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「2人乗り、、、」
「そ、だから、君を連れてくには、一旦、ルイさんを送り届けて、その後で君を迎えに来るしかないんすよ」
確かにバイクでは3人は乗れない
「蓮華ちゃんには真剣に考えて結論を出して欲しいの。数日後に慎次郎君を迎えに来させるってことでどうかしら?」
「、、、迎え」
「ええ、そこで一緒に来るもよし、ここに残るもよし、蓮華ちゃん次第よ」
「私次第・・・」
そこまで話をして、ルイと慎次郎は帰る事にした
蓮華は生存者に会えた喜びと、決断をしなければならない不安とに苛まれた
バイクに乗る前にルイが言った
「蓮華ちゃんは信じてないみたいだけど、もしバケモノが出た時の為に、このサバイバルナイフを渡しておくわ」
持っていた荷物の中から1本の大きくて細長いナイフを取り出し、蓮華に手渡した
「信じてなくても良いから、護身用として持っておいてね」




