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何処かでキミと出会える!

作者: 七瀬




僕が子どもの頃からね、、、!

ずっとずっと、僕のおじいちゃんから言われていた事があったんだよ!


おじいちゃんは、未来が見えるんだ、、、!

街で有名な占い師なんだよ、、、!



その僕のおじいちゃんが言っていた事なんだ、、、!


『プリム! お前さんには、、、どうやら? 【運命の人】がいる

ようじゃな~』

『運命の人、、、?』

『そうじゃ~運命の人! これから先、その運命の人と何処で会うかは

ワシにもわからんが~! 必ず会うと出ておる!!!』

『そうなんだ~! 僕の運命の人って? どんな人なんだろうな、、、?』



僕はこうして、どんどん成長していき、、、。

僕も17歳になった時、、、!


これは! まさに!? 【運命の人】なんじゃないのか、、、!?

そんな女性に僕は出会ったんだ、、、!!!



『ねえ? ミザリー! 僕は君に出会えて良かったよ!』

『私もよ、プリム! きっと貴方は【運命の人】なんだわ~!』

『僕もそう、想っていたところだよ!』

『嬉しいわ! プリム!』





でも僕たちは、3か月も経たないうちに別れてしまった、、、!

ミザリーは、【運命の人】じゃなかったんだな、、、! 





それから、、、。

僕が23歳の時に、この人こそ!【運命の人】じゃないのか、、、!?

そう想える女性と僕は出会った、、、!



『メアリ、君こそ! 間違いなく僕の【運命の人】だよ!』

『あらあら? どうしちゃったのプリム? 私がプリムの運命の人?

そんなはずがないわ~! 私は他の人にもそう言われた事がたくさんあるけど?

まだ未だに、、、運命の人なんかに出会った事はないのよ!』

『いや! 今度こそ! メアリ! 君は僕の運命の人だよ、、、!!!』

『・・・・・・そうかもしれないわね!』





それから1週間後、、、。

メアリは、僕の前から消えた、、、!

もう2度と、彼女に会う事はなかった、、、!



現在僕は、、、35歳になった、、、!


何時になったら、、、?

僕の【運命の人】と出会えるのかな、、、?


そうすると、、、?

僕の職場に新しく入ってきた! 僕より10歳上の中年のオヤジで

ボサボサ頭で、破けた靴下に小汚い格好の男だ、、、!


『やあ! プリム君、よろしくな~!』

『・・・ははい。』




でも次第に、、、僕とその中年のオヤジ(カイル)と僕は仲良くなっていく!

なんだか? カイルと一緒に居ると凄く落ち着くんだ、、、!


話す事がなくても大丈夫!

お互い好きな事をしながら、一緒に居るような関係で、、、!


まさか、、、!?

カイルが、【運命の人】じゃないよな、、、?





そう言えば、、、?

僕のおじいちゃんは、【運命の人】とは言ってたけど、、、?

相手が女性だとは、一言も言わなかった、、、!


ひょっとしたら、、、?

そうかもしれないと想い、僕は思い切ってカイルに話を切り出してみた、、、!


『ねえ、カイル? ビックリしないで聞いてほしんだけど、、、?』

『なんだよ! プリム!』

『ひょっとして、、、? カイルが僕の運命の人かもしれない、、、!?』

『えぇ!?』

『・・・ごめんね、ビックリするよね!』

『そうじゃないんだ! 俺も昔言われた事があってな~! 運命の人が

何時か現れるって、、、!』

『どんな人に言われたの、、、?』

『年老いた老人だったな~! 俺の住んでいた街では有名な占い師だった

らしんだよ!』

『えぇ!? それって、、、? 僕のおじいちゃんかもしれない!!!』

『マジか!?』

『どうやら? 間違いなさそうだな! 僕の運命の人は、カイルだよ!』

『俺もそう思うよ!』

『うん。』




僕とカイルは、この先ずっと一緒に暮らしていきました。

彼が【運命の人】だと聞いて、僕はホッとしていた、、、!

カイルが運命の人で良かったと、、、。


カイルも、僕と同じ事を言っていたけどね!


『今は、二人幸せだよ!』




最後までお読みいただきありがとうございます。

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