キャラ紹介と間の話その2
キャラ紹介第二弾。ネタバレも含みますので出来れば本編を読んでからの方が良いと思います。
春うららな4月の最中6年生のおさらいのテストを受けることになった。マジかよと項垂れる圭一。茶髪の雅人は黒翼のお陰で復習はばっちりだ。美加も聞いてないと思っている。その時先生がある事を言った。
「なお補習になった者はケツバット覚悟してもらうぞ。」先生としては冗談のつもりなんだろう。下手をしたら虐待だろうとマサヒトは突っ込んだがなおその声は外に出なかった。
「出来るだけ補習にならないよう勉強会するぞ。」藤子は真人にそう言った。
「お願いします。」真人は藤子にそう言った。成績優秀なので真人一人で勉強するより効率良さそうとマサヒトは思った。
「美加ちゃんも誘おうか。あんまり二人っきりでいると変に騒がれても困るし。」最初は藤子もそう言っていたがルナが亡くなったばかりの圭一や優秀なはずの茶髪の雅人もいる。二人ともお前だけ女子二人と一緒に勉強なんてズルいと思われたらしい。雅人の家に来た。そこへメイクーンという巨大な猫の種類の雄のディーンという名前の猫がすり寄ってきた。一応雅人の家のペットである。人懐っこく真人や美加にも懐いており藤子にも懐いた。雅人曰く、たらしと言っていた。弟の草太が居る。
「今日は。優太の姉ちゃん。」彼は優太のクラスメイトである。暫くして何故か場面は変わり教室の椅子と机に座っている。何故か中川もいる。日暮中は学ランである。
「よお。3月以来だな。他のメンバー元気か。」中川はそう言った。6年生の頃虐められていた相手なので今更何で此処にと思う。藤子も気が付いた。
「何だ此処は。」藤子はそう言った。圭一や美加と雅人も気が付いた。死んだはずのハチも生徒らしく補習になったと言っている。
「ちょっと待て。俺が補習なんておかしい。」雅人はそう言った。
「お前の場合圭一と一緒でカンニングで補習だ。」ハチはそう言った。圭一はカンニングしたっけと思っている。補習の中にはルナもおり何で私までと言っている。圭一は不思議なことに亡くなったのを忘れている。これってもしかして夢かと思ったが目が覚める気配はない。先生は冬子だった。
「情けないぞ。教え子がカンニングなんて。」黒翼はそう言った。先生と雅人はショックを受けている。
「俺はカンニングしてません。」雅人は叫んだ。
「私もカンニング扱い。」藤子は疑問に思ったらしくそう言った。
「ゲスト扱いにしろって言われている。先生も何を考えているんだか。」ハチはそう言った。黒翼もゲストだった。もう一人新田居たが学生をしているので分からない。追試が終わらないと言っていた。一先ず追試を受けて雅人は余裕で合格し居なくなった。どうやら召喚されて来たらしい。他のメンバーは舌打ちをしている。次に美加が抜けた。圭一は焦り帰ろうとするがルナは誘惑をしている。
「ずっと補修してようよ。」ルナはそう言った。
「圭一君。帰ろうよ。全員で。」藤子はそう言っている。真人は周りが解決したので少し遅かったが問題の面を見た。
第一問 記号で書け。
望月藤子 13代目レッド・ナイト
望月優太 白虎
豆太 コンコン
第二問 女吸血鬼の名前は
ル
第三問 圭一のフルネームは
速 圭一
うわあと真人は思った。他の子はテストを受けていたが真人だけ違う内容を書いた。
望月藤子 =13代目レッド・ナイト
望月優太 = 白虎
豆太 = コンコン
第二問の答えはルナ
弟三問の答えは速見圭一
弟三問の答えを書いたのは良かったが一向に抜けない。
「如何やら圭一が解けない事には出られないのかもな。」マサヒトの言葉に対しもう一人受験者が居るとハチは言った。如何やらマサヒトも書くことになった。あいつ大丈夫かな真人は入れ替わり違う問題を書いている。圭一も無事に解けたらしく消えていった。マサヒトも問題を解き終わりレッドも解放されたらしく部屋に戻っていた。他のテストに出なかったがレッドの相棒はと書かれなんて書くのか聞いてなかったと思った。黒翼だよと突っ込みの文章が出てきて目が覚めた。
キャラ紹介
ルナ
金髪青目のカミーラタイプの吸血鬼。圭一に似た婚約者が居たが吸血鬼に殺されるが吸血鬼は討伐されルナ一人になる。圭一を使って鳳凰の力を手に入れようとしたが蘇らすことができないと知り自殺をした。
速見圭一
真人と同じ学年のクラスメイト。強運の持ち主だが真人に運を吸われ魔物に襲撃されレッドと出会いルナと出会った惚れていたルナが自殺したのもレッドのせいと暫く思うことになる。
黒翼
レッドの相棒。背が高く見た目は美青年なのでモブの女性からはモテる人だが過去に色々ありそうな年齢不詳。現在彼女なし。
藤子とレッドは同一人物。白虎と優太は同じ人物(?)豆太とコンコンは同じ魔物がやっている。
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真人はシアター席の上で寝ていた。又かと真人は思った。近くにマサヒト寝ており仰向けになって寝ている。毛布とか無くても大丈夫かもしれないと言っていたがここでは風邪を引かないので少し喉が渇くとは思っていた同じ感覚で外でも寝ないようにしとかなくちゃなと真人も思っていた。未だ次の事件が始まることなど真人たちは知る由もない。