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プロローグ

　日本には古来より様々な神々を崇拝してきた。しかし、その実態は曖昧なものである。

　しかし、神を見た、神と対話をした、あるいは神から人知を超えた力を得たとゆう者は歴史上に幾度か躍り出てくる。その者達は己のカリスマ性を存分に振るい人々の上に立つとこもあった。

　だがそれらの者達もやはり曖昧なもので神様は存在するとゆう「確信」が有るとは言えないのであった。

　神様は存在するのか？

　信じる事で救われるのか？

　この二つの疑問は遥か昔から疑う者は恐らくいたに違いない。

　しかし近年では化学の進歩により過去では神頼みしか方法がなかった事が神様の力ではなく人間の力で対応する事が出来るようになると、人々の心から「神様の存在」が薄れつつあり、いつの間にか「信仰心」を無くしてしまった現代。

　その中で出会ってしまった一人の少女と一柱の神様の物語です。