表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔と魔と魔  作者: 勾神
#1 ネイト
3/5

X試験結果


「んで?稀来になんか用?」

大きく話題が逸れていた。

琉斗ははっと我に返り、

「俺の結果、どうだった?」

と尋ねた。

「結果?…あぁ…試験か…」

この、青龍魔術学院…通称【青学】では、毎月試験が行われる。もちろん、魔術試験だ。試験日は月末。筆記試験と実技試験がある。

試験に合格すれば魔術師としての階級は上がる。しかし、不合格の場合…契約を交わさなくてはならなくなる。契約は私、稀来が主となる。試験落第者と稀来の間で契約内容は決められる。契約期間は1週間だ。

琉斗の成績は、はっきり言って悪い。5回中1度しか合格していない。

今回は______

「………………合格だ。」

合格点を3点上回っていた。

「っしゃあっ!!あざますっ!!!」

…本当に…嬉しそうだ。だけどな琉斗。お前の受けた試験は【X試験(エックスしけん)】だ。下級だろ。アルファベットで下から順に試験を受ける。初めはみんな【Lv.(レベルゼット)】から始まる。

そして今回、琉斗は【Lv.X】になった。こいつは、カス以下だ。

「お、いたいたっ!稀来さーーーーーん!!」

…また試験結果か…?午後には通知が届くというのに…全くだ…。

「……葉乃。」

葉乃(はの)…性別♀。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ