表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/209

089

もしバケモノという存在を知らなかったら、もし見ていなかったら、あのまま叔母・広海(ひろみ)の家にいたかもしれない


いつ両親や叔母が帰ってきても良いように


3人とも何処(どこ)かで生きていると信じたいし、そう願っている気持ちは嘘ではない


しかし、現実を見てみると、その希望や願いが叶うのは難しいとも感じていた


それでも(あきら)めきれない自分がいた


諦めたら、そこで何もかもが終わってしまう、そんな風に思っていた


だから、叔母の家のテーブルに「無事でいます。他の生存者の方の所にいきます」という書き置きはしてきた


もし、万が一にも、生きてさえいれば、何処かで会えるかもしれない


そんな一縷(いちる)の望みが蓮華(れんか)にあったから






バイクが大きな家の前で停まった


慎次郎(しんじろう)が振り向きながら言った


「はい、着きました、ここが俺達のアジトっす」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ