトを殺されたら不味いと思い早く特定しないと彼女は思っていた。フィルダはテロ組織の名前でカルト教団で悪魔崇拝しているという噂が流れている。上層部の内にはそんなに信仰していない人もいるらしいが未確認情報なので分からない。
「ともかくフィルダより先に見つけるぞ。」レッドはコンコンそして白い虎にも言い始めた。因みに倒した三匹はフィルダとは無関係と後に判明する。
「今日は一旦戻るぞ。」レッドは二匹と共に消えていった。
真人ははっと目を覚ますと外にいたクラスメイトや美加や雅人。藤子ががパジャマ姿で周辺にいた。公園の時計を見ると夜の1時であった。
「何でこんな所に居るんだ。」真人は呟いた。最後の記憶はベットに倒れてから一回寝たらしく目を覚ましたのが12時で、その後牛乳を飲んでまたベットに入ってその後の記憶がないので多分寝たのだろう。
「おーい。美加。雅人。藤子。」真人が、そう言うと三人は我に返った。
「あれ。何でこんな所に居るんだ。」雅人はそう言った後寒くて震えていた。まだ1月の深夜であり他の子もパジャマ一枚なので震えている。一体何があったんだと雅人と真人は思っている。其処に昼間襲ってきたマネキン工場の魔物と羊の魔物がいた。
「何あれ。」美加はビックリした顔をした。
「あら。睡眠が解けちゃったのね。もう一回掛けなくっちゃ。」羊は甲高い女の声でそう言うと美加を再び眠らせた。真人と雅人は寝ているふりをした。その時、照明が暗くなりレッドが現れた。
「何だ。昼間の奴じゃないか。」彼女はそう言ってソード出して構えたが寝ている子供達が邪魔をして動けなかった。どうやら眠っている子達は操られているようだ。此じゃ戦えない彼女がそう思っていると羊は動かない二人の少年を見て睡眠が解けていることに気付いた。
「どうやら後二人睡眠が解けたみたいね。」そう言うと二人の前に現れて二人を突き飛ばし二人は中を浮き、電灯にぶつかって気絶した。また照明が暗くなりオカダマサヒトが現れた。彼は服のゴミを払った。
「手荒なことするねぇ。一歩間違ってたら死んでたところだよ。」マサヒトそう言うと大剣を何処からか出した。レッドはまさかマサヒトが真人か雅人のどちらかと思った。
「貴男がオカダマサヒトくんだな。」レッドはそう言うとそうだと彼は答えた。ぞろぞろとマサヒトの方に操られた子達が集まり始めた。
「ちょっと手荒な事をするが許せよ。」彼はそう言って数人をあっという間に気絶させた。
マサヒトはまず羊の魔物の方をレッドは毛むくじゃらの魔物の方を倒すことにした。マサヒトは羊の魔物に大剣で一撃浴びせた。毛むくじゃらの方には人がいないため斜めに円を描くように切った。もう一撃を食らわせると毛むくじゃらの魔物の方は倒れた。羊の魔物は次々に人を集めて防壁を作っている。流石のマサヒトも罪もない人間を切るには抵抗があった。
「卑怯だぞ。」マサヒトは言い始めた退かしても退かしても人・人・人だらけだ。
「流石にモンスターバスターでも、これには攻撃できないわね。」羊の魔物は微笑んだ。確かにモンスターバスターは罪無き人間には切ってはいけない決まりがある
「何か大きな音でも出たら目が覚めるんじゃないか。」マサヒトの言葉にレッドは人垣から離れてから魔法を使った。大きな音が鳴り皆、耳を塞いだ。流石に目が覚まし始めた。まだ殆どの人が寝ぼけているがその隙にマサヒトは羊の魔物に一撃し喰らわせたら倒れた。
「レッド。じゃあオレは帰るぞ。」そう言うと照明が消えて電気がついた時にはもう居なかった。死体処理班と記憶処理班が現れて自体の収束が進められていた。
「コンコン。あいつ俺の名前知ってた。こりゃ真人か雅人に決定だな」レッドはそう言うとコンコンも、二人の重点的に、護衛又は監視になるだろうと思い始めた。真人と雅人も目が覚めてやっと自体が終わった事を知った。
「見たかったな。気絶しなきゃ良かった。」雅人は、そう言い始めた。真人も見たかったなと思いつつ帰宅をした。翌日ニュースで小学6年生集団謎の深夜外出。当人達は覚えていないという内容が読まれていた。
「何も覚えてないのか。」刑事である真人の父、秀信が息子に問いただしたが真人は知らないと言うしかなかった。言っても信じて貰えるとは思ってなかった。外に出てから美加は深夜寝ていたはずなのに何をしていたのか分からなくて怖いわと呟いた。
「お母さんにたっぷりお説教されちゃった。」美加はため息をついた。やはり深夜のことは覚えていないようだこの中真相を知っているのは真人と雅人しか知らないので少しほっとしている様な寂しい様な気がしていた。レッドは公園で真人と雅人のデーターを見ている。
「驚いたな。背が3ミリ違わないとは。背の高さで調べるのは難しいな。」レッドはそう言った。ちなみに3ミリ高いのは雅人の方である。くしゅんと真人と雅人は、クシャミをした。
「風邪引いたの。インフルエンザ流行っているから気を付けなくちゃ。」美加はそう言って二人から離れたこの時、真人らは自分たちの運命の歯車が動き出していることも知らず日常の光景が広がっている。
「大丈夫。」藤子は心配そうにそう言うと二人のマサヒトは大丈夫だよといって四人でランドセルを背負っている。そろそろ正月休みが終わり学校に行くことが出来てほっとする。真人は戦いから解放されてもう事件は起こらないと思っていたが違った。真人が気が付かなかっただけで人間が魔物に襲われて死んでいる。
「何なんだこの死体、獣でも襲われた様な傷は。秀信は呟いた。そこに黒髪に黒目のナイスバディーな美女が居る。れっきとした刑事であるが実はモンスターバスターである。この辺りは山から遠く獣が下りてきたにしては少し不自然だ。
「此で九件目」フレンチは呟いた。終わりではなくまだ序章なのだ夜闇市内にある異空間ではオカダマサヒトを探せと言って総出で探している
「冬子様。」色々な魔物が冷たく美しい女性にそう言っている。
「早く見つけて酸川様に報告せねば。」冬子はそう言った。