何処かでキミと出会える!
僕が子どもの頃からね、、、!
ずっとずっと、僕のおじいちゃんから言われていた事があったんだよ!
おじいちゃんは、未来が見えるんだ、、、!
街で有名な占い師なんだよ、、、!
その僕のおじいちゃんが言っていた事なんだ、、、!
『プリム! お前さんには、、、どうやら? 【運命の人】がいる
ようじゃな~』
『運命の人、、、?』
『そうじゃ~運命の人! これから先、その運命の人と何処で会うかは
ワシにもわからんが~! 必ず会うと出ておる!!!』
『そうなんだ~! 僕の運命の人って? どんな人なんだろうな、、、?』
▽
僕はこうして、どんどん成長していき、、、。
僕も17歳になった時、、、!
これは! まさに!? 【運命の人】なんじゃないのか、、、!?
そんな女性に僕は出会ったんだ、、、!!!
『ねえ? ミザリー! 僕は君に出会えて良かったよ!』
『私もよ、プリム! きっと貴方は【運命の人】なんだわ~!』
『僕もそう、想っていたところだよ!』
『嬉しいわ! プリム!』
*
でも僕たちは、3か月も経たないうちに別れてしまった、、、!
ミザリーは、【運命の人】じゃなかったんだな、、、!
それから、、、。
僕が23歳の時に、この人こそ!【運命の人】じゃないのか、、、!?
そう想える女性と僕は出会った、、、!
『メアリ、君こそ! 間違いなく僕の【運命の人】だよ!』
『あらあら? どうしちゃったのプリム? 私がプリムの運命の人?
そんなはずがないわ~! 私は他の人にもそう言われた事がたくさんあるけど?
まだ未だに、、、運命の人なんかに出会った事はないのよ!』
『いや! 今度こそ! メアリ! 君は僕の運命の人だよ、、、!!!』
『・・・・・・そうかもしれないわね!』
それから1週間後、、、。
メアリは、僕の前から消えた、、、!
もう2度と、彼女に会う事はなかった、、、!
▼
現在僕は、、、35歳になった、、、!
何時になったら、、、?
僕の【運命の人】と出会えるのかな、、、?
そうすると、、、?
僕の職場に新しく入ってきた! 僕より10歳上の中年のオヤジで
ボサボサ頭で、破けた靴下に小汚い格好の男だ、、、!
『やあ! プリム君、よろしくな~!』
『・・・ははい。』
でも次第に、、、僕とその中年のオヤジ(カイル)と僕は仲良くなっていく!
なんだか? カイルと一緒に居ると凄く落ち着くんだ、、、!
話す事がなくても大丈夫!
お互い好きな事をしながら、一緒に居るような関係で、、、!
まさか、、、!?
カイルが、【運命の人】じゃないよな、、、?
*
そう言えば、、、?
僕のおじいちゃんは、【運命の人】とは言ってたけど、、、?
相手が女性だとは、一言も言わなかった、、、!
ひょっとしたら、、、?
そうかもしれないと想い、僕は思い切ってカイルに話を切り出してみた、、、!
『ねえ、カイル? ビックリしないで聞いてほしんだけど、、、?』
『なんだよ! プリム!』
『ひょっとして、、、? カイルが僕の運命の人かもしれない、、、!?』
『えぇ!?』
『・・・ごめんね、ビックリするよね!』
『そうじゃないんだ! 俺も昔言われた事があってな~! 運命の人が
何時か現れるって、、、!』
『どんな人に言われたの、、、?』
『年老いた老人だったな~! 俺の住んでいた街では有名な占い師だった
らしんだよ!』
『えぇ!? それって、、、? 僕のおじいちゃんかもしれない!!!』
『マジか!?』
『どうやら? 間違いなさそうだな! 僕の運命の人は、カイルだよ!』
『俺もそう思うよ!』
『うん。』
▽
僕とカイルは、この先ずっと一緒に暮らしていきました。
彼が【運命の人】だと聞いて、僕はホッとしていた、、、!
カイルが運命の人で良かったと、、、。
カイルも、僕と同じ事を言っていたけどね!
『今は、二人幸せだよ!』
最後までお読みいただきありがとうございます。