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「おじさん三人衆? やっべ、何すか、そのネーミングーっ」
大笑いしている慎次郎
うっかり口に出してしまった蓮華は、恥ずかしさで真っ赤になってしまう
言うつもり、なかったのにーー
「京本さん、ナイス」
「れ、蓮華さん、それはー」
「蓮華ちゃんったら」
優、湊斗、ルイ、それぞれ吹き出しそうになっていた
「すみません、すみません」
必死で謝る蓮華
「ま、まあ、それはともかく、とにかくその3人が、とんでもない事をしてくれたのよ」
ルイが真面目な顔に戻って続ける
「この家には災害用として、10年とか15年とか保存可能なレトルトや缶詰なんかの食品があったの。あくまで個人の家だから、全部で200食くらいだったけどね」
そう言うと視線を下に落とした
「1階の階段の横から入れる倉庫のような部屋に保管されてたのよ」




