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天才青年  作者: 白桜
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主人公語り

突然だが俺は転校することになった


理由は女関係のいざこざ


自分で言うのもなんだが、俺の顔は整っている。母がフランス人なので、ハーフなんだがめちゃくちゃ母に似て容姿は銀髪に紫眼だ


それで、幼稚園、小学校、中学校と女にモテてきた。ちなみに今は高校1年だ。しかし、女はうざい。勝手に告ってきて、断ると泣かれて優しくしたとほざく。俺としては、好きでもない奴と付き合うのは不誠実だから断っているに過ぎないのに。あとは、告った後に返事も聞かずに逃げていったくせに彼女ずらして、本当にうざい。物が無くなったりすることもざらにあったし、俺が話しかけたと言うだけでいじめの対象になっている子も見てきた。そういう部分を見ていて、女に嫌悪感が湧いてくる。全ての奴がそうだと思わないが、表面上は優しくしても内心では嫌ってる。


なぜ女が嫌いなのに優しくしているのかというと、俺の家は世界的に有名な財閥企業だからだ。でも金持ちの学校は色々とめんどくさいから、いままで親に頼んで公立の学校に通ってた。まあだけど、決定的に俺が転校することになったのは、あることを立ち聞きしてしまったのだ。


その日は偶々、忘れ物をしたので教室に戻ると、女子が数人話しているのが聞こえた。その内容はこうだった。女子の中に俺に告ってきた奴がいた。そいつは俺に振られた腹いせに無い事吹き込んでいた。


曰く、俺は遊び人でセフレがたくさんいるらしい


曰く、人の彼女を奪っては捨てているらしい


曰く、俺は男と関係を持っているらしい


などなど色々な誹謗中傷が聞こえてきたが、どうでもよかった。俺は自分に関心がないのか、自分の悪口を言われても気にならなかった。そんなわけで、女は醜い生き物だと思った。だから、俺には一生彼女ができないと思った。両親は俺の好きなようにしていいと言った。ということで、5月の連休明けから俺の家が理事を務める中高一貫の男子校に編入する事にした。


ちなみにその男子校の理事長は俺だ。中3の頃から押し付けられた。自慢じゃないが俺は所謂天才の部類に入る。多分そういう面から見て、押し付けられた気がする。


まあそういう訳で、男子校に編入することになった。

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