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結局、残り13枚を寝具置き場で探してみて、不足分について慎次郎に調達をお願い出来るか確認するとの事で話がついた
「ご、ごめんね、蓮華ちゃん、疲れてるのに遅くまでお話しちゃって。も、もう休みましょう」
明日の起床時間を確認し、ルイの隣のベッドに入った蓮華
夕べは叔母・広海の家で、バケモノへの恐怖で震えてほとんど眠れなかった
電気毛布にくるまって、うとうとして目が覚めてを繰り返していた
それが“ここ”に来る事が出来たお陰で、誰かの横でベッドに横になれた
蓮華は声を出さないように少しだけ泣いた
“ここ”に来れて安心した気持ちもあった
元の日常が戻ってこない絶望感もあった
両親や叔母が生きていて、いつか会える未来は・・・蓮華には見えなかった
隣のベッドで寝ているルイの寝息が聴こえる
蓮華はそっと涙を拭った
ゆっくりと目を閉じて、眠りについた




