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「そもそもナイフが効果あるって言うのは、湊斗さん、えっと北村湊斗さんって人の話からきてるっす」
「湊斗、さん?」
「その人がどうもキミを見かけたらしくって、近くに中高生くらいの女の子がいるかもって話をしてて」
どこで見かけたのだろうと少し疑問に思った蓮華
「あー、それはともかく、とにかくその湊斗さんがバケモノと遭遇した時に、持ってたナイフで応戦したらしいんすよ」
「あ、私以外にも戦った人がいたんですね」
大きく頷く慎次郎
「そう、んで、その時にナイフで多少は傷を負わせたみたいだけど、バケモノの感触からして、とてもぶった斬ることは出来ないって言ってたっす」
「斬れ、ない?」
「まー、状況とかにもよるだろうし、その辺はよくわかんないっすけどね」
蓮華自身、狙って腕らしき部分を斬ったわけではない、本当にたまたま斬れたというのが真相だ
「だから、俺やルイさんも、やっつけることは出来ないだろうけど、ちょいと追い払うのに役立つかなーと思っていたっす」




