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お菓子が食べたいだけなんですが。  作者: 小鳥遊 刹那
1/1

クッキーの消滅

世界からお菓子が無くなったら。私はどうするだろう。世界はどうなるだろう。

そして、

消えたお菓子たちはどうなるのだろうか。


☆☆☆


誰だ。こいつ。誰なんだ。というかどこから湧いた。

目の前でニコニコしている男の人を見ながら私_和泉 綾は冷静に考えた。

結論1、不法侵入者 結論2、不法侵入者 結論3、不法侵入者


「すみません、やっと結論が出ました。今すぐ出て行っていただけるのであれば通報しません。出て行け」

「いや泥棒とかじゃないんで」

私の向かい側に座っている不法侵入者が同じ説明を繰り返す。

「だから僕は今さっき綾さんに開封されたクッキーなんですってば。何回もそう言ってるじゃないですか。いい加減信じて下さいよ・・・」

「いやいや、信じろって手放しに言われても信じられるわけないじゃないですか。無理です。無理無理無理無理」

「連呼しないで!?」

若干食い気味で突っかかってきたちょっとしたイケメン不法侵入者をあきれた目で見つめながら事の始まりを思い出していた。


遡ること一時間前。


「ただいま」

「お帰り。頂き物だけどクッキーがあるわよ。

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