まえがき
私が「小説家になろう」を利用し始めて、もう四年くらい経つでしょうか。ネットへ小説投稿というものを初めて経験してから、小説の腕は上がったのか下がったのか現在よくわからない状態です。
現在ネット小説を書く人はかなり増えており、作品数も相当数に上ります。その中で「良作」と呼ばれるものを探すのは、なかなか難しいでしょう。また、それだけの数があると、いくら自分の作品がいい作品でも、多くの人に読まれるとは限りません。
しかしながら、それでも「読まれる人」と「読まれない人」というものには差がありますし、同じ小説投稿サイトでも読者の好みが違ってきます。
では「小説家になろう」ではどういう小説が読まれるのか。そして、どうすれば、「小説家になろう」に投稿した自分の小説が読まれるのか。このエッセイでは、そういったことをを考えながら、「小説家になろう」の使い方や、読まれる小説の傾向などを考えていきたいと思っています。
もちろん、「読んでもらう方法」が全部分かっているなら、私はその方法を実践し、たくさんの小説を書いて沢山の読者を獲得しているでしょう。しかし、当然私の小説を読む読者は少ないですし、私の小説は「小説家になろう」の需要とはずれています。ですから、「これが正解」というものではなく、「フィーカスはこう考えている」という感じで読んでもらえればと思います。
前回のエッセイ「ワタシトノベル――私の小説の書き方メモ」と同様、かなり気まぐれで書いていますので更新頻度はまちまちです。ですので、なかなか更新されなくても「そんなもの」ととらえていただければ幸いです。
また、前回のエッセイよりも、「小説の書き方」については少なくなると思います。主に「小説家になろう」での傾向やネット小説について、あるいはどういうものを書けばいいか、どういうふうに書けばいいかという考察を行っていきたいとおもいます。
そんなこんなで、書くのに飽きるまでお付き合いいただければと思います。
【このエッセイを読む上での注意】
・更新日は決めていません。かなり気まぐれで書いているため、一日に何本も書くこともあれば、何年も書かないこともあります。
・どこから読んでも問題ありません。気になった項目や、自分ができていないと思った項目から読んでみてください。
・個人的な意見が大部分を占めます。すべてを鵜呑みせず、参考程度に利用してください。
・もし「ここはこう思う」「私はこうだと思う」と思ったことがありましたら、何でも感想欄に書いていってください。自分の創作論も大歓迎です。あなたの感想を含め、すべてがこの作品です。一緒に切磋琢磨しながら、この作品を作っていきましょう。