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蓮華はスマホのアラームの音で眼を覚ました
ちょっとだけ横になるつもりが、あのままぐっすり寝てしまったらしい
「うぅーん、まだ、ねむーーーい」
そう口にして、自分の置かれた状況を思い出す
「、、、あ、そだ、ここ、広海おばさんの家だ」
起きて顔を洗い、軽くお腹に入れた
その時点で気づく
「うーん、ここに来れて良かったし、安心したけど、これからどうすればいいの?」
とりあえず太陽光発電があるので、蓄電池の電気量を減らさないよう、節約しながら生活する
でも、その先は?
「ずっとこの家で一人で生きていくの?」
そう口にした途端、なんだか怖くなってきた
「それに、パパもママも広海おばさんも、どこかでちゃんと生きてるの?」
梨々花といた場所から自宅、叔母・広海の家と移動してきたが、生きていたのはスーツの男性だけ
それもすぐに亡くなってしまった




