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蓮華か“ここ”に来た翌日
なんだか平和な一日だった
地震は当然のように何度も起こっているし、大雨が突然降りだす事もあった
それでも・・・
家の中で起きてきた人達に「おはようございます」と挨拶して、皆で食事して、お話すること
失われてしまったはずの当たり前の日常
そんな時間を幸せに感じた
その日はルイや樹里亜に家の中、敷地内を案内してもらい、当番について教えてもらった
リビングで食事メニューをどう決めているのか質問した時、おじさん三人衆がちょうど揃っていた
「はあーあ、食事当番は俺たち男は外して欲しいもんた」
「飯なんて、女子供が用意するもんだ」
「男は食べる係だからなあ」
西園寺恭介 、田村新一、斉藤和男の3人だ
小さな声で自分達に都合の良いことをぶつぶつ言っていたが、それ以上の実害はなかった




