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3人が用意してくれた夕食
混ぜご飯のおにぎり2個とわかめのお味噌汁だ
それが一人一人に配られた
ルイが確認するように尋ねる
「蓮華ちゃん、こういう感じの食事になってしまうのだけど、大丈夫かしら?」
あの光りが照らしてから、すでに1ヶ月が経過している
生野菜やお肉類はスーパーに並んでいたとしても、すでに腐敗していた
それは蓮華自身がコンビニやスーパーで見かけた光景だった
「久しぶりのお米です。・・・ほとんどクッキーやお菓子みたいなのばかり食べてたので」
「ええっ、あの叔母さんのお家、そういう食べ物しかなかったの?」
「いえ、お米とかもありました。でも、一人でご飯を炊いて食べる気持ちになれなくて」
ルイが「そうよね」と言いかけた時、田村新一(新一)が口を開く
「ふん、どうせ飯も炊けないんだろう。今時の若い奴らはこれだから駄目なんだ。女の子なら出来て当然なのにな」




