68/188
068
黙りこんでしまう蓮華
「そのバケモノに対抗というか、身を守るというか、私達は生き残っていた十数人と一緒に生活しているのよ」
「今、俺ら入れて13人っす」
「私達が暮らしている場所も無制限に人を増やせる訳ではないのだけど、あと数人ならなんとかなる位ではあるの」
「広いっすからねー」
「それで、蓮華ちゃんはどうする? ここで一人でこのままいるか、私達の所へ来るかってことね」
13人って言われても、この2人以外は見たこともない人
突然、自分達の所へ来ないかと誘われても、行って良いのか、わからない
かといって、ずっと一人ぼっちで、ここで暮らすというのも考えたくはない
「わ、私、誰かが来てくれれば、助けてもらえるって思ってて、それで、えっと」
「そうね、わかるわ。でも、私達も蓮華ちゃんと同じ立場の人間なのよ」
「そ、この状況をなんとかして助けてくれるスーパーヒーローはいないっす」




