表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

「爆心地」 #140字小説

作者: 空明凜

俺の祖父は禿げていた。

祖父は、頭を揶揄われるたびに、

「爆弾が落ちてん。これは禿げやない、爆心地や」

と言って笑わせてくれた。

常に、笑いを忘れない人だった。

十年前に亡くなってこのセリフは聞けなくなったけど、とうとう俺にも爆心地ができてきた。

おい、じーちゃん。天国から爆弾落としてんじゃねーよ。


※お題は、HK氏から頂きました。ありがとうございます。

 ツイッターの方でも、不定期で呟いています。良かったら「空明 凜」で検索よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ