表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/27

ストックを作る

 本来であれば、投稿する小説はきっちり完成させた方がよいものです。

 しかし、ネット小説の良さの一つに、「完結させていなくても投稿できる点」が挙げられます。

 この利点は大きく、例えば読者の反応を見ながら話の方向を変える、読者のリクエストに答えた話を作る、などの使い方もできます。

 また、普通は完成原稿でなければ受け付けてくれないのが公募ですが、ネット小説の公募では、「締め切りまでに○○文字以上あること」という条件さえ満たせば完結していなくてもOK、という場合が多いです。

 そういった点からも、「とりあえず書き始めてみた」とか、「途中までは話ができている」とか、そういった人でも投稿したり、賞に参加したりすることができるのが、ネット小説の強みだといえます。


 ただ、例えば毎日更新しようと考えた場合、実際に出来るかというとなかなか難しいと思います。

 長編小説の場合、先の話が決まっていなければ書けませんし、ましてや投稿も更新もできません。また、急に用事ができたり病気になったりすることも考えられるため、いつでも書ける状態にあるとは限りません。

 当然用事や病気などの場合は無理する必要はまったくありませんが、平時でも「今日は書く元気がない」と思うことが出てくるでしょう。

 そういったときのために、いつでも更新できるようにストックを作っておいた方が、更新がスムーズになります。

 特に序盤は、話の設定や書きたいことが多いためにどんどん筆が進むのではないかと思います。ここで一気に書いておき、投稿は少しずつ、というスタイルを作っておくとよいでしょう。

 やり方はいろいろありますが、適当なツールで書けるだけ書いて、「書きかけの小説」を作る際にキリのいいところで区切って分割して登録、としておくとよいのではないかと思います。


 毎日更新する利点は大きく、読者に対する信頼性も上がります。毎日とはいかなくとも、定期的に更新できれば、同様の効果が得られるでしょう。

 しかしながら、もしも今後作家を目指すのであれば、「毎日書く」という癖は着けておいた方が良いです。でなければ、毎日書き続けなければならないことに対して耐性ができません。


 職業作家を目指すかどうかに拘らず、書くのが好きな人は自然にできると思いますが、慣れていない人は「書ける時には書き、投稿するときは少しずつ」を心がけてみましょう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ