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TSして魔法少女になった俺は、ダンジョンをカワイく攻略配信する~ダンジョン配信は今、カワイイの時代へ~  作者: あけちともあき
勇者パーティ、スパイス!編

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244/373

第244話 勇者パーティ抜粋チーム!

 勇者パーティは自由に組み替えてもいいことになっている。

 毎回七人で動くんじゃ大変だからね。


 ということでー。

 今回はユーシャちゃんに実戦経験させまくろう! というコンセプト。


 スパイスとシェリーとユーシャちゃん、そして特別ゲストが来てくれています!


「いよー、おじさんサタンって名前なのに出てきちゃっていいわけ? いいんだなーこれが。サタン・イラでーす」


「イラちゃんおひさー!」


「スパイスちゃんじゃーん。かなり腕上げたんだってー? 見てたよー」


 スパイスとイラちゃんで、いえーいとハイタッチするのを、シェリーが「か、かわいい……」とぶるぶる震えながら見ているのだった。

 ユーシャちゃんはイラちゃんを見て、「こ、この人もおじさん……!! 配信者界、あまりにも奥が深すぎる~」


 うんうん、衝撃だよねえ。

 さてこの配信。

 目的地はとある廃ショッピングセンター。


 ダンジョン化したそこは、ゾンビがもりもり出てくるようになってしまって、取り壊せなくなったんだとか。

 重機が入ろうとすると、ダンジョンからゾンビがわらわら溢れ出てきて、オーエス! と重機を押し返すんだと。


 ちょっと平和的なダンジョン……?


 これなら練習台になるでしょ、ということで、今日はシェリーと二人でユーシャちゃんを連れてきているわけです。


『彼女が魔女だとすると、主様より新しい唯一の魔女ですねー!』


 フロータ曰く、スパイスの唯一の後輩ということに!

 それは色々教えてあげなくっちゃなあ。


「さ、行きましょ。でもスパイス、どうして部外者のイラを呼んだの?」


 シェリーの質問に、スパイスはお答えします。


「それはねー、勇者パーティの配信は他の配信者と、かけ離れたものではないよーってお伝えしたくってですね」


 馴染みのある配信者とコラボすることで、すぐそこで魔王との戦いが行われてるから、みんな応援してねみたいなメッセージが籠もっているわけだ。


「そんじゃスタート! どーも! こんちゃー! スパイスでーす!! 本日の勇者パーティ配信は、スパイスのチャンネルからお送りします! あ、シェリーも同時にやってるよ。向こうはイギリスのリスナーが対象だからねー」


※『こんちゃー!』『うおっ、イラちゃんいるじゃん!』『当たり前みたいな顔してスパイスちゃんの横に立ってる!』


 そしてさらに隣のユーシャちゃん。

 うんうん、スパイスたちと並ぶと、大人のお姉さんっていう感じだねえ。


「よほー。イラだよー。そんじゃあ、ひよっこ勇者のレッスンをやっていこー」


 向こうでもシェリーの挨拶が終わったみたいで、Aフォンを引き連れてやって来る。

 スパイスたちもシェリーの配信画面に向けて、手を振ったり飛び跳ねたりした。

 おお、反応があるある。

 おじさんが可愛いことにすごい衝撃を受けてるみたいだ。


※傲慢『憤怒!? 君は確か滅ぼされたはずでは……!!』


 なんかイラちゃんの知り合いっぽい人がいる?


 さてさて、ショッピングセンターに近づくと……。


『ウボアー』


「うわーっ、いきなりゾンビが溢れ出してきた! 数がいるぞー!」


 だが!

 今回は後衛パーティ。

 近寄られる前に、魔法がばんばん飛んでいくのだ。


 ゾンビがあっという間にばたばたと倒れていった。


「シェリーの呼び出したその半分魚になってる馬、射撃攻撃するんだー!?」


「ケルピーね。周囲に小さい泉を呼び出して、水を弾丸にして射出するの。ケルピーと話し合って、色々ミックスしてパワーアップさせたのよ」


 うおーっ、そんなことができるのか、カード召喚!

 ユーシャちゃんも、現代魔法ファイアボールをぶっ放し、アフームたんがこれを加速させる。

 おおーっ、ただのファイアボールも速度が上がっただけでかなり印象変わるなあ。


 ゾンビたちを巻き込んで飛んでいき、ドカーンッと爆発する。


『ウグワーッ』


 ゾンビがやる気なさげな悲鳴をあげて消えていった。

 とりあえず、外に出てきた分は終わり。

 中に入ってみましょうー。


「ゾンビものの映画ってさー、こういう見通しの悪いところを歩いてさー、それであちこちから出てくるゾンビが怖いっつーかびっくりするじゃんねー」


『ウボアー』


「こんな風にさー」


『ウグワーッ』


 先頭を歩くイラちゃん。

 喋っている間に、棚を突き抜けてゾンビが腕を伸ばしてきたら、そこを指先でピンと弾いて燃え上がらせた。

 炎の塊みたいになって、倒れるゾンビ。


「うわーっ、ベテランの風格ですねー」


 ユーシャちゃんが感心すると、イラちゃんはちっちっちっと指を振った。


「イラはキャラを確立したからねえ。期待されるアクションをすると強くなるわけよ。ユーシャはまだそういうの少ないでしょー? お約束をね、擦っていくのが大事なのよー」


「いいこと言ってるー!」


「含蓄があるわねー」


 スパイスとシェリーでうんうん頷く。

 イラちゃんのいい話は、アフームたんが記録しているようだ。


 眷属化してる気がするけど、基本的にはドローンだし、なんかAフォンに近い機能まで生えてきてるのね。


「よーし、じゃあ一旦作戦タイム! 周りのゾンビを一掃するぞ! ファイアストーム!!」


 スパイスはイグナイトスパイスに変身し、周辺に炎の嵐を吹き荒れさせた。

 ゾンビたちがウグワーッと倒れて、辺りが静かになる。


「スパイスが思うにー。ユーシャちゃんは魔法に頼ることが多いと思うんだよね。でもスタイル的には勇者……つまり近接戦も望まれてると思うので、このゴボウセイバーを擦っていくのが正しいと思う」


「な、なるほどー!」


「スパイスも武器でやってみるので、ユーシャちゃんもやってみよう!」


「おっし、私も武器のモンスター召喚しとくわ」


「イラも鎌でいくかー」


 後衛パーティが一転!

 前衛装備だ!


 さあ、ユーシャちゃんの前衛戦闘スタイル、開発していくぞー!

お読みいただきありがとうございます。

面白い、先が気になる、など感じられましたら、下の星を増やして応援などしていただけると大変励みになります。


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― 新着の感想 ―
ここにも善の大魔王が!
傲慢さん、忙しいだろうにはづきっち案件で自国の有料配信者が行ってるとなると配信をちゃんとチェックしてるのですねぇ。 そして一目でバレる大罪要素w
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