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「じゃあ中田さん、ゆっくり休んで下さいね」
そう言って蓮華は姫宮美桜と部屋を出た
「ここぉ、4階は女性陣の寝室なのよぉ。男子禁制ねぇ」
笑いながら説明してくれた
「それでぇ、3階が男性陣の寝室よぉ。忍び込んじゃ駄目よぉー」
「し、しません、そんな事」
3階も4階も寝室らしき部屋が何部屋もあった
そのすべての部屋に洗面台、シャワー、トイレが付いているとしたら、相当な大金持ちの家だ
「あのー、姫宮さん、この家って、ルイさんのお家、なんですか?」
「んーっ? 違うわよぉー、ルイさんのお友達のお家でぇ、ルイさんはここの鍵を預かってたんですってぇ」
「お友達の・・・」
「それでぇ、この家が災害対策とかぁ、めちゃんこされてるって知ってたからぁ、ここを拠点にしたみたいよぉ」
「な、なるほど」
独特な美桜の話し方に、何がなるほどなのかわからなくなりそうだった




