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「どうしたらいいかと聞かれても、私には何も言えないわ」
蓮華はルイの顔を見つめる
「私達の所に来たとしても、正直な話、安全は保証出来ない」
「今この状況で、本当に安全な場所なんて何処にもないっすけどね」
安全な場所はない
確かにそうなのだろう
バケモノとやらの話は信じられないから置いておくとしても、安心・安全に暮らせる場所は蓮華にも確かに思い付かない
「、、、はい」
頷くしか出来なかった
「蓮華ちゃん自身が自分でどうするかを決めて欲しいの」
ルイが真剣な眼差しで話を続ける
「もし私達の所に来てくれるとしても、私達はあなたの保護者にはなれないわ。自分の事は基本的に自分でやってもらう事になります」
「それが出来ないなら、無理っすから」
慎次郎が冷たい口調で言い放つ




