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蓮華(れんか)は二階の自分の部屋に上がってみる


部屋は壁に穴が開いた状態で、冷たい風が吹き込み、コンクリートなどの欠片(かけら)や様々なゴミが()まっていた


机や棚は倒れ、中身が床に散乱していた


この現状、どうにもならないであろう自体にショックが隠しきれない


「、、、こんなに、なっちゃったんだ」


力なく(つぶや)


幸いな事にクローゼットの扉は閉まったままだった


その中から何着か服と引き出し部分にあった下着を取り出した


自分の部屋は外からも一部見えてしまう状態なため、一階に降りた


水道も出ないし、電気もつかない


災害時の非常用として常備してあった水、食料、携帯トイレなどを引っ張り出す


バスルームの棚にあったタオルをペットボトルの水で濡らし、着替えながら、全身を拭いていく


「つめたっ!」


思わず声に出してしまった

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