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気分はどんよりです

最終回です m(_ _)m

 〈7月13日 木曜日〉曇り 夕べわずかに雨 今朝もほんの少し雨



 もうちょい早く降りやがれ。



 **



 微かに雛の声聞こえる?


 朝、俺は急いでベランダに出る。


「‥‥‥‥だよな」



 俺んちの近所のどこかにもムクドリさんの巣がある。


 去年も同じ辺りから声が聞こえてた。毎年同じ所に巣を作るんだろうね。


 あっちは酷暑下も無事だったようだ。君たちは無事育ってくれ。




 昨日書いた回は、俺の単なるネガティブな勘違いの思い過ごしで、今日になればボツ原稿として削除し、このままムクさんの子育ての続きを文章化できることを願っていたけれど、そうなんない。


 残念ながら今年もうまくいかなかった。


 今になって思えば、俺はベランダにムクドリさんの水飲み場の洗面器くらい置いといてあげれば良かったかもなぁ‥‥なんて思う。


 それくらいなら野鳥に干渉するって程でも無いと思うし。俺、気が利かなかったよな‥‥‥



 ムクドリさん、たまご生まれてから巣立ちを迎えるまでだけでも険しい道のりなんだな‥‥と改めて思った。


 大人になったらなったで、パートナー見つけんのも、巣を確保すんのも、ライバルたちとの勝負に勝たないとゲット出来ないし。


 天敵避けながらやっと雛育て始めた途端、天候は味方してくれなくて───



 野生って厳しい。だけど、それが本来の生き物の生き方だ。



 人間と違って、その身ひとつでこの世を生き抜く自然の生き物たちを俺は尊敬してる。そして憧れてる。



 人間も原始時代にはそういう時代もあったんだよなー‥‥‥


 俺は人間に生まれなきゃなんなかったんなら、せめてそんな時代に生まれていたかったなー。真っ先に死んでるかもだけど。



 きっとそんな時代には自ら命を断つ人なんて、一人もいなかっただろう。


 困難があったら、『闘う』か、『逃げる(移動)』か、『潜んで回避』の3択で、自分を無くそうだなんて考えつかないんじゃない?


 まあ、それが俺が野生に、鳥の世界に憧れる1つの理由ではあるかも。




 なんだかこんな残念な結末になってしまいましたが、自然の摂理だから仕方がない。


 最後までお読み頂きありがとうございました。


 秋の繁殖期には、ムクさんはここに来たことないから、また来年の春に期待しよう!


 

 


 ───では、俺もこれにて退場。さようなら |_-))))


 



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