蕎麦とアベノマスク
休日、ヤマネが昼食を食べようと、自分用に蕎麦を作っていたところ、なぜか腹をやけどした。
えっ? なんで腹? (・_・)
正方形の袋に平らに固まって個装されたゆで麺。あれを、小さなフライパンで茹でようとして、熱湯がびちゃんって、腹に跳ねたらしい。
ああいう麺、最初板状だからねぇ‥‥‥
ヤマネは風呂場に行って流水で冷やしてたけど、痛がってる。どうなったか見せてもらったら、皮はむけてるとかなくて大丈夫だけど、皮膚は赤く腫れてる。
小さな絆創膏でカバー出来る大きさじゃない。やけどは、唐揚げ(大)1個分くらいの大きさはある。
「薬塗って何か貼って保護しといた方がいいよな。薬箱に何かあったかなぁ? 待ってろ、今探してやるから」
薬箱にある使えそうなものは‥‥‥あ、これとか?
皆さんは覚えているだろうか? あのガーゼマスクのことを。
コスト1枚200円くらい(だっけ?)、かかったとされるアベノマスク。
俺もよく覚えてないけど、全世帯に2枚づつ郵送されたような記憶?
別に要らないんだけど、実物どんなのが来るのか楽しみしてたっけ‥‥‥
当時ヤマネは高校生で、学校でも配ったりしたので、気づいたら何枚か家にたまってたような気がする。
『ヤマネが学校で貰ってきたんだろー? もったいないから学校にしてけよ』
『やだよ』
ちょっと小型サイズだったから、世間では顔面大きさ測定器みたいに言われてたし、家では使う人がいなかった。
そのまましまい込んで現在に至っていた。薬箱に4枚入ってるの発見!
医療用ガーゼじゃないけど、これだって一応衛生品だし、袋に入ってたし。
『ほら、これでいいじゃん』
『えー、何かやだー』
『しょうがないじゃん。今はこれしかないんだから。大きさもちょうどいいじゃん。横のゴム取ればイケるって』
あの日から3年、遂に役に立つ日が訪れたのだった。
───けど、まだ3枚残ってる ( ´~`)ゞ
**野鳥観察日記**
〈6月30日 金曜日〉 梅雨らしい天気
最近は朝、野鳥の面々の声はそんなに聞こえて来ない。夜明け直後から起こされる事もない。目が覚める頃には程よいさえずりが聞こえてる φ(゜∀゜ )
最近の晴れた日の日中の屋根の上なんて、早朝以外はやけどしそうに熱くなってるだろうから、鳥だって来れないだろうな。そんな日は木の枝とか、草陰とかで過ごしているのかな。
そういや、ガーゼにも使用期限があったような?