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魔と魔と魔  作者: 勾神
#1 ネイト
4/5

青学の第2教師

さて。葉乃は何の用か…

「どうした?」

聞くと葉乃は答えた。

「試験結果を教えてくださいです!」

…やっぱりか…来ると思っていたが…やれやれ。

「…葉乃h「稀来様!!!」

この声は…ロア…!ロアは専属執事兼、青学教師だ。だが今はそんなことより逃げる方が優先のようだ。私に向かって秒速65mの勢いでナイフが飛んできているからな。

「琉斗、葉乃。また午後の授業でな。稀来には用事が出来た。」

「「あ、はい先生ーお待ちしてますー」」

よし、とりあえずここの風に乗って逃げるか。

……『ドライ』

そう念じて風に触れる、と…使い慣れた物体浮遊魔法が出来る。よし、さっさと進んでくれよっ…と。

「お待ちください稀来様!!!また逃亡なさるおつもりですか!!!今日こそは!!執務を!!」

やなこった。やりたい時にやるから置いておけと何度も言っているというのに…ロアはお節介だな。うぉぅ、またナイフか。今度は秒速80m…速くなっているしな。とりあえず退散だ。

「またあとでなロア!!」

「稀来様ぁぁぁぁ!!!!!」

ロアの渾身の一本(秒速180mのナイフ)を避けてとりあえず、逃げ切った。よかった。死ななかった。


♂♀


「まったく…稀来様は…」

ロアは立ち尽くして言った。

琉斗と葉乃がそれを聞いて

「先生らしいよね」

「逃げるの速いよな」

と言っていたのはまた別の話。


♂♀


稀来は隣国、コロナトに来ていた。ネイトの代表として。

「コロナトか…久々だな。」

およそ3週間ぶりだ。いつもなら1週間に一度は訪れるのだがどうも執務がな……。

お、そろそろ見えてきた。

魁霊(らんれ)…コロナトの代表者。まだコロナトの上空300mにも入っていないのに叫び声がする…魁霊のバカでかい声が。


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